おはようございます、今日は串の日です。
こういうご時世になってくると、串の使い捨てもだんだん難しくなってくるのですかね・・・?
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
地域を盛り上げることに積極的でない地方自治体のもとで、地元経済がどうなるのか簡単に確認しました。
ここで「行政が地域経済を盛り上げるためにできること」で、ありがちな失敗事例も簡単に紹介します。
ずばり、以下の2つで進むお話の多くは、大概が失敗している印象です。
・補助金
行政から補助金をもらいながら実施される事業の多くは、その中身についての精査が進みません。
結果「やってもやらなくてももらえる金額は一緒」ということで、大体失敗に終わっています。
・天下り
行政を定年した後に天下りするための組織というものが、多くの自治体で用意されています。
そういった組織だと、同じ人が在籍するのはせいぜい数年間が良いところです。
「自分が在籍中は、ともかく平穏無事に過ごせれば良い」というのが基本姿勢です。
当然、業務改革は進まず、地域振興策としても失敗に終わります。
補助金も天下りも、結局主体が行政の話になっています。
それだと話がうまく流れない、という点は従前にも確認しました。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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