世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
八納 啓造
ヤノウ ケイゾウ
(
建築家
)
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
082-207-0888
グループ
- すべて
- はじめにご覧ください
- 省エネ、災害に強いこれからの家造りの知恵
- 子供の住環境を考える
- 家づくりを成功させる知恵
- 豊かさの感性を高める知恵
-
家づくり現場
- シアワセユタカビトの家NO2
- シアワセユタカビトの家 T邸
- 資産になる家 K邸
- シアワセユタカビトの家 NO4 M邸
- 夜と週末をゆったり過ごせる家 I邸
- シアワセユタカビトの家 K邸
- 家族の絆を育む家 N邸
- 家族の絆を育む狭小2世帯住宅
- セカンドライフを堪能する家
- 風土と家族が調和する家 S邸
- 家族の絆を育む家 K邸
- 世代の絆を育む家 F邸
- エコと風土の恵みを堪能する家 O邸
- 趣味とライフスタイルをエンジョイする家 M邸
- 大地の恵みと家族の絆が育まれる家 H邸
- 音楽をこよなく愛するカフェ「楽園プロジェクト」
- 故郷と家族が融合する家 M邸
- 家族と「自分らしさ」が融合する家 T邸
- 心地よさと感性を呼び覚ます家 J邸
- セカンドライフと大地の恵みを堪能する家
- 自分らしさと豊かさを表現するオフィス
- 豊かなライフバランスを育む家
- 家族の幸せと子供の自立を育む家 K邸
- 家族の心が一つになる家 N邸
- セミナー情報
- 完成見学会情報など
- おすすめ情報
- ワークス
- 当社について
- クライアントインタビュー
- 竣工写真集
- 工事現場 部位別シリーズ
- その他
- 八納啓造のつぶやき
- メルマガ「住むひと全てが幸せになる家造り」
- 高齢者専用賃貸住宅など
- 省エネ住宅を作る知恵
- 家づくりに関するQ&A
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
開口部をデザインして自然エネルギーを活用する方法
-
省エネ、災害に強いこれからの家造りの知恵
4.自然エネルギーの活用について
2011-09-29 12:00
開口部をデザインして自然エネルギーを活用する方法
自然エネルギーの中でも太陽熱は、ある意味無限に活用出来るエネルギーです。
ただ、この夏の省エネ対策などの情報が最近溢れて「暑さをしのぐためにどうすればいいか?」という事ばかりクローズアップされてきたように個人的に実感しています。
北海道などの寒い地域では逆に「寒い季節に太陽光を家の中にどう取り入れるか?」を考えているのはご存知ですか?
※北海道などの地域に住んでいる人からとれば当たり前のことと思います
そして、この発想は冬場に暖房が必要になるエリアならどんどん活用したい内容でもあるのです。
例えば、真冬に太陽の日光を家の中に燦々と取り入れることが出来ると暖房不可も格段に下がります。
「でも、そんなに日光を家に入れれば夏暑くてかなわないのでは・・・」
と思われる方もいるでしょう。ですが、これは十分解決が可能です。なぜなら、夏と冬の太陽の入射角度が違うからです。
特にそれが活用できるのが南側の方位です。
例えば北緯35度(東京~福岡にかけての太平洋側付近)では、真夏の南中高度は78°、真冬で32°ぐらいになります。その差45°・・。
具体的には、庇などをつけて真夏の暑い時期の太陽光を室内入れないように設計します。
そして、それと合わせて南側の開口部を大きく取るデザインにすることが重要です。
東西は、夏でも冬でも入り込んでくる太陽光はあまり変わりませんので、住む方の要望に合わせて開口部はあまり大きくしない方が賢明です。※開口を大きくしても光を反射するLOW-Eガラスを活用したり暗幕カーテンなどをつけることも一つの方法です
ここで、注意していただきたいのは「南側の開口部のガラスにLOW-Eガラスを使うと冬場に太陽熱を家に取り入れられなくなる」という事です。
専門家のなかでもこの辺りの知識が曖昧なかたも多いので、この事実はぜひ覚えておきましょう。
開口部のデザインのまとめですが
●南側の開口は大きく取る。ただし、夏の日差しを避ける庇は重要
●それ以外の方位はあまり大きな開口にしない方がベター
●LOW-Eなどのガラスは南側の開口部に使用しない
※冬用に対応したLOW-Eなどの採用も考える
を心がけるのが自然エネルギーを活用するうえでは重要で、当社ではそれをデザインのベースに取り入れながら洗練させたものにすることをいつも心がけています。
「省エネ、災害に強いこれからの家造りの知恵」のコラム
薪、バイオマスエネルギーの活用(2013/03/19 21:03)
太陽光の熱を集める方法 その2(2012/01/08 10:01)
太陽光の熱を集める方法 その1(2011/11/03 11:11)
雨水利用の取り組みと注意していること(2011/10/14 09:10)
ルーバーによる光のコントロール~サスティナブルデザイン~(2011/09/30 15:09)