対象:損害保険・その他の保険
現在、一戸建ての新築を建築中の施主です。
3月上旬引き渡し予定でして、火災保険のプランで
「類焼損害補償特約」を付けるか(必要か)迷っています。
隣家の状況によっていは外してもいいのではと思い質問しました。
敷地約80坪、立坪約25坪の木造(在来工法)の2階建てです。
「構造級別=H構造」、外壁・屋根はガルバリウム鋼板です。
周り(隣家)の状況は、
南は、我が家が南北縦長の土地の中に北よ寄りに建物が建っていて、
南側に7~8mほど庭があります。
その向こうは現在田んぼです。
東は、1.5mほどの水路がありその向こうに一軒家の庭があります。
その庭の主の建物は我が家からは水路挟んで北東にあります。
北は、土地が隣接しており、我が家と同様に北寄りに一軒家があります。
我が家とその隣家の建物とは8~9m離れています。
そのスペースは庭と車2台のカーポートがあります。
(つまり家どうしは離れているが、お隣の車は近いです)
西は、6mの道路を挟んで一軒家(建売未入居)があります。
(同じ道路を挟んだ北西側にも一軒家があります)
素人目に見ると、上記のように比較的隣家とは密接してないと思うので
類焼する被害は少ないのでは、と。
つまりこの特約は外してもいいのではと考えています。
ただし保険期間35年でその特約(支払限度1億)の有無での保険料の差額は
1万8千円程度です。
また、「個人賠償」も付けるか悩んでいます。
(一事故につき、個人賠償1億、受託品賠償10万が限度)
こちらも付けると保険料は4万3千円ほどアップします。
その他特約として
「事故時諸費用保険金」、「残存物かたずけ費用保険金」
「地震火災費用保険金」、「損害防止費用保険金」
があるのですがこれらも本当の必要性を知りたいです。
家を購入するとトータル数千万円の金額になるので、
数万くらいがとても小さな額の感覚になり、それが積み重なって
数十万の予算アップになります。
火災保険も35年の長期で考えると安心を得るために
ついつい色々付けてしまいがちです。
自分の状況で本当に必要な保険だけを選別したいので
専門家の方のご意見をお願いします。
(長文ですみませんでした)
hanamarusanさん ( 岐阜県 / 男性 / 39歳 )
回答:1件
回答が遅れ、申し訳ございません
hanamarusan 様
こんにちは。せっかく、ご利用頂いているのに、回答が遅れ申し訳ございません。
早速ですが。
☆ 類焼損害補償特約
仰るような状況ですと、付けなくても良いと思われます。
☆ 個人賠償
「お子様はいらっしゃいますか?」
「(ご家族様を含め)自転車は利用されますか?」
「ペットを飼っていらっしゃいますか?」
この特約を付けるか否か、以上の3つの質問がポイントになると思われます。
また、「受託賠責」は無くても良いと思います。
補償の上限が10万円、と小さいので。
☆ 事故時諸費用保険金
火災保険は実損填補です。なので、修理もしくは再築等をした場合、
保険金は手元に残りません。ですが、事故時諸費用保険金は「火災保険の保険金」にプラス
されて払われるもので、実損填補ではなく、使途に制限はありません。
つまり、手元に残る保険金なのです。
私は付けておいた方が良いと思います。
☆ 地震火災費用保険金
地震などにより、半焼以上の損害が生じた時に、保険金を受け取ることができます。
半焼以上ともなると、保険金を受け取るハードルは高いですが、
実際に半焼以上の損害を蒙った状況では、ありがたい保険金かもしれません。
地震保険を契約していて、なおかつ、保険料を節約したい、ということであれば
無くても良い特約だと思います。
(地震保険の代わりに地震火災費用保険金を付ける、という選択はおススメしません)。
☆ 残存物かたずけ費用保険金&損害防止費用保険金
特約保険料は、それほど大きくない、もしくは自動付帯の特約だと思います。
いかがでしょうか?
回答が遅れたので、「今さら」かも知れませんが。
ご参考になれば、幸いです。
回答専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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