前回からの続き、融資について。
セーフティーネット系の融資は時間稼ぎだという話を紹介しました。
実は融資という仕組みそのものが時間との戦いを含んでいます。
創業でも設備投資でもセーフティーネットでも、融資というのは
時間を買う、稼ぐためのツールです。
そしてその時間は決して無制限ではありません。
開業して数年間利益が出せないなら通常は潰れます。
設備投資をしてコケれば事業は悪化します。
セーフティーネットの融資を受けても事業内容を改善できなければ
いずれ終焉を迎えることになります。
この時間制限という話と密接に関係してくるのが融資の償還期間です。
融資というと利率の話を真っ先に思い浮かべる人が多いかもしれませんが…
実務的にはこの償還期間、言い換えると返済期間の方が重要なこともしばしば。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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