八納 啓造
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省エネ、災害に強いこれからの家造りの知恵 - 3.耐久性について のコラム一覧
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サッシと家の耐久性で押さえておきたい話し
4.サッシについて押さえておきたいこと 構造以外で耐久性に影響するものとして、サッシ(外部に面する窓)をあげることが出来ます。サッシは、木製、鉄製、アルミ製、樹脂製、ステンレス製などがあり、最近では、外部がアルミで内部が樹脂で出来た複合サッシもあります。木製や樹脂製は、用途地域によって使えないことも多いので、必ずしも好みのものを使うということは出来ません(準防火地域、防火地域では使えません)...(続きを読む)
全てにおいて湿気は大敵と覚えましょう
3.全てにおいて湿気は大敵と覚えておきましょう 構造に関わらず、湿気は家にとって大敵です。木造の場合は構造材を腐らせ、鉄骨造の場合は鉄骨を錆させます。鉄筋コンクリート造の場合は、湿度が高い室内環境になり、ダニやカビの発生を引き寄せます。いずれにしても、湿気は建物にとっていいものをもたらしません。耐久性という意味でも湿気が発生しないように建物を作ることは外せないでしょう。 では、どうすれば...(続きを読む)
どうすれば将来の耐久性に柔軟に対応出来るのだろうか?
2.将来のライフスタイルに柔軟に対応出来るか? 木造の住宅の寿命の一つの要因として「設備の進化や大きさ、容量に対応が出来なかった」というものがあります。これは、思っている以上に影響がありました。例えば、1970年代に建てた家では、2000年時点で、お風呂の大きさや冷蔵庫の大きさ、さらに家電製品の量や電気容量の違いなどが大きく、その当時の家では対応が難しいということもありました。 また、...(続きを読む)
メンテナンスフリーは本当にいいのか?
耐久性に関しては、構造も重要ですがそれ以外にも押さえておきたいポイントがいくつかあります。 今回から数回にわたりそれをお伝えしましょう。 その1.メンテナンスフリーで気をつけたいこと よく「メンテナンスフリーのものにしたい」「メンテナンスが不要な材料を選びたい」という要望が家造りをする際に出てきます。メンテナンスが不要で長持ちすればという思いでこの要望が出てきているのですが、ここで...(続きを読む)
それぞれの構造の耐久性を把握しよう
木造の寿命は「26年程度」と世間的に言われているため、木造は耐久性が低いというふうに思っている人も多いようです。 よくよくこの26年の要因を調べてみると、ライフスタイルの変化に対応できない、設備の入れ替えのサイズが合わない、構造の木部分が腐ってきた&白アリにやられたというふうに、構造自体が駄目になるケース以外も多々あることに気付かされます。 では、ここで木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の...(続きを読む)
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