ストレスマネジメント講座:関連づけのしくみ - 心と体の不調全般 - 専門家プロファイル

鶴田 育子
全米認定カウンセラー
心理カウンセラー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月19日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ストレスマネジメント講座:関連づけのしくみ

- good

  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 心と体の不調全般
メンタルヘルスコンサルタント

健康を促進する新しい情報を脳に定着させるときは、記憶が、関連づけとともに脳に定着するという摂理をふまえ、比喩や暗示を組み込んだ物語として、ナレーションで語られます。

記憶の関連づけというのは、たとえば、青いシャツをきた子供が、おいしそうにリンゴを食べているとします。

 そのとき、お父さんに怒られる、犬に吠えられるという不快な体験をします。

リンゴや青いシャツと不快体験が関連付けられると、リンゴが嫌いになる、青いシャツが嫌いになる、リンゴを食べると、なんとなく、辺りを見回してしまう、青いシャツを着ると、なぜか悲しくなるなどの現象がおこるようになります。

楽しい気分を味わうことと不快体験が関連づけられた場合は、楽しんだら危ない、楽しんではいけないという風に解釈が発展し、大人になってからも、何となく、楽しめない気分の日が多いということになる場合があります。

なぜかわからないけれど、なんとなくそうなるということがあるときは、目の前の現象と過去の何らかのネガティブな体験が、関連づけられた可能性があります。

 

記憶の関連づけは、ネガティブな体験だけでなく、ポジティブな体験にたいしても行われます。

たとえば、幼い頃に、大好きなボールをなくして泣いていたら、お母さんが、クッキーを焼いて、なぐさめてくれたという体験をしたとします。

クッキーとお母さんの優しい笑顔を見たときのほっとした気持ちが関連づけられると、メランコリーな気分のときは、どういうわけか、クッキーを食べたくなるという現象が起こります。

その場所へ行くと、なぜか、心が安らぐというような場所があるなら、それは、過去に、その場所に関するポジティブな関連づけがなされた可能性が高いといえるでしょう。


催眠の理論をもとに作成されたストレスに強くなる音源の詳細は、こちらをご覧ください。

ビジネスパーソンのためのスキル開発とメンタルサポートは、こちらをご覧ください。

 

このコラムに類似したコラム

SCENE49  ストレスの度合いで、睡眠時間が変わる! 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2013/10/18 19:01)

SCENE48  女性の方がストレスに強い! 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2013/10/17 10:09)

SCENE34  お笑いは快眠の薬! 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2013/09/26 12:39)

SCENE25  育児と睡眠不足はワンセット! 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2013/09/15 12:48)

SCENE8  慢性寝不足は、侮るなかれ! 睡眠負債は、健康の借金。 快眠コーディネイター 力田 正明 - 快眠コーディネイター(2013/08/28 09:19)