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人に会計的価値をつける時代

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おはようございます、今日は胃腸の日です。
ここ最近は割とストレス強めな日々が続いていますが、胃腸は以前より元気だなぁ・・・


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
会計と無形資産、そして技術普及に伴う新しい流れについて考えています。


信用スコアという言葉はご存知でしょうか?
特に中国のものが有名で、日頃の取引履歴等を利用して、個人の信用力を数値化するという取り組みです。
実際、高評価を得ている人は、様々なサービスをより有利な条件で活用することが可能なのだそうです。


信用スコアを成立させるための絶対条件が、キャッシュレスをはじめとした取引や活動のデータ化です。
それが収集され、統計処理され、評価されることで、個々人に評価が紐づけされます。


そして、個々人に評価ポイントが付されているということは、そこから容易に想像できるのが
「人間に貨幣的な価値を紐づけ、会計的に評価し、それを企業の資産として計上すること」です。


会計の人的な評価については「人的資本会計」なんて専門用語が、以前から存在はしていたようです。
技術普及に伴い、学問的領域と思われていた分野に、かなりの実践性が出てきたことと感じています。


極論をすれば、就職活動をするときに「私の会計的価値は◯◯円です」という時代が来る、ということです。
当然、そうなってくると「こういう人を雇ったら、これだけの金額で会計処理をする」ということも考えられます。


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