「工法」を含むコラム・事例
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25年目のリニューアル
4ヶ月余りのヨーロッパ旅行から帰国して、最初に手がけた木造住宅です。すでに25年の月日が経ち、クライアントも5年ほど空家にしていたので傷みも進んでいました。 今回、長女ご夫妻が住むことになり、全面的にリニューアルということになりました。 屋根はコロニアル葺きでしたので、封印工法という方法で金属葺きとしました。外壁、内装とも全面的に改修して、新築時に近い形で新年を迎えることが出来ました。(続きを読む)
- 清原 公明
- (建築家)
サイト紹介07:木組(継手と仕口)
. 日本の大工さん独特の技 継手というのは、材料の長さが足りない時に、強度を落さずにいかに継ぎ足すかを考えて作られたものです。 ものによっては、見栄えだけを追及したり、施工性のみ追求したりした継手もあります。 普通、材料は4mまで。長いものでも6mまでのものがほとんどです。 家の大きさがそれを上回る場合、どうしても継手が必要になります。 仕口というのは、...(続きを読む)
- 荒木 勇
- (工務店)
施工品質01:防水テープの巻き方
. ちょっと、内輪受のコラムが続いてしまったので、まじめなコラムを作ってみました(´ー`) 透湿防水シートを止める 最近、通気工法が一般的になり、サイディングのカタログにもわざわざ「通気工法にしてください」って書いてあります。でも、通気工法にするのと、本当に通気を考えるのとちょっと違うんですよね。 サイディング屋さんに仕事依頼すると、土台際の通気水切...(続きを読む)
- 荒木 勇
- (工務店)
沖縄の住宅。計画にあたって。
住宅の計画として。石垣島出身の建築家として考えること。 計画が遠隔地なので、 設計手法をシンプルなものにしてメンテナンスが少ない住宅を心がけました。 石垣島で施工可能な設計手法を探り、材料の供給及び使用方法と地域の材料を組み合わせながらコスト削減をはかりました。 東京ではハイテク素材や新素材の多用した建築物が多く見られますが、時代が発達するほどに人は自然の生活を必...(続きを読む)
- 仲吉 厚志
- (建築家)
八幡台のセカンドライフ住宅
日当たりの良い閑静な住宅街に立地し、セカンドライフを楽しむご夫婦の立替え新築計画でした。週末にはお子様ご家族が集まることもあり、フレキシブル(吹き抜け空間のある二層リビング)で機能的(水廻りスペースの動線と収納スペースの連動性等)な住空間を計画することで、ご夫婦の趣味(ダンスや音楽演奏)やホームパーティーなど来客にも多様に対応できる住まいづくりを実現しました。 テレビ東京(12ch)「住...(続きを読む)
- 酒井 正人
- (建築家)
vol.26外断熱 屋上の設計
シリーズを読む RC外断熱の屋上(=陸屋根)には100mmの断熱材に不燃材で吸水率の低い板材を敷き、その上にシート防水を施工します。''飛び火認定''を取得していますので準防火地域の屋根などにも採用できます。''10年の防水保証''もでます。多分、ロンシール工業の認定工法です。 上の写真は太さが3〜5mm,長さが70mmのビス!断熱材を貫通し下地まで支持するため、市場にはなく(...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
vol.25雨水は土に返したい〜水は神様
シリーズを読む 設計者の自邸としては自分の建物に落ちた雨水は敷地内で浸透させ、下水への負担を減らしたいと思いました。特に今回は vol.2で紹介しましたように建物を冷やす井戸水を夏場に流しますので、土に返すリサイクルを考えました。幸い、この地盤の土は水はけが良かったので実現出来ました。 上の写真は簡易トレンチです。浸透シートで30cm角の溝を作り砂利を敷き、そこに穴を開けた10...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
vol.16 アウトコートのつくりかた
シリーズを読む フローティングハウス(=空に浮かぶ船の家)には船のデッキ(=甲板)を造ります。建物四方にぐるっとバルコニーを作っていきます。詳しくは前のコラムをご覧下さい。 ローコストとはローメンテナンスも含めますので外部に使う金物は溶融亜鉛めっき処理です。この塗装は半永久的に塗り替えの必要がありません。一部の電柱や公園のテスリなど街なかで良く見かけます。 最初は 光...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
熱を逃がさないようにする
せっかく日光を取り入れたのですから、その熱をうまく蓄熱し、できるだけ逃がさないようにすることも大切です。 熱を閉じ込めるための工夫として、まず建物の構造を熱容量の大きい鉄筋コンクリート造とし、基礎から屋根裏までコンクリートの外側をすっぽりと断熱材で包みこむ外断熱工法としました。室内側の壁や天井はコンクリート打放し仕上げとし、蓄熱や放熱の妨げにならないようにしました。そして、開口部のサッシ...(続きを読む)
- 村上 春奈
- (建築家)
冬暖かい家がほしいー1
一年中春のような住まいを 東京郊外に建つ鉄筋コンクリート造2階建ての「もみじの家」では、外断熱工法や深夜電力による低温温水式床暖房の採用、そして日光の入り方や風の通り道を考えたプランニングにより、省エネでありながら年間を通じて温度変化の少ない室内環境を実現しました。 クライアントは60代のご夫婦。以前は築35年の木造一戸建て住宅に住んでいましたが、仕事の引退を機に、新しい住まい...(続きを読む)
- 村上 春奈
- (建築家)
Y-House and Studio
RC外断熱に木の板を張った事例です。工事記録web 準防火地域でも不燃処理を施していない無垢の木が使えます。 何故かと言うと 鉄筋コンクリートの壁が耐火となっているので、一定の条件のもと木が張れます。脚注*1 準防火地域の木造の建物では使えない外装材も鉄筋コンクリート造では使える場合がある。ということです。 内部はコンクリ−トの壁や天井・床に最低限の仕上げの打放し...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
白く柔らかに包まれる空間
東京都心に建つ築30年以上の高層マンションの1室を真っ白な空間にリフォーム。 クライアントは30代のご夫婦と男の子の3人家族。環境のいい立地に建つこのマンションを新たに購入し、これからの家族の基盤となる住まいを自分たちのスタイルに合わせてリフォームしてほしいとのご依頼を受けました。 クライアントの第一の要望は「白で統一してほしい」ということでした。また客室乗務員をしていた奥様か...(続きを読む)
- 村上 春奈
- (建築家)
リフォームした場合と新築のメリット、デメリット
上記の状況を踏まえ、簡単ですが、リフォームした場合と新築の場合とでメリットとデメリットをまとめてみました。 リフォームを行った場合 メリット ・基礎や構造体を再利用するため、新築にくらべてコストが安価になる場合が多い。 ・住みながらリフォームが出来た場合、引越しや仮住まいの諸費用がかからない。 ・これまで住み慣れた家のよさを残しながら、問題がある箇所を改造できる。 ・...(続きを読む)
- 仲吉 厚志
- (建築家)
季節の移り変わりを楽しめる家
もみじの家は、東京郊外の25年程前に造成された住宅地に建つ60代のご夫婦のための住宅です。将来的に娘家族との2世帯同居を視野に入れた計画となっています。 建物は鉄筋コンクリート造2階建て。外部にゆるやかに閉ざしつつ、中庭と大きな吹き抜けをもつリビングルームを中心に、各部屋をコの字型に配置したプランとなっています。断面方向はスキップフロアによる立体迷路のような構成になっており、さまざまな角...(続きを読む)
- 村上 春奈
- (建築家)
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