対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
はじめまして。よろしくお願いします。
私は35才、夫37才、年収600万、子供はいません。
これからできれば2人は欲しいと思っています。
今は家賃9万円のアパートに3年住んでいます。
私はそろそろ購入したいと思っているのですが、夫は定年後又は実家が空いたら
実家を改築して住むのでそれまでの約25年賃貸でいいというのですが。
同居はないのでそれより早くなることはありません。
このまま賃貸であれば貯蓄の1,500万は今のところ改築費に回せますが、
購入すると頭金に消えてしまいます。さらに管理費、修繕費で引かれます。
もし購入した方が良い場合、いくら位のどのような物件がよいでしょうか?
merryさん ( 神奈川県 / 女性 / 35歳 )
回答:5件
このまま賃貸でいいです。
はじめまして。
「さくらシティオフィス」の松本です。
あなたにお考えいただきたい事柄が、
中心となりますが、回答させていただきます。
お子さんが生まれれば、生活環境が変化します。
今までどおりの生活スタイルを変更する必要性が生じます。
育児にかける労力や時間が増えることになります。
生まれたばかりのお子さんは、
大きな泣き声をあげるのが大きな役割の一つです。
夫の実家が空くということは、
相続が発生することにより、
夫が相続財産として、実家を分与される。
仮に、そのように解釈しますと、
相続が発生するまでのあいだに、
夫の親を介護する必要性が生じたときに、
誰が、どこで、どのように介護していくのかを、
予め、考えておかなければならないように思えます。
管理費、修繕費との記述がありますので、
マンションの購入を検討されているように受け止めています。
貯蓄の一部を取り崩して、
住宅取得のための借入金を背負ってまで、
マンションを購入されることが、
今現在のあなたに必要だとは思えません。
万が一、夫やあなたが、事故やご病気など、
不慮の事態が発生した場合の対応策も、
視野に入れて、考えていただきたい事項です。
住宅ローンへの対応を迫られることが、
容易に想定されるからです。
良質で賃貸できるお住まいを探し出せる都市においては、
さまざまな購入要因を分析してから、
購入メリットのほうが大きい状況でないと、
購入することをお勧めすることはできません。
購入されるのであれば、
ご夫婦で、よく話し合われてからでも、
決して、遅くはありません。
夫の考えとあなたの考えを素直に話し合われて、
結論を出していただければと思っております。
あなたが迷っておられる事について、
参考材料になっていれば、幸いです。
評価・お礼

merryさん
まずは子供がいるかいないかでも考え方が違うので
今のところは賃貸でいようと思います。
目先のことばかり考えていましたのでこのような意見を頂き
大変参考になりました。
ありがとうございました。
回答専門家

- 松本 仁孝
- (大阪府 / 行政書士)
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
離婚 相続手続き ライフプランニングのご相談を承ります。
離婚、相続手続き、家計の見直しや不動産についての相談。また、相続発生前の事業承継についての相談をお受けしていて、気づかされるのは綿密なプランを作成することの重要性です。行動される前段階でのあなたに役立つプランづくりを応援しています。
物件によっては購入の方が得の場合がございます。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
賃貸vs購入については、いろいろな考え方があり、
終わることのない永遠のテーマだと思います。
別の専門家の方がおっしゃっているように、
根拠なく自分の商売のために不動産の購入を
すすめるケースは確かにあるとは思います。
本当の意味でプロとしてお客様のことを考えた場合、
直感や感覚ではなくて、
きちんと数値で現状を認識して頂ければと考えております。
例えば、今回は、25年間で実家に戻ることを想定しているので
35年間での支払い総額で議論をしても意味がありません。
「merry」さんが誤解をしてはいけないので、
最後に簡単なシミュレーションをつけておきましたので、
ご参照ください。
今回、現状ではマンションをご希望だとは思いますが、
仮に3000万円から3500万円程度の土地付建物で、
土地だけの価格で2200万円~2700万円程度のものがあれば、
シミュレーション上は、戸建て購入の方が、
200万円~400万円程度の得となります。
参考までに、
同様のシミュレーションをマンション購入と想定すると
賃貸のままの方が、おおよそ100~250万円程度の得となります。
(管理費・修繕積立金を2.5万円/月で算出)
戸建てとマンションの維持管理において、一番金額的に異なるのが
管理費と修繕積立金です。
戸建てでも同様のメンテナンス費用を準備しておく必要があります。
しかし、売却を前提とした場合、最低限の準備金で対応を
していけば、マンションの修繕積立金よりもかなり節約をすることが
可能だと思われます。
住まいについては、ライフスタイルの多様化により、
絶対ということはありません。
今回、ご提案させて頂いたような戸建て物件
がお探しのエリアにあれば、購入の検討も良いと思います。
ご主人と話し合って、一番心地のよい住まいを実現してください。
公正・中立な専門家として、簡便な数値計算させて頂きました。
「merry」さんの正しい判断のもとになればと考えております。
少しでもお役に立てれば幸いです。
補足
今回のシミュレーションでは、
ずっと家賃9万円の賃貸に暮らした場合と
3300万円の物件(戸建て)を購入して
25年後に2500万円で売却できた場合を
想定して比較しています。
(家賃とローンの支払いをほぼ同じにしています)
借入金利についても、議論の多いところなので、
固定金利のフラット35の最低金利2.32%に
団体信用生命保険相当分として0.3%の上乗せをした
金利で計算を行っております。
25年後の売却価格に関しては、予測の範囲でしかありませんが、
今回、800万円程度の価格下落を想定しています。
物件のエリアに依存するところですが、
評価としては、土地のみの相場価格を想定してください。
いくつか標準的な想定のもと計算しております。
いろいろな人の意見はありますが、
きちんと数値を検討したうえで、結論を出して、
後悔のない選択をして頂ければと思います。
上記の経済的なもの以外で、メリットとして、
住宅ローンには、通常、団体信用生命保険が付いているので、
保険の見直しにより、毎月の生命保険料を下げることができる場合があります。
また、首都圏においては、賃料と住宅ローン支払いが同程度であれば、
購入しておいた方が、広い間取りの建物に住めることが多いと思います。
さらに、賃貸と違い、建物を自由に変更することができるので、
個人のこだわりを実現した、気持ちの良い居住空間を作ることができます。
【賃貸の場合】
『支出の部分』
賃料総額 9万円/月×12カ月×25年=2700万円
更新料 9万円/1回×12回=108万円
支出総額 2800万円(10万円以下切り捨て)
入金部分はないので、
賃貸の場合の最終収支 2800万円の支出
【購入して売却した場合】
購入の前提
購入費用:
3300万円の物件、諸費用が200万円⇒合計3500万円
資金調達:
2480万円の借入、自己資金1020万円⇒合計3500万円
借り入れ条件(フラット35(固定金利)を想定)
借入金額2480万円、借入期間35年、金利2.32%、
毎月支払90,262円/月(約9万円)
売却の前提(25年後に売却した想定価格)
売却価格:売却本体価格2500万円、売却諸費用100万円
25年後の住宅ローン残債 950万円
『支出の部分』
購入時の自己資金 1020万円
住宅ローンの支払い総額 9万円/月×12カ月×25年=2700万円
売却諸経費 80万円
住宅ローン残債の支払 950万円
固定資産税等 10万円/年×25年=250万円
住宅のメンテナンス等 100万円
支出総額 5100万円
『入金の部分』
売却本体 2500万円
購入した場合の最終収支 2600万円(5100万円-2500万円)
【賃貸と購入・売却の比較】
賃貸と購入・売却の場合の収支の違いは、
2800万円-2600万円 ⇒ 購入した方が、200万円の得となります。
住宅ローン控除が適用になる物件であれば、
上記に追加して、10年間最大でおおよそ220万円程度の
還付を受けられる可能性があるので、その場合は、
400万円以上も購入した方が得となります。
評価・お礼

merryさん
大変分かりやすく、詳しく計算して頂きありがとうございました。
この地域では3,500万で一軒家は築30年前後でも買えるか微妙なので
まず買えてもリフォームが必要となり、予算オーバーとなる可能性があります。
今は何も不自由なく生活していますが、金銭面でこのまま賃貸ではもったいない気が
していたので、質問させていただきました。
子供ができ、部屋が必要となった時等、今の部屋では問題が出てきた時、
改めて考えたいと思います。
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。

小向 裕
不動産コンサルタント
7
賃貸の方が、リスクは少ないかもしれません。
初めまして、不動産コンサルタントの小向と申します。(マンション業界歴約20年。)
将来的に、親の家や土地などを相続するなり、見込があるのであれば、敢えて資産を減らすリスクの高い住宅の購入をすることは、私はあまりお薦め致しません。
通常、不動産業界で住宅の売買や仲介で収益を挙げたり、資金相談などでフィーを稼ぐ仕事をメインにしている専門家などでは、仕事のネタとしてはどんどんお金を消費してもらった方が企業(不動産会社や金融機関)としては、有り難いことです。
また、日本の経済的な面を考慮した場合でも、現在住宅購入を後押しする施策(優遇措置)が講じられているのも、景気対策の一環です。
例:フラット35の金利優遇幅(金利が1.0%も優遇)、登記費用・印紙代などの諸費用関連の優遇、住宅ローン控除(対象の融資金額)など
住宅の購入を単純な資産のみの価値観で考えるのか、資産のみの観点ではなく、家族の拠点・住み心地・快適な空間・設備機器などという別の観点で考慮した場合には、全く別の考え方にもなります。
つまり、快適な生活を過ごす為のコストという意味で、将来的に住宅購入した物件の資産価値が減ってしまったとしても、その間の利用(居住)したコストと考えれば、それなりの覚悟はできるかもしれません。
今後、家族(子供)が増えたり色々なケースが想定されると思われますが、合理的に割り切った考え方ができるのであれば、賃貸住宅でいつでも簡単に転居できるということは以下示すリスクを避けることができます。
住宅購入の際、想定されるリスク(トラブル)
1.近隣(マンションなら上下・隣)トラブル
2.ローンの返済が滞る可能性(病気・介護・失業など)
3.欠陥住宅
住宅ローン3000万円を仮に金利3.0%で元利均等、返済期間35年で借りた場合、総返済額は約4849万円になります。つまり、借りた金額の1.6倍程度が元本と金利を含めた総額となるのです。
これに、仮にマンションであれば毎月管理費や修繕積立金など、また毎年固定資産税などの負担がございます。
少しでも参考になりましたら、幸いでございます。
以上
補足
補足
住宅ローン3000万円を仮に金利3.0%で元利均等、返済期間35年で借りた場合、総返済額は約4849万円になります。つまり、借りた金額の1.6倍程度が元本と金利を含めた総額となるのです。
これに、仮にマンションであれば毎月管理費や修繕積立金など、また毎年固定資産税などの負担がございます。
いずれにしても、買わなくても済む方は、無理して買わない方がリスク面考慮した際には、無難な選択であるでしょう。
もしも、不動産会社やコンサルタント(ファイナンシャルプランナーなども含め)に訊けば、まず購入することを薦める人がほぼ90%以上であろうと思います。(お客さんが住宅を購入すれば、自分の商売のネタになりますから、普通は敢えてそのチャンスを逃さないですね。買わないことを薦める専門家は少ないですよ。利害関係が無いので、私にはこのような助言ができるのです。)
私のブログ ⇒ http://fanblogs.jp/iimansion/
私のCM ⇒ http://cmizer.com/movie/84987
評価・お礼

merryさん
大変詳しく教えていただきありがとうございます。
利害関係がない方の意見なので大変参考になりました。
今のところ賃貸でもいいのかなと考え方が変わりました。

小向 裕
このたびは、評価いただきまして有難うございます。
購入するには、リスクを負う覚悟とコストがかかるという事です。合理的な資産価値だけに重きを置いた考え方だけではない、住宅という利用価値にも着目した場合など、人それぞれの価値観やライフスタイルで、状況は異なります。
従いまして、merryさんご家族のライフスタイルやライフプランによって、何が良い選択であるかをよくお考えいただき、結論を導き出して下さい。
尚、ご相談される相手を選択する際は、利害関係のない専門家が公正中立に判断できることを覚えておいて下さい。(売買や仲介を目的としている方は、利害関係がある為、不動産を購入することを推奨しないケースはまずありませんので。)

徳本 友一郎
不動産コンサルタント
5
このまま賃貸でいいのでしょうか?
merryさま
はじめまして、スタイルシステムの徳本です。
もし購入されるのであればという前提で回答させていただきます。
60歳で定年とすると、23年以内での住宅ローンを完済を目指しましょう。
現在の貯蓄の半分を頭金に使うとし、自己資金比率を考えると
2500万円~3000万円の価格帯の住宅が良いと思います。
また、
・ご主人さまの年齢的に仕事が一番忙しい時期
・定年後は賃貸にして老後の生活費にあてられるように
ということを考えて、「立地優先」で探されるとよいでしょう。
評価・お礼

merryさん
購入するとなるとやはり妥協点が多い気がしました。
駅近で3千万はこの辺ではないので、しばらく様子を見ます。
計算までして頂きありがとうございました。

西垣戸 重成
不動産コンサルタント
5
現在、エンジョイできる方を選択!
merryさんこんにちは。住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
賃貸は、持ち家に比べて金利や不動産価格の変動リスクが少ない点が魅力です。大きな不満なく、生活がエンジョイできるのであれば十分だと思います。
一方、ご実家を引き継がれることは、親族間でまとまっているお話なのでしょうか?この予定の確実性が問われるところです。
また、相続されることが間違いのないものでも、必ず25年後に改装して住まれることも確定でしょうか?売却することはあり得ませんか?
その時にならないと分らない程度のご予定の場合、その予定に縛られて現在がエンジョイできとなれば、これは折角の人生が勿体ない感じです。
現在を優先し、人生をエンジョイできると思われる方を選択させてはいかがでしょうか。
一方、購入される場合の適正な物件価格の件ですが、アドバイスさせていただくにはもう少し情報が必要です。大きな要素として生活費、そしてお子さまのご予定をどのように盛り込むかにより大きく違う数値になります。
どのような要素を考慮すべきかどうかについては、このページ内のキャッシュフロー表をご覧いただくとお分りいただけると思います。
⇒http://profile.allabout.co.jp/pf/nishigaito/c/c-39836/
(オールアバウト内のコラム)
ちなみに、現在の家賃と同額程度の返済額から逆算した場合、2300万円前後(金利2.3%)はお借入いただけます。
もし、適正購入価格をきっちりとご確認されたい場合は、ライフプランとキャッシュフロー表の作成をお勧めいたします。以上、ご参考となれば幸いです。
評価・お礼

merryさん
実家の改築は絶対譲れないと言われ、落ち込んでいるところに
このような回答を頂き気分が少し晴れました。
ライフスタイルが変わるまでは不自由ない今の賃貸でいようと思います。
ありがとうございました。

西垣戸 重成
merry 様
ご返信有難うございます。
ご主人は堅実な方のようですから安心感がありますね。住まいは人生を楽しむための道具だと思いますから、極力、道具に左右されず人生を楽しんで参りましょう! EYE-PLUS 西垣戸 重成
(現在のポイント:3pt)
このQ&Aに類似したQ&A