小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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「向いていない仕事」をやり続けた人の話
仕事には、その人によって向き不向きがあります。会社の中では「適正配置」などといって、その人にできるだけ向いている仕事を与えようと考えるのが一般的でしょう。 「向いていること」というのは、言い換えるとその人が「得意なこと」です。できるだけ多くの人が「向いていること」「得意なこと」に取り組んだ方が、生産性は間違いなく上がります。 こんなことから、採用、配属、昇格といった場面で様々な適性...(続きを読む)
「置き忘れたままの間違い」を防ぐには
皆さんは、普通は誰でも知っているような基本的なことを、結構な大人になるまで、ずっと間違ったままで覚えていたという経験はないでしょうか。 ある人は、童謡の「どんぐりころころ」の歌詞で、「どんぐりころころ、どんぶりこ」を、大学卒業の頃まで、「どんぐりころころ、どん“ぐ”りこ」だと思っていたそうです。 言葉の意味や使い方、漢字の読み方、ちょっとした常識などで、こんな「置き忘れたままの間違...(続きを読む)
「行動力」があることの裏返し
昨今のビジネス環境では、スピードが大事になっています。材料をすべて集めて、綿密な計画を立てて、その計画をもとにビジネスを進めるようなやり方ではスピードが足りずに、それが通用する場面はとても少なくなっています。 そんな中で事業を成功させている経営者は、概して行動や判断が早く、私自身も感心させられることも多いです。 ただし、長所にはその裏返しの短所があります。 これはある中堅...(続きを読む)
「忙しい」はできない理由になるのか
ある会社で目標管理面談をお手伝いしています。 目標達成が見込めること、順調な進捗がわかることであれば、特に問題なく、スムーズに話は進みますが、そうではないことも多々あります。 目標達成が難しかったり、取り組みが進まなかったりする理由を聞いている中では、もちろん考慮しなければならない事情はありますが、意外に多く語られるのは、「忙しかったからできなかった」というものです。「他にやらなけ...(続きを読む)
「計画」に力を入れ過ぎるマイナス
最近いくつかの会社で、「計画作りの作業が大変だ」という話を聞きました。9月が半期の区切りという会社も多いですが、上期状況による年度計画の見直し、下期向けの活動計画といったことを指して言っているようです。 年度初めや決算期、その他区切りの時期は、様々な計画作りや見直しをする時期です。その中身は、事業計画、予算計画、生産計画、人員計画、教育計画、その他いろいろあるでしょう。 私が話を聞...(続きを読む)
「枠を決めて欲しい」大企業人材と「何でもやって欲しい」中小企業の経営者
大企業で40代、50代の人材が過剰となっている一方で、特に中小企業では、多くの会社でマネージャーレベルの人材が不足しています。 この大企業人材のキャリアを、中小企業で活かそうという取り組みが、いろいろな形で行われていますが、結果的に適応できないケースが意外に多く見受けられます。 私も、実際に人材を受け入れた中小企業を数多く知っていますが、いつも感じるのは、受け入れる中小企業と大企業...(続きを読む)
「社内異動」への考え方で気になったこと
ある有名企業の経営者が、「社内異動なんかしている余裕はない」と言っている記事を目にしました。 世間に通用するような、一定の専門スキルを身につけようとすれば、関連性のない社内業務をローテーションしているようなことは、社会人人生の限られた時間の中では、そんな余裕はないという意味のようです。 私自身、この話については、確かに一理あるとは思いつつ、社内異動には、当然メリットもあります...(続きを読む)
「サイレントお祈り」をする会社に共通して見えること
就職活動をしている中で、不採用通知の文末に必ず「・・・をお祈りいたします」とあるために、それを指して“お祈りメール”などといいれます。 さらに「合格だったら連絡します」といって、不採用通知すら送られてこないことを、無言の仕打ちであることから「サイレントお祈り」と言われます。 この行為自体はずっと前から存在しましたが、言葉として言われるようになったのは数年前からです。当然応募者からの...(続きを読む)
似ているようで実は違う「管理」と「マネジメント」
マネジメントやリーダーシップは、多くの企業で課題になっています。自社の状況を称して、「うちの部課長たちは管理能力がない」「部下の管理ができていない」などという話を良く聞きます。 こんな表現に代表されるように、組織における「マネジメント」と「管理」は同じニュアンスで語られることが多いですが、実際には「管理」と「マネジメント」には大きな違いがあります。 「管理」という言葉を辞書で...(続きを読む)
「他社事例」を活用するために必要なこと
私たちコンサルタントの立場では、課題に関する他社での成功・失敗事例の情報を、クライアントから求められることが良くあります。 他社事例というのは、その会社でうまくいったからと言って、それを別会社に持ち込んでも、必ずしも成功率が高いとは言えませんし、逆に失敗事例がそのまま当てはまるとも限りません。 ですから、私たちはその会社の様々な事情を総合的に見極めて、その会社で活用できそうな事例を...(続きを読む)
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