対象:損害保険・その他の保険
お世話になります。
火災保険を見直して考えていますが、時価契約で、評価金2000万円で、契約金額1000万円です。調べてみると一部保険になるみたいですね。
一部損の場合は、比例てん補計算になるみたいで、計算方式が書いてありましたが、全損の場合も比例てん補計算なのか、契約金額の1000万円なのか知りたいです。 評価金まで保険をかけないといけなかったのでしょうか?
miminnさん ( 岐阜県 / 女性 / 39歳 )
回答:6件
再調達価格(新価)での加入をお勧めします。
「まいど・おおきに」の大阪から書かせていただきます。
この場合ですと、全焼の場合、1000万円ですね。
火災保険を見直す場合は、新価での保険料試算されてはいかがですか、
火災保険は自動車保険の車両保険とは違い、新価(現在、同等のものを新たに購入する金額)
で加入できます。
*時価とは、新価から経年による劣化や使用による消耗分を控除した額
保険会社から各種火災保険もオリジナル商品が出てきております。
中には新価契約しか出来ないものもあります。
保険料に問題がなければ新価での見直しをお勧めいたします。
また一年払いより長期一括払い、長期年払いなど割安な掛け方もあります。
ちなみ地震による火災は「地震保険」がないと支払えません。
私の話がすこしでもお役に立てたら幸いです。
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保険の見直しをおすすめします
他の方のおっしゃるように、現状の契約では全額の支払いはされません。
再調達価格での見直しをオススメします。
保険料が高くなる可能性がありますが、きちんとした保障を考えてください。
火災保険の検討のしかたですが、保険パーソンは、
1.火災・破裂・爆発
2・風災
3.水災
4.水漏れ、物体の衝突
・
・
・
最後に地震保険はどうしますか?
と商品にあわせて説明しますが、
リスクの大きさで考えてください。
最近の火災保険は、かなりオーダーメードできますので。
東京リスクソリューション
http;//www.tokyorisk-s.com
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
評価金額までかけましょう。
はじめまして、kinnkinnさん。
''マネースミス''の吉野です。
ご質問の通り、一部保険では比例てん補になりますが、全焼した場合は保険金額が全額出ます。
また、保険金額が保険価額の80%以上であれば、保険金額を限度として、実際の損害額で支払われますが、80%未満の場合は損害保険金が減額されます。
損害保険金額=損害額×保険金額÷(保険価額×80%)
という計算になります。
kinnkinnさんの場合、保険金額が保険価額の50%ですので、保険金額を増額しておく必要があると思います。
森 和彦
ファイナンシャルプランナー
-
こういう場合は全額でますか?(回答)
Kinnkinnさん
こんばんは。
例えば
1億円で購入した建物に5000万円の保険をかけました。
火事がおこり、建物の損害額が2500万円であった時、支払われる保険金は
2500万円×5000万円(保険金額)÷10000万円(保険価格)=1250万円です。
(保険種類によっては前記説明および算式の
「10000万円(保険価格)」を「10000万円×80%(なかには60%)」に
緩和しているものもあります。)
この方程式に当てはめるとKinnkinnさんの場合
1000万円×1000万円(保険金額)÷1000万円(保険金額)
=1000万円となります。
問題はさらに時価契約ということですね。
支払保険金はあくまでも時価が限度となりますので、
長期で契約した場合は、1000万円払われない可能性があります。
時価契約で検討されているということは
5年超の長期契約で検討されていると思いますが
再調達価格で契約をされることをおすすめ致します。
今はどこの損保も保険金額の設定にはかなり慎重なので
代理店に相談すれば、ちゃんと説明してくれるはずです。
がんばってください。
その他参考になれば嬉しいです↓
http://blog.so-net.ne.jp/prevent/
有限会社プリベント 森和彦
加藤 惠子
ファイナンシャルプランナー
-
保険金額の設定
はじめまして、FPの加藤です。
Kinnkinnさんのご契約は確かに「一部保険」に該当して、比例填補計算になります。
保険金=損害額(2,000万円)×保険金額(1,000万円)÷時価・評価金額(2,000万円)
となり、保険会社から支払われる保険金は1,000万円です。
実際は、保険金額が時価の80%以上であれば、保険会社は損害額の100%を支払ってくれます。
そうなると、
保険金=2,000万円×1,000万円÷1,600万円(2,000万円×80%)
という式になり、保険金は1,200万円となりますが、保険金額が支払限度額ですから結果1,000万円となります。
火災保険の契約方法には、今回の「時価契約」と再調達価格で保険金額を設定する「新価契約」があります。建て直すことを考えたら、時価で算出された保険金では建築資金は不足してしまいますので、いざという時に役にたってもらうためには、やはり再調達価格での契約の方がいいと思います。ただし、古い家で、火事で燃えたら後片付け費用くらい出ればいいということであれば、時価契約でもかまいません。そして、一部保険とみなされないように、時価額の80%以上で保険金額を設定するのが基本です。
参考までに、時価の計算方法は、
新価×(経年減価率(目安は年1.5%)×年数) で出します。
新価は、建築価格又は購入価格と建築年に基づく年次指数で求めるか、都道府県別の新築費単価×面積で求めます。但し、当然のことながら建築材料によって価格の差がありますので、+-30%は調整ができます。
大関 浩伸
保険アドバイザー
-
回答申し上げます。
kinnkinnさん、こんにちは。フォートラストの大関です。
よく勉強されてますね。
おっしゃるとおり、現在の保険契約は「一部保険」となりますが、全損の場合は、
1,000万円が支払われます。
比例填補制の下では、保険金額は評価額までかけるべきでしょう。
また、時価払でなく、新価払での契約を考えてみるべきでしょう。
これは、専門用語で「再調達価額」(再調達価格は誤表記です)といいますが、
特約付保という形式になっていて、保険金額の設定が評価額の80%以上であれば、
「新価で払う」というものです。
また、一方では、比例填補制の設定を採らない保険会社の商品も一部あるのも
「知られざる事実」です。(全国の代理店、専門家でも殆ど知られていません)
1,000万円の範囲で、実際の損害額が支払われるというものですが、
これで十分だとすれば、こちらでもいいと思います。
以上、参考にして下さい。
ご不明な点がありましたら、個別にお問い合わせ下さい。
(現在のポイント:-pt)
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