おはようございます、ただですね、意外と凶暴らしいのですね。
昨日からの続き、数字をそのまま使ってみます。
売上 200
原価 100
売る費用 90 (レジ担当、店舗の家賃、店内の備品、広告費など)
利益 10
売るための費用をかければかけるだけ商品が売れるというわけではありません。
しかし、適切に広告を打ったり、優秀な人材を採用することで販売力が
強化されることは疑う余地がありません。
売るための費用を使える余裕は大きい方が良いに決まっているのです。
原価と販売管理費が商品にとってそれぞれどんな意味をもつかといえば
・原価 → 商品力そのもの
・販売管理費 → 商品の販売力を高めるもの
このようになるでしょう。
とかく企業努力について考える場合、人は商品力そのものに注意をしがちです。
ところが実際の勝負は販売管理費の方でつくことが結構多いです。
最終的な利益を確保するためには、トータルでの販売力増強が
必要不可欠です。
その為には原価と販売管理費のバランス感覚が非常に大切になってきます。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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