対象:不動産売買
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中古のマンション(又は一戸建て)購入か現状の賃貸継続か迷っています。
私の現状は
・35歳、独身、法律事務所事務員(転勤はありません)
・年収約350万。
・賃貸アパート
家賃7万(駐車場1台5000円込み。付近の相場は1.5万)
2DK(約40平米)
です。
購入を検討している物件は
価格 900~1500万円
(管理費、修繕費、駐車場、税金などを考慮して月7~8万円に)
3LDK以上(65平米程度)
勤務地が福岡市ですので、購入検討物件は少し郊外にでればあるのですが、
私としては現在住んでいる地域の役員をしたり、
地域のコミュニティにも参加していることから、
校区を離れたくはないという思いがあります。
しかし、佐賀の実家はゆくゆくは私が後継ぎとして帰ることを考えると、
結婚したら実家に帰りたいという強い思いもある一方、
職の事情から、福岡で生活をせざるをえず、
そうであれば月7万円の賃料をずっと払い続けるよりは、
最終的に不動産が残るように購入してローンを返済したほうがよいのでは??
と考えているのです。
現在結婚の予定はありませんが、
できれば結婚はかんがえておりますので、
あまり狭い部屋を購入したり、賃貸でも転居できずにいます。
・現状の賃貸を続ける
・現状の家賃程度であればローンを組んでも購入
・他の地域での生活を考える
など選択肢はあるのでしょうが、いかがなものでしょうか?
masankun820さん ( 福岡県 / 男性 / 35歳 )
回答:4件
購入するか賃貸を継続するかについてですね。
はじめまして。
「さくらシティオフィス」の代表者、
ファイナンシャル・プランナー CFP®認定者、
不動産コンサルタントの松本です。
気づいた点について、書かせていただきます。
今後における、
あなたのご事情に対応する必要があるように思います。
あなたのケースでは、
今後、起こり得る確率が高い事項を優先して、
考えていくことになります。
ご質問内容から読み取れるのは、
あなたが実家で営んでいる家業の承継者であること。
結婚されれば、実家へ帰ることへの強い思いは、
あなた自身が、実家の家業を承継する者としての自覚から、
生じているものと推察しております。
家業を承継されることが、
すべての前提になっている以上、
現在のあなたに固有の事情があると思いますが、
プランニングにおいては、実家に帰られることを、
優先順位第1位として、考えていかなければなりません。
もし、購入された場合、どうなっていくのかについて、
考えをめぐらせていく必要があるように考えます。
実家に戻ることが確実視されますので、
売却することになろうかと思います。
売却価額が住宅ローン返済残高を下回った場合、
オーバーローンの状況になってしまいます。
このような事態は、家業を承継する者として、
避けなければならないことです。
あなたが承継する家業への影響が懸念されるからです。
あなたのご事情から見ても、
リスクマネジメントの観点からも、
現状の賃貸のお住まいを継続されることが、
最善であるように考えております。
少しでも、お役に立てていれば、幸いです。
回答専門家

- 松本 仁孝
- (大阪府 / 行政書士)
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
離婚 相続手続き ライフプランニングのご相談を承ります。
離婚、相続手続き、家計の見直しや不動産についての相談。また、相続発生前の事業承継についての相談をお受けしていて、気づかされるのは綿密なプランを作成することの重要性です。行動される前段階でのあなたに役立つプランづくりを応援しています。
基本的には賃貸継続がいいと思いますが・・・
不動産投資・管理をしておりますノースエステートの大槻と申します。
将来の帰郷や今後のライフイベントを考慮すると、やはり賃貸の継続が良いかと思います。
ただ、ポイントをしっかり押さえれば購入も選択肢に入ります。
そのポイントは、「自己使用しなくなった時、賃貸運用できるか」です。
将来ご実家に帰られる時、ローン残債の関係で売却は難しいと思います。
ですので賃貸に出したとき、毎月の賃貸収入で住宅ローンを賄えるかどうか、という点が重要になります。
単純に現在の家賃相場と住宅ローンの額の比較ではなく、向こう20年を見越したシュミレーションをして、「運用できる」物件であれば購入もアリです。
もし購入を検討して不動産業者さんに行くなら、向こう20年の家賃や管理費・修繕積立費、税金を含めたシュミレーションをしてもらってください。
売りたい業者さんのポジショントークだけでなく、第三者のシュミレーションも参考に判断してください。
回答専門家

- 大槻 圭将
- (東京都 / 不動産業 不動産コンサルタント)
- 株式会社ノースエステート 代表取締役
運用は慎重に。同じ心の温度で長期的ビジョンをお手伝いします。
顧客の代理人として、目先の利益に走らない不動産エージェントでありたいと考えています。仮に自社利益が減る提案でも、それが顧客にとってベストならプライドを持って提案したい、それが長いお付き合いになり、私共とお客様の発展に繋がると考えています。
住宅の購入か賃貸かについて
masankun820 さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
「将来の夢」や「老後の生活設計」は人それぞれで、100人いれば100通りあります。
購入か賃貸のままかについては、この時点でハッキリとした判断は出来かねるので、参考に読んで頂けたらと思います。
まず、将来的な売却や賃貸の可能性も考えて購入を検討しているのであれば、
・希望通り賃貸や売買ができる物件・エリアなのか?
・今現在でも売れ残っている物件は売却時も苦戦するのではないか?
・売却時に長所となる特徴をもった物件なのか?
などを考え、今のことよりも将来のイメージ・予測・分析など、自分自身の視点だけでなく、この物件を他人がどう思うかまで考え、自分の将来像に合った本当の希望物件を明確化することが大切になってきます。
また、希望通りの物件が見付かっても、予算よりも若干高いという状況は良くあることです。無理して購入したために、後々ローン破綻へとなっては
意味がありません。
大切なのは「いくら借りられる」ではなく「いくらなら返せていける」です。
住宅ローンは借りる金額が大きく返済期間が長いので、金利が0.1%違うだけでも返済額が100万円単位で変わってくる場合があります。
購入か賃貸かの判断をする場合、ただ漠然と「家が欲しい」ではなく、「何の為に住宅購入をするのか?」
今現在のことだけでなく「将来の自分(家族)はどうなっていたいのか?」を真剣に考え、明確化することが第一と考えます。
その上で、「購入・賃貸」「都会・郊外」「戸建て・マンション」「新築・中古」などの其々のメリット・デメリットを考慮し、自分の将来像にピッタリな選択(購入か賃貸か)や、デメリット部分(郊外は売却や賃貸に比較的不向きなど)が自分のライフプラン(人生設計)の足を引っ張らない物件か判断するべきかと思います。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
FPによる住宅ローン初回無料相談 http://www.ad-cast.co.jp/money/loan/
住んでから気になることを事前に説明 物件調査報告 http://www.ad-cast.co.jp/purchase/object-report/
補足
結婚をお考えとのことですが、住宅ローンを利用してマイホームを購入する方は、ほとんどの場合、団体信用保険という保険に加入いたします。この保険に加入したことによって、もし万が一のことがあったとしても、住宅ローンは団体信用生命保険が肩代わりしてくれることになります。ご家族にローンや家賃の支払いが無い住まい、売却することで現金化できる資産を残せることは経済的なメリットと言えます。
デメリットに影響しない為の対策や判断も大切ですが、メリットを活かした買い方も意識して頂けると、より良い判断が出来るかと思います。
・現在の自分の状況や、将来起こりうる問題点を把握し、解決していくためのライフプランシミュレーションを行う。
・マイホーム購入(団信加入)を機に、無駄な保険料を払い続けない為の保険の見直しを行を行う。
・金利が上がったときの返済額っていくらくらいなのか?繰り上げ返済の効果的なタイミングっていつなのか?など明確にするためのローンシュミレーションを行う。また、支払額が予算内で収まる借り入れ条件を選ぶ・交渉する。
これらを行ってから判断することで、間違いの少ない判断、無理のない希望物件の購入・ローンの支払い、現実的な将来像を計画することができると思います。
回答専門家

- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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賃貸か購入かについて
masankun820さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『中古のマンション購入か現状の賃貸継続かで迷っています。』につきまして、masankun820さんにおかれましては、ご記入されている内容からすると佐賀の実家の跡を継ぐことになるのか、あるいは、現職の事情から福岡での生活を継続していくのかが、今のところはっきりとはしていませんので、現在の状況で中古マンションを購入するのかあるいは賃貸に住み続けるのかの結論を今の時点で出すことはお勧めできかねます。
結婚のことも含めて、もう少し将来の進路がはっきりとしてから、中古マンションを購入するのかあるいは賃貸にするのかにつきまして、結論を出しても決して遅くはないと考えます。
特に、結婚をした場合、奥様の意見も尊重する必要がありますので、今の時点で結論を出す必要性は乏しいと考えます。
よって、今のうちにしっかりと貯蓄を行っていただき、将来、住宅を購入するようになったときにも、借入金額が少なくて済むようにしておくことをお勧めします。
また、合わせて将来のライフイベントにつきまして、じっくりと考えてみることもお勧め致します。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
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