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閲覧数順 2024年12月03日更新

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「7-9月期 年金運用黒字に!」

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こんにちは!

さて、公的年金を運用する

「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、

今年7-9月期の運用が、

2兆3746億円の黒字になったと発表しました。

 

黒字になったのは、

2015年10-12月期以来、3四半期ぶりです。

黒字の最大要因は、株価上昇です。

国内外の株式で、約3兆円の黒字を計上しました。

反面、長期金利の上昇で、

国内債券は約6700億円の赤字となっています。

 

GPIFは、2014年の10月に、

大幅な「アセットアロケーション(資産配分)」の見直しを行い、

国内外の株式構成比は、約半分を占めています。

 

2014年10月から2016年6月までに、

約1兆円の赤字となり、

「年金運用にリスクを取りすぎでは」

といった批判も出ていましたが、

ここで、通算でも1兆3000億円の黒字に転換しました。

 

そして、10-12月期は、

“トランプ・サプライズ”もあり、

約6兆円の黒字が見込まれています。

 

とはいえ、ここで指摘したいことは、

「やはり正解だった!」

といった話ではありません。

 

株式の配分比率を50%にした以上、

この程度の上下動は、十分“想定の範囲内”だということです。

 

「上がる時もあれば、下がる時もある」

その時々に、一喜一憂しても、

意味がないとうことなのです。

 

常日頃、私たちが接している

平均的な個人投資家の「資産配分」と比べても、

はるかに公的年金運用は、

“リスク”を取った運用を行っています。

 

そして、その運用成果も、

目先を観てのものではありません。

 

個人の資産運用においても、目先の変化ではなく

「中長期的な視点」で観たほうが、

結果的にも、そして精神的にもよいのではないかと思います。

 

それでは、今週も世界が平和でありますように!

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「世界の家計金融資産」(2024/10/03 16:10)

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