対象:住宅・不動産トラブル
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弘中 純一
建築プロデューサー
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ひび割れの原因をはっきりさせる
壁にヒビ割れが起こる原因にはいくつかありますが、多くは下地材の乾燥収縮によるものです。
その場合、工事完成後2年以内には「ヒビ割れ」として表われますが、このようなヒビ割れは10年保証の対象にはなりません。
櫻井様のお宅の場合には、築8年目にしてヒビ割れが起きたということですが、まずは、ヒビ割れの原因をはっきりさせる必要があります。
つまり
構造的なことが原因か、そうではないかということです。
もしも、構造上重要な部分の瑕疵が原因であった場合には、10年保証が適用されますので、もちろん補修工事は施工会社の責任でやってもらうことになります。
ただし、構造的なことが原因となりますと、補修工事は単にヒビ割れを直すだけではなく、原因となっている構造的な問題を解消しなければなりません。
そうなると、補修工事費用も莫大ですし、原因の究明も確実にやらないといけません。
施工会社としても、簡単に補修工事に応じるものではありませんので、解決までには相当の時間がかかることもあります。
構造的なことが原因でなければ、深刻なことにはなりませんが、補修工事は櫻井様の負担で行うことになります。
まずは
原因が何か・・・をはっきりさせる必要がありますので、建築した住宅会社に連絡をして、点検をしてもらって下さい。
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この回答の相談
築8年の木造一戸建てですが、壁紙に数箇所ひびが入っています。
長いもでは1mほどのひびがあります。
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櫻井さん (神奈川県/31歳/男性)
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