おはようございます、今日は日本のABCの日です。
発行部数という数字も、どれくらい意味を持つのか、かなり難しい世の中になってきました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
法人格を有し、預金口座を開設することの意義について、信用問題と合わせて確認しました。
もうひとつ、実務的にはたいへん重要な点について確認をしておきます。
それは「保険加入」についてです。
地域活動というのは、何かしらの社会的課題解決や新しい交流機会の創設を目指して実施されます。
そのため、必ずそこには人が介在し、そして人が集まれば、避けられないのはトラブルの発生です。
そのようなとき、必ず用意しておきたいのが保険です。
例えば多くの地域活動では、その場に多くの高齢者が集まることがあります。
そのとき、もしイベント中に急病人が発生し、その場で亡くなってしまうようなことが起こったら?
やはりイベント主催者側の責任について、検証されることになります。
そのとき、もし法人格がないとすると、代表者個人の責任になる可能性が非常に高いです。
実質的には団体として活動しているにも関わらず、その責任問題は個人に帰属させざるを得ない。
そして、対処するために保険に入るとしても、あくまで個人名義で加入することになります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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