小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「現場の事例・私の体験」(5ページ目) - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。

小笠原 隆夫

オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
ユニティ・サポート 代表
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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧

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気づかないうちに陥ってしまう「内向き思考」

 少し前の話ですが、あるテーマの公開セミナーに参加したときのことです。  参加者は十数名程度のこじんまりしたセミナーでしたが、私以外の参加者はほぼ全員が企業に属している人たちで、同じ会社から何人かで参加しているところもありました。    終了後にちょっとした懇親会をやるということだったので、私は残って待っていましたが、参加者の半分くらいは懇親会には参加せずに帰ってしまいました。残ったのは十名...(続きを読む)

2021/12/23 07:00

「支援制度がなければ勉強できない」という社員たち

 ある会社の部門長面談の中で、「部下の人材育成」という話題になりました。  その人は技術系部門のマネージャーですが、かなり専門的な知識が要求され、仕事に直結する資格がいくつもあるような部門の人です。  そのマネージャーが部下との目標面談の中で、スキルアップのための資格取得などを話題に出すと、そこで決まって言われるのが「会社は支援してくれないのか?」ということだそうです。  この会社では...(続きを読む)

2021/12/16 07:00

「責任を取って辞める」は正しいのか

 以前ある会社で聞いたお話です。  新規事業の立ち上げを主管していた部長が、「業績不振の責任を取って辞める」と退職願を出してきたといいます。確かに当初の計画目標にはまったく達しておらず、事業がうまくいっていなかったことは否定できません。  行動が遅れがちでタイミングを逸していることが多かったり、優先順位が低いと思われることに手をかけすぎていたり、仕事の進め方自体に問題があったことは否定できず、...(続きを読む)

2021/12/09 07:00

その「報告書」「社内資料」「会議」は本当に必要か?

 これはどの会社ということでなく、私が今までいろいろな会社を見てきた中で、本当に「どこでも普通に起こっていること」です。    私がコンサルタントとして、人事制度を初めとした組織運営や人に関する仕組み作りを行う際、その会社ですでに運用されている制度や仕組みの状況、その他社内の事務手続きなどを必ず確認します。  その理由は、新しい仕組みを入れようとしても、すでに多くの仕組みや決まり事があるため...(続きを読む)

2021/11/18 07:00

気づくのが難しい「抜け落ちている基礎」

 ある会社で実施した研修でのことです。内容はビジネスマナーを中心としたものです。この会社では、中途入社であっても若手社員は必ずこの研修を受けることになっています。  この時は30代の受講者もいて、事前に聞くと前職で研修を受けた経験があるとのことで、その人のレベルでは、知識の確認程度になってしまうのだろうと思っていました。  しかし、研修後のアンケートを見ると、意外に知らないことがあったとか、理...(続きを読む)

2021/11/04 07:00

現場作業を見下すマネージャーが中小企業に転職してからのこと

 数年前のことですが、何度かお会いしたことがある、まずまず大きな会社のマネージャーだった人から転職したという案内をもらいました。転職先はそれほど大きな会社ではありませんでしたが、執行役員の肩書がついていましたので、それなりに望まれての転職なのでしょう。    私は何度かビジネス上のつながりがあっただけなので、くわしい人物像まではわかりませんが、どちらかと言えばイケイケな感じがする、悪く言うとそ...(続きを読む)

2021/10/28 07:00

「ゆでガエルにはヘビ」があまりうまくいかなかったこと

 あるウェブ記事の見出しに「ゆでガエルの意識を変えるのは簡単だ。ヘビを放り込めばいい」という言葉を目にしました。ある著名企業の会長が言ったことのようです。  記事を見ると、「ヘビを放り込む」は決して人を投入することばかりでなく、“事業方針の転換”などの刺激も含んでいて、それは確かにその通りだと思いました。    ただ、私が実際に現場で体験することでは、「ヘビ」は主に人材を指していて、今まで自...(続きを読む)

2021/10/21 07:00

「意見」「要望」「提案」を聞くことには責任が伴う

 社員からの意見や提案、要望などの情報を吸い上げて、経営に生かしていこうという制度は、いろいろ考えられて実施もされています。    提案制度、自己申告制度、定期面談制度といったものは、そういう意図を持って行われますし、プロジェクトやワーキングチームのような形で、同じような効果を狙った取り組みが行われることもあります。私も社外専門家という立場で、こういう制度検討や運用を支援することがあります。 ...(続きを読む)

2021/09/21 07:00

「不満を言う人」は改善を考えて「面倒くさがり」は効率化を考える

 もしも自分の部下が、不満分子的にいつも「不満を言う人」だったり、身軽に動かない「面倒くさがり」だったとしたら、普通はあまり好ましいことではないと思うでしょう。  何とか指導して改善しようと考えるか、それともあきらめてそれなりに扱うか、そんな対応になってしまうのではないでしょうか。  例えば、自分の指示命令にはいつも素直に従い、不平不満を言わず、何事も肯定的に捉えて働く部下がいたとしたら...(続きを読む)

2021/09/14 07:00

「私には無理です」というのは良くないことか?

 ある会社の課長クラスの人から、こんな話を聞きました。  女性の部下が、自分の業務指示に対して、「私の能力では無理です」「私にはできません」などと言って、前向きに取り組もうとしないそうです。新人レベルではなく、それなりの社会人経験は持っている人です。  私もその部下の女性とは面識があって何度か会話したことがあり、もともとあまり自分に自信がなく、物事を悲観的に考えてしまうタイプのようでした。そう...(続きを読む)

2021/08/17 07:00

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