対象:住宅・不動産トラブル
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築8年の木造一戸建てですが、壁紙に数箇所ひびが入っています。
長いもでは1mほどのひびがあります。
約1km離れた場所に線路があり、電車が通るたびに家が揺れるのですが、その影響もあるのでしょうか?
構造上に問題があるのではないかと心配しています
また、こういう事象は、住宅保障(10年)が適用され、無償で修理してもらえるものなのでしょうか?
櫻井さん ( 神奈川県 / 男性 / 31歳 )
回答:3件
木材の「動き」によるものだと思います
構造材としての木材は生き物の体の一部であったわけですから、それぞれに個性があります。
木は乾燥や湿潤によって多少の差はあれど動きます。建築当時の乾燥状態にもよりますが、ほとんど動かないものもあれば、大きく動くものもあります。
壁紙の下地の石膏ボードは釘でがっちり留められているので、時に動きの違いが顕著な部位で引っ張られて割れることがあります。
これは、無垢材ではそうですが集成材でも時々は見かけます。
通常は8年経っていれば落ち着くものですが、実はもっと早い時期におきていたのが目に見えてくるのにそれくらいかかった可能性もあります。
下地を補修して壁紙を張り替えれば大体は直ると思います。
大きな地震のあとに出来たというのでなければ、基本的には構造上の問題ではないと思います。
瑕疵にあたるかは状態にもよると思いますが、ある意味不可抗力な部分もあります。
工務店さんとよく相談してみてください。
回答専門家

- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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弘中 純一
建築プロデューサー
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ひび割れの原因をはっきりさせる
壁にヒビ割れが起こる原因にはいくつかありますが、多くは下地材の乾燥収縮によるものです。
その場合、工事完成後2年以内には「ヒビ割れ」として表われますが、このようなヒビ割れは10年保証の対象にはなりません。
櫻井様のお宅の場合には、築8年目にしてヒビ割れが起きたということですが、まずは、ヒビ割れの原因をはっきりさせる必要があります。
つまり
構造的なことが原因か、そうではないかということです。
もしも、構造上重要な部分の瑕疵が原因であった場合には、10年保証が適用されますので、もちろん補修工事は施工会社の責任でやってもらうことになります。
ただし、構造的なことが原因となりますと、補修工事は単にヒビ割れを直すだけではなく、原因となっている構造的な問題を解消しなければなりません。
そうなると、補修工事費用も莫大ですし、原因の究明も確実にやらないといけません。
施工会社としても、簡単に補修工事に応じるものではありませんので、解決までには相当の時間がかかることもあります。
構造的なことが原因でなければ、深刻なことにはなりませんが、補修工事は櫻井様の負担で行うことになります。
まずは
原因が何か・・・をはっきりさせる必要がありますので、建築した住宅会社に連絡をして、点検をしてもらって下さい。

市川 均
建築家
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ひび割れの位置で構造的原因かどうかある程度わかります
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
構造的原因で、言い換えると建物が揺れた事によって出来る壁のひび割れの位置は、設計図があればある程度わかります。構造的に硬い壁と柔らかい壁との継ぎ目や、構造的に力が集中する所に発生します。例えば、窓の周辺とか、下地の繋ぎ目などにひび割れが多く発生します。いずれにしても専門家に見てもらえばある程度の事はわかる事も多いので、先ずは建ててもらった建設会社に見てもらってください。それで、納得いく回答が無ければ、またいつでもご相談ください。
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