おはようございます、今日はカレンダーの日です。
もう10年くらい、同じ予定表を使い続けています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
財務会計を活用する利害関係者について、重要性の序列を確認しています。
経済規模が脆弱なとき、より重要視されるのはお金を貸している人で、会計もそのために使われていました。
それが経済規模が成長すると、企業というのは潰れにくくなり、会計に求められる機能も変化してきました。
そのような中で、財務会計による評価を一番使いたいのは、投資家へと変遷していきました。
「この企業に出資をすれば、どれだけ大きく成長しそうか?」
いわゆるスタートアップ企業とかベンチャーと呼ばれるような文化が、少しずつ育ってきました。
そうなってくると、適切な期間損益計算の意味が少しずつ変わってきます。
適切な期間利益=その企業の価値が、一年間でどれくらい増えたのか?
こんな考え方が一般的になってきました。
ここで以前の会計と決定的に異なってくる点が出てきます。
それは時価に対する考え方です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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