小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - お勧めの取り組み のコラム一覧
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「望ましい人材像」と「食い違う社風」
どこの会社でお話をうかがっても、「自分で自律的に動ける人材」「自発的で積極性がある人材」「気が利いて先回りできる人材」が望ましいとおっしゃり、「そういう人がなかなかいない」ともおっしゃいます。 しかし、おっしゃる言葉は同じでも、それがどれくらいなのかという程度は、会社によってとらえ方が違います。よくよくお話をうかがうと、言葉で望ましいと言っている人材像と実際のところが、ずいぶん違っ...(続きを読む)
「自己ベスト」を知る
多くの会社では「目標管理制度」など、何らかの目標を設定して、その達成度をはかるという形での人事考課、人材育成を行っているのではないかと思います。 しかし、実際にはそれがなかなかうまく機能していないことも多く、その原因は目標設定の段階にあることがほとんどのようです。目標のレベルや難易度や取り組み内容が、あまり適切ではないということです。 例えれば、サッカー選手に「ホームラン○本...(続きを読む)
教えることが強制に・・・?
ビジネスの現場では時間に限りがありますし、経営者や管理職の方々は皆さん忙しいですから、何事にも早い答えを求めがちになります。部下や後輩が質問をしに来たら、たぶん答えを教えてすぐに疑問を解決させようとするでしょうし、「自分でやった方が早い・・・」なんて思いながらも、部下後輩にやり方を教えてやらせるということもあるでしょう。 こんな「質問に答える」「やり方を教える」という、ごく一般的に...(続きを読む)
たまには「後ろ向き」も良い
自分では「向上心には無縁」とか、「別に今のままで良い」などと言っていても、自分の身の回りの事柄で今より少しでも良くなりたい、前向きに進歩したいと思うことが、それがものすごく小さなことであっても、誰でも何か一つや二つはあるはずです。しかしそう思っていてもなかなか具体的に取り組めなかったり、やり続けることは難しかったりするものです。 「私はこんな意識で自己変革を果たした」みたいな、ご自...(続きを読む)
人材紹介会社とのお付き合い
ある会社でしていた採用活動に関する話の中で、社長さんが「人材紹介会社にも頼んでいるんだけど、なかなか紹介してもらえないんだよね」とおっしゃっていました。 特に中小企業にとって、人材紹介会社を利用するのは結構高価な投資という捉え方になるので、かなりの決断を要してのことだと思いますが、実際の紹介が思いのほか少なくて、拍子抜けと失望とあきらめが交錯しているようなニュアンスのお話でした。 ...(続きを読む)
組織の“本来の色”
会社には、その組織ごとにいろんな色があります。“会社の色”というと、コーポレートカラーなど企業イメージを色で表現した、直接的な色彩そのものを指す場合もありますが、私のいう色とは、組織風土などと言われるもう少し感覚的な、会社の持っているオーラのようなものです。組織の改革とか改善というのは、ものすごく単純化して言えば、この色を変えるです。 色の変え方には、大きく二通りの方法があります。...(続きを読む)
階層別研修を階層横断でやってみたら・・・
一般的に行われる社内研修は、階層別研修と職種・職能別研修に大きく分けられると思います。 階層別研修は「初級管理職研修」「部長研修」など、同じくらいのレベル対象に部署横断で行うもの、職種・職能別研修は「○○技術研修」など、同じ部門や職種単位で行うもので、多くの会社ではこのようなマトリックスで教育研修の体系を組んで実施していると思います。 今、私がお手伝いしているいくつかの会社で...(続きを読む)
前向きになるにはガス抜きが必要
ある企業で、自分たちの組織の課題を挙げ、その解決策を考えて行こうというワークをやっています。マネージャーから中堅層の方々が対象です。その中でのお話です。 同じ階層の人たちで組織の課題を話すとなると、どうしてもグチ的な発言は出てきます。経営者へのグチ、上司へのグチ、部下へのグチ、顧客へのグチ、仕事内容のグチ、自分のつらい立場へのグチ・・・・。やり玉に挙げられる人にとってはうれしくない...(続きを読む)
「報連相」禁止
岐阜県にある未来工業さんという会社をご存じの方も多いと思います。ユニークな経営手法で知られ、同時に高い業績もあげている会社です。 こちらの社内ルールの一つに、「報連相禁止」というものがあるそうです。業務の遂行は自分で考えて自分の判断で進め、上司への報告は必要最小限にとどめる。報告する本人が一番状況を把握しているのだから、即座に自分で判断せよ、ということだそうです。 といっても...(続きを読む)
「評価」と「考課」と「査定」の違い
いろいろな会社を回っていると、人事制度上のいわゆる“評価制度”のことを、「評価」と呼ぶところ、「考課」と呼ぶところ、「査定」と呼ぶところの、大きく三つの呼び方に出会います。 実際に皆さんは、それほど意識して使い分けているわけではないと思います。多分、会社内で使ってきた用語が何となく定着して、そのまま使っているようなことが多いのではないでしょうか。 私も皆さんの意識とほとんど同...(続きを読む)
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