小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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罰を受ければ「責任を取ること」になるのか?
少し前の話題ですが、ある地方自治体が開催したイベントが大きな赤字を出し、その赤字額の一部を実行委員会の責任者個人が、自費で補填していたということがありました。 計画や収益予想をすべて業者任せにしていたなど、チェック機能が働いていなかったようで、そこから「税金には手をつけられない」と考えたことが自腹負担をした理由のようです。 この行動について、「素晴らしい責任の取り方」と評価する人がいる一...(続きを読む)
「楽しさ」と「喜び」の違いという話で思ったこと
少し前の話になりますが、映画監督で写真家の紀里谷和明氏が、自身の作品の試写会で、集まった学生たちの質問に答えるというイベントの記事を目にした時のことです。 起業を目指していると言って質問した学生に対して、「夢だリスクだと理屈をこねて、やらないことの理由を見つけているだけの話で、まずやるのかやらないのか、それだけだ」と、ご自身が死に物狂いで取り組んできたことを引き合いにした話が、シンプル...(続きを読む)
あらためて「人材採用は投資である」ということ
いろいろなところで人手不足の話を聞きますが、それに向けた採用活動を行っても、なかなか思うように人が採れないのが最近の状況です。 人を雇うということについて、ほとんどの経営者がそれに対する責任の大きさという話をされます。 どんな会社でどんな仕事をするかということは、その人の人生を左右する大きな問題ですし、経営者の側からすれば、人を雇って事業を行うということは、本当に大変なことです。 ...(続きを読む)
「新しいチャレンジ」に尻込みするのは“本能に反しているから”という話
いろいろな企業のリーダー、マネージャー、経営者の方々からお話をうかがっていると、「新しい事業モデルの開発」「新たな分野への挑戦」「現状打破」「変革」といったキーワードが出てくることが多いです。 今いる場所に安住していては、発展が望めないどころか、現状維持も危ういといい、「新しいこと」「挑戦すること」ができる人材が必要だといいます。変化のスピードが速いことを考えると、生き残りへの危機感を...(続きを読む)
「報・連・相」の“相談”だけが違うこと
組織のコミュニケーションにおいて、「報・連・相」が大事とよくいわれます。このうち、「報告」「連絡」については、多くの人が半ば義務として行っているように思いますが、「相談」に関しては少し違っていて、あまり積極的に行われないことも多いのではないでしょうか。 これは、以前あるコンサルタントの講演を聞いたときのことです。 年令は50代後半、大手企業の元部長という人で、そこで培った経験と専門...(続きを読む)
リスクへの向き合い方のいろいろ
このところ、リスクマネジメントについて書かれた記事をいくつか読んでいました。 やはり、投資にまつわる話が多いのですが、こういう世界の格言のようなものとして、「卵はひとつにカゴに盛るな」という言葉があるそうです。 卵をひとつのカゴに入れておくと、もしもそれを落としたらすべて割れてしまいますが、複数のカゴに分けておけば、ひとつを落としてもほかのカゴは残るので、被害を最小限に抑えられると...(続きを読む)
偶然の出会いは本当に偶然なのか?
私自身、情報交換会や経営者交流会、その他いろいろな人との交流の場に参加することがあります。ある時期は幅広くいろいろな場所に出ていましたが、最近は自分にとって好ましい場、効果的な出会いの多い場がわかってきたので、行き先は少しずつ絞られてきました。 そういう場では、多くの人との新たな出会いがありますが、当然その場限りで終わってしまう人もいますし、お付き合いが継続的につながっていく人もいます...(続きを読む)
「予定されていないものこそ“未来”である」という話
何年か前のことですが、東京大学名誉教授で、「バカの壁」の著者として知られる養老 孟司さんの講演を聴く機会があり、そのお話からです。 養老氏は、初めに「過去」「現在」「未来」の、それぞれの定義ということからお話されました。 ここでは、「現在」を単純に“今”としてしまうと、「現在」はほんの一瞬なので、すぐに「過去」となって流れてしまって実質的でなく、本来言っている「現在」とは「手帳に書...(続きを読む)
10年後に「なくなる仕事」があるから「産まれる仕事」がある
「10年後になくなる仕事」や「10年後に消える仕事」、その反対に「10年後も残る仕事」「10年後も食える仕事」といった内容の記事を、特に最近目にする機会が増えました。 何かの調査結果や雑誌記事や書籍など、いろいろなところからこの手の情報が出てきていて、なおかつそれが発信された時期もまちまちです。 中には、3年前に発表されたものもあって、そこからすれば、“7年後・・・”にカウントダウ...(続きを読む)
いろいろ似ている“過重労働防止の議論”と“野球の登板制限の話”
少し前から、高校野球での投手の投球制限に関する話題が出ています。投球過多による酷使や故障、選手寿命の短縮を防ぐ目的で、いろいろな内容を検討しているようですが、まだはっきりとした結論は見えていないようです。 この議論を見ていて気づいたのが、ここ最近の残業制限緩和の動きと合わせて議論されている、過重労働防止に関する内容と意外に共通点があることです。 過重労働対策として挙がる項目の...(続きを読む)
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