檜垣 暁子(カイロプラクティック理学士)- コラム「レントゲンは腰痛回復を遅らせる?」 - 専門家プロファイル

檜垣 暁子
快適な状態で日常生活を送ることが、どれだけ楽かを伝えたい

檜垣 暁子

ヒガキ アキコ
( 神奈川県 / カイロプラクティック理学士 )
あきカイロプラクティック治療室 副院長
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レントゲンは腰痛回復を遅らせる?

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症状あれこれ 2007-01-14 14:49
腰痛で病院へ行くと、レントゲン写真を撮る場合がありますよね。そして写真を見ながら「腰の骨が曲がっているね。」「関節の間がつぶれている。」「これはヘルニアだね。」と、患者さんに説明されます。

「特に写真上では問題は無いね。」という説明であれば、少しはほっとするのかもしれませんが、「曲がっている」「つぶれている」「ヘルニア」などという言葉は、おそらくドキっとして、心配が増すと思います。

当院にみえる患者さんにも、「レントゲン写真を見て、確かに腰が曲がっていたので、それで腰痛がひどいんだと思います。まっすぐになるのでしょうか…。」と暗い表情の方がいらっしゃいます。そして少し腰が痛くなると「骨が曲がっているせいだ!」と思い込み、気分が沈んでしまうようです。

実は、海外の研究で、腰痛の患者さんにレントゲン撮影をすると、回復が遅くなるという結果が出ています。患者さんが「自分は重症だ」と思って気にしてしまうことが原因ではないかと推測させているそうです。確かに、写真のように骨の状態を目で見てしまい、ショックな内容を説明されると、そのことが頭から離れなくなってしまいそうです。

レントゲン写真が重要になる疾患もありますが、上記のようなケースもあることを頭の片隅にいれておき、精神的なダメージを減らすことができればと思います。骨が曲がったり、間がつぶれていることが腰痛の原因では無いケースも多いのですから!
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