おはようございます、今日は囲炉裏の日です。
薪で日を炊くのは最近よくやるのですが、とても落ち着きます。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
会計処理の自動化について、日本における現状と課題について簡単に触れました。
現在の会計処理自動化について、振り返るとこんな感じです。
・業種によっては、自動化で相当程度処理ができる
・光学機器の読み取り機能も高度化し、自動処理の精度は確実に向上している
・その上で、新規や非日常の取引について、自動化処理はまだ不適切な処理が目立つ
・また決済手段等の複雑化もあり、会計処理の仕組み自体が追いついていないことも
・消費税をはじめ税務も高度化し、会計処理の自動化だけで対処するのは困難
・自動化の恩恵を受けつつ、最終的には知識ある人間によるチェックが欠かせない
・会計処理が自動化されたとしても、最終的に責任を負うのは納税者である
こんな感じです。
車の自動運転と一緒で、最後の責任は運転手・納税者が負うことになります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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