対象:住宅資金・住宅ローン
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回答数: 2件
回答数: 4件
こんにちわ。
夫婦(ともに36歳・共働・世帯年収900万)と子供2人(4歳と1歳)の4人家族です。都内23区内での土地付き一戸建て(新築・延床110mm・3800万円)の購入を考えています。自己資金で全額賄えそうですが、知人に減税面で優遇されるからローンを組んだ方が良いとアドバイスを受けました。例えば10年・1000万円位で無理にでもローンを組んだ方が長期的には家計にプラスになるのでしょうか?全額自己資金にした場合は貯蓄が0に近くなるので、ローンを組むのもアリかなと思い揺れています。どうか専門的なアドバイスを宜しくお願いします。
補足
2010/07/02 13:565~10年後に田舎にUターン予定です。現家賃は144万円/年。この期間のみ東京に住むために住宅購入する必要があるのかも、そもそも論として悩みだしました。可能であればこの根本疑問にもアドバイス頂ければ幸いです。
あきこさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:10件
判断のポイントについて
あきこ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、確かに、住宅ローン控除の適用要件を満たせば、今は、年末残高等×1%の税額控除を受けられます。
例えば、年末に1000万円の残高があれば、その年は、10万円が税金から戻ってくるということです。
話を簡単にするために、翌年末900万、その翌年末が800万...というふうに残高が減っていくと仮定すれば、ざっくりと総額で55万円くらいが戻ってくるということですね。
その上で、手元に残る1000万円を適切な方法で運用できるのであれば、借りた方が有利と思う可能性もあります。
但し、もちろん、お金を借りれば、金利や保証料等が掛かりますし、住宅ローン控除は、「適用を受ける各年の12月31日まで引き続いて住んでいること」が要件ですから、5~10年後に田舎にUターン予定の場合は、途中で適用を受けられなくなることもあります。
したがって、判断のポイントは、今後10年のライフプランと、手元に資金を残す場合の運用方法となります。あとは、田舎にUターンした場合に、売るのか貸すのか、という話もありますよね。
お書きいただいた「そもそも論」を含め、素人なりに決めてしまうのではなく、できれば専門家と一緒に、ライフプランシミュレーションを実施して、慎重にご検討されることをおすすめします。
評価・お礼
あきこさん
森本先生
こんにちわ。
分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
熟慮の上、この度は購入しない事に決めました。
「素人なりに決めて」しまわず、こちらでご相談させて頂いて良かったと納得しております。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
自宅購入におけるローンの利用
その友人の言われる通りです。今の税制が継続し、年収も同程度であるという仮定の基に借入額が仮に3800万であれば、最大で380万分の所得税等の減税が受けられます。その為、全額借入による住宅購入も可能です。(フルローンによる借入)
1年目は38万円になります。
但し、金利が掛るのでそれとの見合いにはなります。
そんな中で、東京スター銀行では預金と融資額が同額であれば金利がゼロになるという融資があります。下記参照ください。
http://www.tokyostarbank.co.jp/products/loan/homeloan_starone/index.php
こちらを利用されれば、10年間、差し引き金利ゼロで住宅ローン減税の恩恵を受ける事が可能となります。(10年後には期限前返済を掛けられたらローンを終了する事可能です。)
あきこ様は自己資金で住宅を購入する事が出来るという恵まれた状態におられるので、その後の事も考慮して不動産投資やその他の投資に関しても数年掛けて検討されて、残債の減った分を投資に回される等されるのも悪く無いかと思います。
評価・お礼
あきこさん
向井先生
こんにちわ。
分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
熟慮の上、この度は購入しない事に決めました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
P.S.東京スター銀行の融資は画期的で面白いと思いました。機会があれば是非利用しようと思いました。
重ねて、お礼申し上げます。
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
損得で考えると危険です
あきこ さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
住宅ローン控除をあてに、わざわざローンを組むことはお勧めできませんが
全額自己資金で購入されて、貯蓄が0円になるのであれば、多少は住宅ローンを組んだほうが良いでしょう。
どちらが損か得かというより、住宅購入後に預貯金が0円になってしまうことがリスクだと思います。
生活資金や急な出費のために、手元に預貯金をある程度残しておいてください。
どうしても、住宅ローン控除の恩恵を受けたいのでしたら、東京スター銀行の預金連動型の住宅ローンをご検討されてみてください。
住宅ローンの残高から預金額を引いた部分に利息がかかってきますので、仮に住宅ローン借入額と同額の預金額があれば利息ゼロで住宅ローンを借りれて、住宅ローン控除も受けることができます。
(ただし、諸費用は若干高めで、団信保険料が別途必要となります)
それと、5年~10年後に本当に田舎にUターンするのか、
再度ご家族で話し合いをされてみてはいかがでしょうか?
例えば10年後にUターンをした場合、上のお子様は14歳、下のお子様は11歳になってします、
今後の進路 (公立 or私立、都内or田舎) も重要になってくる時期だと思います。
場合によっては、Uターンをしないという選択肢も浮上してくるかもしれません。
もう一度、ご夫婦でよく話し合いをし、ご家族の将来像を考えてみてはいかがでしょうか?
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
評価・お礼
あきこさん
藤森先生
こんにちわ。
シンプルかつ分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
仰る通り「再度の話合い」・「子供の進路」も重要項目ですね。
なかなか難しい所ですが意識してベストを尽くしたいと思います。
住宅購入に関しては、熟慮の上 購入しない事に決めました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
回答専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
2
住宅購入の件
あきこさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『例えば、10年・1,000万円位で無理にでもローンを組んだ方が...』につきまして、住宅ローンを組んで住宅ローン控除を利用した場合と、全額を自己資金で賄った場合とで、どちらが有利になるのかにつきましては、控除することができる所得税額と住宅ローンを組むことで支払うローン金利を比較する必要がありますが、ローン金利につきましては、変動金利と長期固定金利とでは適用金利も異なってしまいますので、簡単に比較することは難しくなります。
ただし、今までの経験則からすると、住宅ローンを組んで住宅を購入した場合に比べて、例え住宅ローン控除の適用が受けられなくても、全額自己資金で住宅を購入した場合の方が有利になるケースがほとんどでした。
尚、あきこさんの場合、5年から10年後にはUターンも予定していますので、こちらで全額自己資金で住宅を購入した場合に、田舎に行ったときの住宅をどうするのかということは、今のうちにご主人様とも良く話し合っておく必要があります。
具体的には田舎に家があれば改めて購入する必要はありませんが、リフォーム費用が必要になってしまう可能性があります。
また、お子様の今後の教育費用などのことも十分に考慮したうえで、東京で住宅を購入すべきかどうかを判断するようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
あきこさん
渡辺先生
こんにちわ。
分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
「経験則から~例え住宅ローン控除の適用が受けられなくても、全額自己資金の方が有利になる」が心に残りました。
今回は熟慮の上、購入しない事にきめました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
渡辺 行雄
あきこさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
小向 裕
不動産コンサルタント
3
手元資金がほぼゼロというのは危険です。
初めまして、不動産コンサルタントの小向と申します。
都内で一戸建てを購入検討中とのことですが、余裕資金として、不測の事態に備える意味でも1年程度の生活費+アルファは、残しておいた方がよろしいかと思います。
例1:生活費30万円なら ⇒ 30万円×12+100万=460万円程度
例2:生活費50万円なら ⇒ 50万円×12+200万=800万円程度
現金のみで購入する方が、諸費用は少なく済みますが、万が一のことを考慮した場合には、とても不安ではないかと思われます。
諸費用との兼ね合いもあろうかと思いますが、1000万円~2000万円の間位で借り入れをし、幾らか手元資金を置いておく位のゆとりがあった方が良いと思われます。
住宅ローンの借り入れについては、年末時点での残高で、所得税の控除で還付されてきますので、この制度を利用するのも良いでしょう。
※根本的なご質問についてですが、5年ないし10年以内にUターンすることが決定されているならば、無理をして住宅購入をすることは、私はお薦めしませんね。
その理由
1.デフレ傾向なので、購入した不動産は、将来の売却時の資産価値が下落している可能性が大きい。
2.少子高齢化で空室率は上昇しており、家賃も競争原理が働く可能性があり、少しづつ下落する。
3.よく、「家賃がもったいない。」という台詞を耳にしますが、無理して購入して将来売却する際の不動産の価値の目減り分を想定すれば、何が良いかは想像に難くない。
※余程、人気のエリアで、希少性の高い土地、または素晴らしい建物など、誰もが中古物件となっても欲しがるような好物件であれば、逆に値下がりしないかもしれません。そのような資産価値が下がらない物件であるならば、購入しても良いと判断できます。
※今後消費税が増税されたり、日本の経済状況次第では地価や不動産価格がどうなっていくかは、不明です。誰も正確に予測することは不可能です。(あくまでも現時点での傾向と市況を想定した中でのものとご理解下さい。)
少しでも参考になりましたら幸いです。
以上
評価・お礼
あきこさん
小向先生
こんにちわ。
シンプルかつ分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
「将来売却する際の不動産の価値の目減り分を想定すれば、何が良いかは・・・」が心に残りました。熟慮の上、この度は購入しない事に決めました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
田中 歩
宅地建物取引主任者
5
住宅購入は、少しでも自己資金が多いほうがお得です。
はじめまして。あゆみリアルティーサービスの田中です。
自己資金vsローンというお話ですが、「余剰資金が潤沢であれば全額自己資金がお得」と私は思います。
なぜならば、購入不動産の価値が永遠に不変とした場合、全額自己資金であればその資金が不動産に変換されたにすぎませんので、実質的にあなたのお金が第三者に流れたり、減価したりすることはありません。(諸経費等除く)
一方、ローンであれば、全額であろうとなかろうと、元本返済部分は不動産に変換されますが、金利は第三者(金融機関)に流出します。
したがって、全額自己資金が最もお得となります。
ただし、全額自己資金で購入するためには、少なくとも1年程度の生活資金が残らないと、安全性という意味で極めて危険です。
「ローンが得だ」というのは、投資の世界の話です。
ローンを使えば、少ない自己資金で投資することができます。
しかも、不動産の利回りよりもローン金利のほうが小さければ、大きく儲けることができるからです。
一方、住まいとしての住宅購入は、投資ではなく、(返済が完了した際に)そこに住み続ける権利と安心感を得るという類のものですから、余裕があるならば、自己資金の比率を高めて購入すべきだと考えます。
自己資金の割合については、あなたのご家族の生活スタイル(教育なども含む)によって変わってきますので、生涯キャッシュフローシミュレーションを行い、適正な割合を見出したほうがよいでしょう。
なお、5年~10年でUターンをお考えとのことですが、そうなると、敢えて購入すべきではないと考えます。
なぜならば、先ほど、購入した不動産の価値が永遠に不変と仮定しましたが、土地の価値がこれから上昇するとは思えませんし、建物価値は10年程度で半値以下になるのが一般的だからです。
土地の相場が変わらないとしても、建物の市場価値は半減しますので、全額自己資金の場合800万円程度はロスすると思います。
ローンを組んでいれば、800万円のロスに加え、金利が第三者に流出するわけですから、もっと厳しいでしょうね。
じっくりそして慎重に検討してくださいね。
株式会社あゆみリアルティーサービス
HP: http://www.ayumi-ltd.com/
Blog:http://ayumi-ltd.livedoor.biz/
Twitter:http://twitter.com/ayumiltd/
評価・お礼
あきこさん
田中先生
こんにちわ。
分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
「住宅購入は住み続ける権利と安心感を得るという類のもの」が心に残りました。
分かっているようで分かっておらず、言葉にしてみて初めてキチン認識できました。
熟慮の上、この度は購入しない事に決めました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
賃貸での家計をお勧めします
あきこ様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
資産運用の観点から、考えますと年限が決まっているのでしたら、賃貸が一番有利です。
ほぼ賃貸料×期間だけのコスト負担です。
不動産を保有しますと、購入時には購入のための経費(物件価格の5~8%)、その後も固定資産税、修繕費、管理費等がかかりますし、売却時には購入時の価格との差(多くは価格が下がり、家賃分よりも大きくなることがあります)
持ち家を購入する場合は、自己資金100%が有利です。できればこちらをお勧めします。ただし、前提として毎月の収支の中から一定金額が毎月貯蓄できる=資産形成が継続される、そして生活費×6ヶ月+今度1年間に予定している大口の支出(たとえば海外旅行など)を預貯金で確保している場合になります。
住宅ローンは借金です。
税の優遇などはありますが、結果として利子分が余計な経費になります。
また、借り入れを返済しながら資産運用もリスクとリターンの関係で、繰り上げ返済に回すことが有利な投資対象になりますから、資金がある場合に借り入れすることは効率的ではありません。
以上参考になれば幸いです
評価・お礼
あきこさん
吉野先生
こんにちわ。
分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
「年限が決まっていれば賃貸が一番有利」が心に残りました。
分かっているようで分かっておらず、先生に断言して頂いて改めて再認識できました。
熟慮の上、この度は購入しない事に決めました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
西垣戸 重成
不動産コンサルタント
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損得で考えるなら視点を変えてください。
あきこさんはじめまして。住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
30代というご年齢でそれだけの自己資金をお持ちであれば、損得を基準とせずにご家族で楽しめる方はどちらかを基準に考えられたらいかがでしょう。
将来の支出が読める点では、賃貸はリスクが少ないといえます。一方の土地付き戸建住宅の購入は、下落リスクが読めないためリスクが大きいといえます。
このリスクの前には、ローン控除と支払利息の損得などは小さなものです。このように考えると、現在の賃貸でご満足であれば購入される理由がみつかりません。
一方、ご家族が過ごされる予定の数年間、楽しく快適に過ごすことができるのはどちらだとお考えでしょうか。
もしも一戸建てだとお考えであれば、例えば10年間で考えた場合、家賃10年分の1440万円以内の値下がりでおさまる保証はありませんから、ある程度の損金を覚悟し購入される必要があります。もし損金なく済めばラッキーということです。
また、別途費用として購入時の登記費用などの諸費用、購入後の固定資産税、そして売却時の仲介手数料など必要経費がかかりますのでなお更損金が大きくなる可能性があります。
そこで結論としては、損得で考えるなら賃貸住宅の方が確実で安心感があります。一方、人生を楽しむ為には一戸建てだというのであれば、リスクを覚悟の上でお選びいただく必要あります。
また購入される場合は、損得からでなく、ある程度の自己資金を手元に残すために住宅ローンを利用されることをお勧めいたします。例えば、1000万円を金利2.0%で10年返済とした場合、月々の返済額は9.2万円程度です。
最後に、あきこさんのご家計には上記のリスクをカバーされる経済力がおありだと思いますが、特に購入を選択される場合は、ライフプランとキャッシュフロー表を作成し、将来の資金の流れをご確認いただくと安心感が違うと思います。ご参考となれば幸いです。
キャッシュフロー表のサンプルを掲載していますので、ご興味があればご覧ください。
オールアバウト内のコラム
⇒http://profile.allabout.co.jp/pf/nishigaito/c/c-39919/
評価・お礼
あきこさん
専門的な視点でのアドバイスに加えて、素人の私の気持ちを汲み取った助言・提案を嬉しく思いました。専門用語を出来るだけ避けて分かり易く解説して頂いたのも良かったです。夫と話し合い、結局現状維持の賃貸生活を選択する事にいたしました。この度は誠にありがとうございました!!
西垣戸 重成
あきこ様
ご返信並びに高評価をいただき有難うございます。少しでも、人生を楽しんでいただくためのご参考となれば幸いです。
EYE-PLUS 西垣戸 重成
山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
-
将来のビジョンとの不具合を調整することが!
あきこ様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、あきこ様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考:三井住友BKの7月金利)
1.あきこ様家の年収(900万円)を考慮して、一戸建(3,800万円)を全て住宅ローンで購入しても、現状の家賃(12万円/月)+αの対応で可能と考えます。
2.住宅ローン返済(例えば、元利均等返済方式)と住宅ローン控除(減税)でプラスマイナスを考えますと、
・住宅ローン3,800万円、期間35年、金利3.08%(全期間固定金利型)
毎月の返済額 147,944円
年間の返済額1,775,328円
当初1年間の支払利息額1,161,778円
・住宅ローン控除(減税)額
*3,800万円×1.0%=38万円(所得税から控除。但し、引ききれない場合は翌年度の住民税から9.75万円を限度として控除されます。
*本来は借入金年末残高を計算のベースとします。又、長期優良住宅の該当すれば減税率は1.2%となります。
3.纏めますと目先のとらわれず、あきこ様家の将来のビジョンとの不具合を調整することが優先と思います。
以上
評価・お礼
あきこさん
山中先生
こんにちわ。
シンプルかつ分かり易いご回答を頂き、ありがとうございました。
仰る通り「将来のビジョンとの不具合を調整すること」が最重要ですね。核心です。
住宅購入に関しては、熟慮の上 購入しない事に決めました。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。ありがとうございました!!
山中 三佐夫
あきこ様へ
高評価を頂き有難うございました。
あきこ様家の将来を見据えたライフプランの実行を期待しております。
FP事務所アクト
山中 三佐夫
平野 直子
ファイナンシャルプランナー
6
損得よりも「どのような暮らし(住まい)方をしたいか」を大切に
あきこ様、はじめまして。
FPオフィス Life & Financial Clinic
http://www.mylifeplan.net
の平野直子と申します。
お子さんを育てながら共働きをして、
自己資金で全額賄えそうになるまで貯蓄をされてきたこと、
本当に素晴らしいと思います。
都内に長く住むことが前提であれば、
頭金の割合やローンの組み方について考えるところですが、
「5~10年後に田舎にUターン」される予定となると、
少し状況が変わってきます。
「5~10年後に田舎にUターン」をした場合に、
購入した住宅はどうされるのか、についても考えてみましょう。
(1)売却をする場合
・購入価格と売却価格の差額(売却価格の方が低いことが多いです)
・売却時の仲介手数料「(売却価格×3%+6万円)×消費税」
(購入時にもかかる場合はプラス)
・住宅ローンの利息や諸費用
といったものを合計して、
戸建てに住む間のコストと考えてみましょう。
(2)賃貸に出す場合
・いくらで貸せるか(空き家リスクも考える)
・管理のためのコスト、住宅ローンなどいくらかかるか
・Uターン後の住居費と平行して支払えるか
などを考える必要があります。
現在の家賃(144万円/年)5~10年分と比較していかがでしょうか?
それだけ支払ってもいいと思えるくらい、
検討中の戸建てで暮らすメリットがあるかどうか、
ご夫婦で話し合ってみてください。
田舎にUターンをするための費用や
Uターン後のご夫婦の収入と支出の予測
お子様の教育費、ご夫婦の老後資金準備についても
平行して考えてみましょう。
そのためにも、ライフプランを作成することをお勧めします。
ファイナンシャルプランナーは、
お客様のご希望を伺いながらライフプランを作成し
夢をかなえるための住まい方についてもご相談に乗っております。
よろしければご相談ください。
ご参考になれば幸いです。
FPオフィス Life & Financial Clinic
http://www.mylifeplan.net
平野直子
補足
「持ち家のメリットとデメリット」や
住宅購入時に考えていただきたい5つのSTEPについて
書いたコラムをご紹介します。
よろしければご覧ください。
↓
All About「共働きのお金の知識」
■「購入vs賃貸!?どうする2人の住まい・後編」
http://allabout.co.jp/finance/gc/12545/
■本当に今が買い時?どうする2人の住まい
(住宅購入5つのSTEP)
http://allabout.co.jp/finance/gc/12550/4/
評価・お礼
あきこさん
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。分かりやすく考え方をご指導頂いただけでなく、専門家の先生にお褒めのお言葉を頂戴できた事を嬉しく思いました。ありがとうございました!!
この度は熟考の上、自宅購入は見送りました。
平野 直子
あきこ様
ご丁寧にお返事くださった上に、高い評価をつけていただき
ありがとうございました。
少しでもお役に立てたようで嬉しいです。
あきこ様とご家族が、これからも幸せな日々を過ごせますよう、願っております。
(現在のポイント:10pt)
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