対象:体の不調・各部の痛み
似たような質問が多いので、何となくこれではないかと思ってはいるのですが、専門家に聞いてみたくて質問します。
昨年の5月頃に急激な息切れが発生して倒れるなどを数回起こしました。その時は加呼吸症候だと医者からは言われたのですが、その頃から手首から指先にかけての痺れが出るようになりました。(仕事上、朝8時出勤~深夜11時帰宅を繰り返していて、震災が発生してから、深夜2時帰宅が2ヶ月ぐらい続いたのが原因で、ストレスからきていると言われました。)
痺れや過呼吸を繰り返しながらも市販の痛み止めを飲みながら仕事をしていたのですが、昨年末辺りから両腕全体、足、全身の痺れや、腕、足の痛み(締め付けられるような鈍い痛み)、手の握力低下、頭痛が激しくなり、3月末頃から椅子に座ってるだけでも痛みに耐えられなくなってしまいました。内臓の痛みも多いです。
また、布団に入っていると全身の痛みとしびれが必ず出ます。これは、昨年の10月頃からずっとです。
神経内科、消化器、内科などで色々と調べもらったのですが何も出てこないので、自分なりに調べた結果、自律神経失調症なのかと思ってます。
調べてもらったのは昨年末頃なので、再度調べてみる価値はあるのかなと思ってはいますが、専門家の方の意見をお聞かせしてもらえないでしょうか?
現在は精神科に通っていますが、症状は悪化の一途です。
佐橋さん ( 栃木県 / 男性 / 32歳 )
回答:1件
原田 愛子
薬剤師
4
手足のしびれ、全身の痛み、頭痛のお悩みについて
佐橋さん、はじめまして。
誠心堂薬局の海老澤と申します。
回答が遅くなり、申し訳ございません。
もしかしたら、もう解決されていらっしゃるかなとも思ったのですが、
質問を拝見するととても辛い状況ですから、
少しでも参考になればと思い、アドバイスさせていただきます。
実際にお会いしていないので、自律神経失調症かどうかは分かりませんが、
ストレスによる血行不良が考えられると思います。
また一つ確認したいのですが、
過呼吸で倒れられた時にどこかを打った可能性はないのでしょうか?
最初に症状が出始めたのが、手首や指先とのことで、
首の異常がないかは確認された方がよいと思います。
過呼吸の症状は一度出ると繰り返すことが多いですね。
急な息切れがおきる不安感があると体も緊張しますので、より症状が出やすくなります。
その状態が続くと体全体に力が入り、緊張性の血行不良が考えられます。
痺れ、締め付けられるような痛み、頭痛、布団に入っている時に症状が出るというのは、
中医学では「瘀血」の症状と捉えます。
瘀血とは、血の巡りが悪く滞っている状況です。
ストレスが原因でも起こりやすいですし、また長期に体調不良が続くことでも起こりやすくなります。
基本的には筋肉の緊張を緩和し、血行改善することをお勧めします。
漢方ですと、緊張を緩和する漢方や瘀血の改善の漢方を合わせて使用し、
さらにその中でも、痛みを軽減できる漢方を選択します。
普段の生活ではストレッチ、ヨガ、呼吸法など、
佐橋さんがお好きなものを取り入れるとよいですね。
試してみて、気持ちや体の負担になるものは良くないので、
楽しんでできるものに挑戦してみてください。
またお食事でも青魚、緑黄色野菜など血行改善によい食材を
積極的に召し上がってみてくださいませ。
できることを少しずつ継続することが回復の近道です。
現在の症状がかなり辛いため、不安や焦りもあるかと思いますが、
自律神経を整えるのには時間も必要ですので、できるだけ力を抜いて、
少しずつできることを始めて継続していけると良いですね。
少しでも良くなることを願っています。
お大事になさってくださいませ。
評価・お礼
佐橋さん
2012/05/20 07:24回答ありがとうございます。
体調不具合が血の巡りが悪いことによること
も原因だと分かったので助かりました。
最近は、手足、体の寒気が特にひどくなって
きているので病院で見てもらうのも併せて、
食事改善も行っていきます。
それと、過呼吸で倒れたときは、意識を失って
倒れてはいないので首などは打ってないです。
ただ、過呼吸状態で無理して動き続けた時が
あるので、それが一番の原因だったのかもしれない
です。
この先をどうするのかも含めてゆっくり考えて
治していきたいと思います。
ありがとうございます。
原田 愛子
2012/05/20 15:07評価をいただき、ありがとうございます。
首は打っていないのとのことですから、やはり整形の問題ではないのかもしれません。
佐橋さんが言われているように過呼吸の状態で無理に動き続けることで、
お体に負担がかかったのかもしれませんね。
手足、体の寒気がひどくなっていらっしゃるとのことで、免疫力の低下も考えられます。
できるだけ体が空気に触れるような露出を減らして、
体表面を保護するようになさってください。
またお食事では、鶏肉、山芋、生姜といった、
体を温め元気を作る食材も試してみてくださいませ。
いろいろな症状が出てきて、ひどくなってくると
どうしても気持ちばかりが不安になり焦ってしまいます。
ゆっくり考えながら、治していく姿勢がとても大事だと思います。
今年は寒暖の差も激しく、体もついていくだけで疲れやすいですので、
どうぞご自愛くださいませ。
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