おはようございます、今日は海上自衛隊の日です。
近年では領海関連の争いも増えていますので、ますます重要度が上がってきています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
社長が私財まで投じて事業をやろうとしていた倒産事例を紹介しました。
これが逆、社長が事業資金を使い込んで、私生活を送っていたパターンはこうなります。
・企業の現金残高が妙に多い
・社長に対する貸付金(社長からすると企業からの借入金)が計上されている
これも昨日と同様、別の言葉で表現するとこうなります。
・企業としてそこまで利益が出せていないにも関わらず、社長は自分の生活レベルを落とさなかった
・その結果、本来事業活動に使うべき資金まで生活費に使ってしまい、最終的に倒産した
事業の実態からしたら、本来は月に30万円の生活費が限界だった。
しかし実際には月に50万円の私生活を送っていれば、毎月20万円、事業資金を使い込むことになります。
年間なら240万円、5年もやれば1,200万円です。
積もり積もれば、小さな会社の資金などあっという間に底をつきます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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