対象:体の不調・各部の痛み
去年の10月頃にアメフトの試合で左足の内側側副靭帯を損傷しました。自分はすぐ部活に復帰したかったので、医者にもう大丈夫でしょう。と言われたら練習に参加していました。ただ、それにより何回も靭帯を痛めてしまいました。最近では今年の5月にボールをキャッチして左足で着地したら支えきれず、そのまま前に倒れこみました。自分は早く練習に復帰したいです。リハビリの仕方が悪かったのでしょうか。オフシーズンである12~2月にかけて週2回ほど筋力トレーニングをしてきました。痛めてからけっこう日が立ったので自分自身でももう大丈夫だと思って3月からの練習に臨んだのですが、最初の練習でタックル(足に入るような激しいタックルではなかった。)をされて痛めてしまいました。そこから復帰しては痛めの2回繰り返して今に至っています。自分のポジションはRBでよく激しいタックルを受けるポジションなのですが、もうそのポジションに復帰するのは厳しいでしょうか。また、地元の医者には手術の選択肢もあると言われましたが、あまりおすすめはしないと言われました。また、コーチに言われたのですが、他の医者の指示も仰いでみたらどうだと言われました。今自分は何が良い判断なのか全くわかりません。何か良いアドバイスがあればよろしくお願いします。
補足
2010/06/05 02:50最初のけがの症状は、頑張れば自力で歩くことはできました。足の曲げ伸ばしはあまりできませんでした。MRIを見てみると、内側側副靭帯損傷で、前十字も少し痛めていたそうです。半月板は痛めていないそうです。
鳥マンさん ( 鳥取県 / 男性 / 20歳 )
回答:3件
陳旧性 膝関節内側側副靭帯損傷の疑い
はじめまして、ご質問ありがとうございます。
どの程度の膝関節内側靭帯損傷(以下MCL損傷)かわかりませんが、
MCL部分断裂と前十字靭帯(ACL)不全断裂の合併損傷と考えます。
とくに膝関節は体重負荷や移動など運動軸の役割と固有感覚受容器という反射を司る
センサーの役割がありますので、損傷時のプライマリケアや運動処方が重要です。
またアスリートそしてアメフトのようなコンタクトスポーツ選手は比較的、身体機能面
やメンタル面でも繊細ですので治療計画や運動処方次第で治療成績・評価・予後に影響
を及ぼします。また再損傷のリスクも高くなります。
よって一般の方の損傷に対するストレスとQOLを含む満足度とは区別しなければなりません。
鳥マンさんの場合、受傷時から安静期・回復期そしてオフ期間の筋の再教育として
等尺性運動など関節に負担がない筋トレのプロトコルを整形外科公認スポーツドクター
がいるスポーツ専門外来か膝関節専門医に指示を仰ぐべきでしたが、いまからでも
アメフト復帰を前提に焦らずに専門医のいる外来へ受診されることをお勧めいたします。
補足
代替補完医療として骨盤・下肢分析を一度チェックされ機能的短下肢があれば
人体の各組織や関節などに共鳴現象を発生させる仕組みの共鳴振動刺激か器具による
矯正をお勧めいたします。
これらの予防医学を定期的メンテナンスすることで心身ストレス軽減など神経活性化して
筋のバランスがよくなります。
回答専門家

- 岩崎 治之
- (東京都 / 柔道整復師)
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
岩崎 治之が提供する商品・サービス

長谷川 尚哉
鍼灸マッサージ師
7
経験者としての実感とアドバイスですが・・・。
こんにちは。左膝内側側腹靱帯断裂経験をしています。おつらいですね。私も自らの記憶が蘇るようなお話でつい。さて、初発から思ったよりも早くの競技(練習)復帰で再発数回、ということで、初発後お医者さまの復帰指示がちょっと・・・と思います。内側側腹靱帯は靱帯の損傷の中ではその再生が図れるという言われている靱帯なのだそうで、私の場合、必要以上の時間を固定にかけました。結果として筋力低下は激しく、装具を付けての生活になってから加圧トレーニングを行い、日常生活に支障がないところまで復帰、その後装具は付けっぱなしでスポーツへの復帰を果たしました。現在は後遺障害は全く無しです。私のたどったプロセスはある意味理想的なモノだったと思っています。
治癒に至るプロセスを待ちきれないのは競技者ならよくあること。本来はその競技をよくご存じのスポーツ整形のお医者さまの指示を仰ぎ、慎重に事を進めるべきでしたね。文章だけでは復帰の可能性などはお答えできないわけですが、唯一アドバイスをするとすれば、スポーツ整形のお医者さまへの再受診ですね。病院を変えると再検査で時間がかかると思いますが、現在の鳥マンさんの病態は初発時とは異なる複合的な病態なのではないかと思います。それはあらためて診断が必要で、その後、予後の推定に至るのだと思います。めげずにチャレンジしてください。
評価・お礼

鳥マンさん
忙しい中回答して頂きありがとうございました。正直チームメイトが練習している中自分はずっと見学なのはとても心苦しかったので、焦りがあり、練習参加を早めてしまい、結果復帰は遅くなってしまいました。今は地道にトレーニングしていきます。再受診し、今の症状を自分ではっきり確認して、医者の方と今後の処置について話し合いたいと思います。
良いアドバイスありがとうございました。めげずに頑張ります。

長谷川 尚哉
おはようございます。評価ありがとうございました。私の施術所でも同じスタンスであたっていますが、それでもレギュラー取りのために「あと少しのレスト」ができずに練習再開する選手を多く目撃してしまいます。私達コンディショニングを担当する側と、アスリートの側の時間的経過、というのはどうしても違いますよね。特に学生さんの競技時間は思いのほか短く、燃焼しつくしてしまう方とも対峙してきました。鳥マンさんが競技復帰のため、よりよい方策をアドバイスいただける先生とであることを祈っていますね。失礼しました。

伊佐 和敏
カイロプラクター
3
何度も怪我を繰り返すという事は、、、。
初めまして。I.S.C.の伊佐です。
早く競技に復帰をしたいのに度重なる怪我で思うようにプレーできない辛さをお察しします。アメフト選手の膝の障害は大学以来ですがアスレチックトレーナー/スポーツカイロプラクターの立場から回答させて頂きます。
リハビリは週に2回筋トレをしたとありますが、どのようなトレーニングだったのでしょうか?ご自分でメニューを考えたのでしょうか?それともトレーニングの専門家に作成してもらったのでしょうか?筋トレと書いてあったのでフリーウェイトやマシーンを使ってトレーニングをしたと思いますが、それでは「筋力が元に戻った」だけです。
競技に復帰してもいいと言われる場合の多くは「日常生活に支障がでない状態」の時が多いです。しかしスポーツに復帰、特にコンタクトスポーツなら尚更日常生活レベルではなく、怪我をする前の状態に戻す必要があります。
筋力があっても競技特有のトレーニング(アメフトならジグザグに走ったり、ダッシュをして急に止まったり、方向転換をしたり、横から押されてもバランスを保てるような運動)行わないと怪我の再発を招きます。
よく言われるのは「捻挫は癖になる」ですが、リハビリを行わないから筋力、関節可動域、固有受容が元に戻っていないから再発するのであって正しくリハビリを行えば癖にはなりません。
正しいリハビリを行い正しいプロテクターを装着すれば今のポジションで競技を続けられると思います。
まとめとして一度アメフトの障害に詳しい専門家に膝を診てもらい、リハビリのメニューを作成してもらっては如何でしょうか?
(現在のポイント:4pt)
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