こんにちは。
将来型会計事務所LBAの岸井です。
卒業シーズンですね。
朝、事務所に行く途中にも、着飾ったお母様方をたくさん見ます。
その後ろをお父さんが神妙な面持ちでくっついていくという構図。
子供はもちろん、親にとっても一つの大きな区切りなんですね。
卒業おめでとうございます!!
さて、卒業つながりではないのですが、
企業のひとつの区切りは、やはり株主総会なのではないでしょうか。
1年間の成果と次の1年間の見通しをオーナーである株主たちに報告する会です。
ここで堂々と成果を言うことができるか、
逆に深く突っ込まれないように当たり障りのない進め方をするか、
それはそれで色々な戦略があるのですが、
将来型会計事務所が株主総会に出席を求められ、
会計に関するご質問に対応することがあります。
そもそも、社長=100%身内の株主=だったりすると、総会はペーパー上で終わりということがあります。
一方、親会社があったり、取引先に資金を入れてもらったり、
身内以外が株主になっている会社はそれなりに緊張感をもって総会をしていると思います。
社長が自社の会計を全て把握されていれば問題ないのですが、
社長の仕事は他にもたくさんあり、会計だけ追っかけているわけではありません。
とはいえ、株主からの不意の質問に答えられないと、株主としても不安になるものです。
そこで、普段会計を見ている将来型会計事務所の出番となるわけです。
従来型会計事務所は表に出るのを嫌がります。
本当に会社のことを理解していないと答えられないから。
良かった理由、ダメだった理由、次うまくいくための施策、、、
↑ 税金計算してるだけじゃわからないですから。
将来型会計事務所は会社のご要望とあらば積極的に出るとこに出ます。
株主総会に限らず、
従業員向けの事業計画発表会や、取引先向けの決算説明会など
伏せるところは伏せますが、見せるところは魅せることで関係者の信頼も高まるのです。
魅せるのが将来型です!
このコラムの執筆専門家
- 岸井 幸生
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
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