対象:損害保険・その他の保険
住宅を購入することになりました。火災保険には加入するのですが、その際、建物だけでなく、家財に対しても加入しておくべきでしょうか?
購入する家は新築一戸建で長期優良住宅で耐震性の等級は最高等級と住宅メーカーさんは言っているのですが、地震保険は加入しておくべきでしょうか?また、地震保険も建物だけではなく、家財に対しても加入しておくべきでしょうか?
wansaさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )
回答:5件
地震による火災の影響を考慮してください
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
火災保険を考慮する際には、大きく3つのポイントがあります。
1.保険の対象(建物と家財)
2.補償の内容(火災保険、住宅総合保険、住宅総合保険+プラスアルファ)
*上記は従来の表記です。各保険会社によって呼び名はまちまちです
3.地震保険の有無
今回、自己居住用の住宅であれば、建物だけではなくて、
家財に対しても保険をかけてください。
火災保険は、『生活』を補償するものです。
建物だけ補償されても家財がなければ生活ができません。
自己居住用の物件であれば、必ず家財に対しても
保険に加入されることをおすすめします。
補償の内容は、状況によって異なります。
ただ、自己居住用の物件であれば、
住宅総合保険以上の補償内容をおすすめ致します。
弊社も保険代理店として保険を取り扱っておりますが、
実際の保険金請求としては、
水漏れ、盗難、物体の飛来・衝突による屋根、外壁等の破損等が
多いと思われます。
これらの補償は、いわゆる火災保険のみでは保険の対象となりません。
基本的には、
住宅総合保険の補償内容でかなりの部分をカバーしますが、
小さいお子様がいる場合には、「不測かつ突発的な事故」に
対応した補償内容の方が良いと思います。
地震が原因となって発生した損害については、
すべて地震保険の補償対象となります。
仮に、地震によって隣家が火災となり、
それをもらい火してこちらが火災となっても
こちらが地震保険に加入していなければ
補償されません。
地震保険では、被害の程度を、
「全損」「半損」「一部損」の3つに分類されて
保険金が支払われます。
今回のお聞きしている長期優良住宅の建物であれば
地震によって建物自体が直接的な損害を受ける可能性は
低くく、大地震においても「半損」もしくは
「一部損」程度の損害になる可能性が高いと思います。
したがって、仮に地震保険に加入していたとしても、
その補償額はあまり期待できません。
ただし、地震を起因とする損害がすべて地震保険の範疇となるので、
隣家との間隔が狭く、地震による火災のもらい火が心配な場合は
加入しておいた方が良いと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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地震保険は入る方がいいのでしょうか?
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、火災保険は建物の補償であって、その中にある家具や家電などの財産に対して、火災があった場合の補償は適応されません。
ですから、火災保険と同時に家財保険にも加入することをお勧めいたします。
以前、ボヤを起こしてしまい消防から建物内部にかなり水をかけられた方がおりましたが、火災保険ですべて補償してもらえると思っていたようです。
しかしながら、この方は家財保険に加入していなかったために、家具調度品等はすべて補償されませんでした。
万一の場合には、多額の出費になりますのでご注意されて下さい。
また、地震保険は最近では加入される方が増えましたね。
で、地震保険は、地震を起因とした火災や損害などに対して補償されるものです。
また、全壊もしくは半壊でないと保険金が出ないなどの条件はありますので、加入前にはよく確認されて下さい。
資金的に余裕があれば、家財や地震の保険にも加入されることです。
また、住宅ローンを利用している場合には、保険料が安い保険商品もありますのでご検討されてはと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明や個別のご相談をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
アネシスプランニング
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回答専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
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地震保険加入者が増えていることは事実です。
wansa様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、wansa様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考)
1.保険加入目的は万が一を想定するものですが、家財加入額には家族状況に合わせたパッケージ的の補償額と契約者の積算(希望額)を基に補償額を決定する方法があります。合理的に考えれば積算にて火災保険の特約として付加させることをお勧めいたします。
2.さらに、地震保険は建物(基本保険)及び家財(特約)の各々2分1まで加入することが可能です。そして、地震保険は最長5年間の更新となります。
3.そして、仮に住宅ローンを金融機関にて申込みする際に、火災保険(含む地震保険等)も同借入期間のご提案されると思いますが、wansa様家の実情に併せて銀行関係等で契約するか或いは他の損保保険代理店で契約するかのご判断をされてください。
4.尚、火災保険の内地震保険のみが、年末調整や確定申告の際、所得控除(地震保険料控除:最高5万円)されます。最後に地震保険加入の可否申し上げれませんが、地震保険加入者が増えていることは事実です。
以上
島津 勝仁
ファイナンシャルプランナー
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個々の状況にもよると思います
wansaさんこんにちは
ファイナンシャルプランナーの島津と申します。
21年3月の損害保険料率算出機構調査によれば、全国平均では火災保険加入者の45%が地震保険に付帯加入しているようです。(大阪府の場合44%)私自身は関東の人間ですので
関西エリアの地震発生状況が良く分からないのですが、関東エリアではいつ大地震が起きてもおかしくないので、私は基本的にご加入をお勧めしています。実額の所得控除もありますし。
但し、RC構造(鉄筋コンクリート)のような堅牢な造りの住宅の場合は地震で倒壊あるいは損壊する可能性が極めて低い為、地震による火災発生が高いエリアかどうかで見方が変わってくると思います。
実際阪神大震災の際は、家は倒壊していなくても地震による火災で全焼してしまった家が多かったのですが、地震保険に加入されていなかった方々は保険金が全く降りなかったと聞いています。
上記のように燃え広がる可能性のある場所にお住まいの場合は、家財にも地震保険を掛けておかれれば、保険金額の半分ですが守られますので、安心感につながるとは思います。
尚、家財の設定保険金額については、年齢・家族構成等から標準的な金額が算出されますが、正直バブル時代の設定ではないかと思われる位高めの設定が出てきますが、ご自身の算出で設定し直せますので、必要以上に高めの設定で保険料が高くついてしまわないようご注意下さい。また、耐震性の高い住宅であればそもそもの保険料もかなり安く(在来木造と比べ)抑えられるはずですので、その点もしっかりと注意してご検討なさって下さい。
ご参考にして頂ければ幸いに存じます。
西垣戸 重成
不動産コンサルタント
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加入しない理由
wansaさんはじめまして。住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
敢えて、加入しないための理由を列挙してみましたのでご参考にしてください。
家財保険
・万が一の場合でも、再び家財を調達する資金はあるから大丈夫
地震保険
・耐震性があるため、万が一でも自己資金でカバーできる損傷だと予想
・全壊しても火災保険金額の半額が上限なら保険料金が割高過ぎる
・我が家にはガスはなく、オール電化だから火災にはかなり安心
・耐火性の高い建物だからまず火災になることはない
・隣家とは距離があり、類焼することはまず考えられないなど・・・
以上、ご参考のひとつとなれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
「地震保険」に関するまとめ
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地震保険は万が一の備え!もしもの時があっても安心できる準備をしておきましょう
地震速報が流れても自分が住んでいない場所だと全然気にしませんよね。でも、これがもし自分の住んでいる場所だったらどうしますか?地震保険は万が一の備え。家が倒壊しても保険に入ってることでサポートされることは多いはず。最近は地震保険のが値上がりしていることもありますが、そんな料金の話も専門家にお任せ!保険のプロが詳しく解説いたします。
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