阿部 マリ
アベ マリグループ
コラム のコラム一覧
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子どもの海外連れ去り防止方法
親権や監護権の問題を抱えている場合に、子どもが海外に連れ去られたら、、、と心配される方は多いものです。 その場合には、パスポートの発給制限の手続きを行うことで、海外連れ去りを防止することができます。(パスポートが無ければ海外に行けませんよね。) 親権や監護権の問題を抱えている場合に、子どもが海外に連れ去られたら、、、と心配される方は多いものです。 その場合には、パスポートの発給制限の手続き...(続きを読む)
調査官調査の子どもへの手紙
家庭裁判所において、親権や監護権について争いがある場合に、調査官が調査を行い、その結果を調査報告書にまとめ裁判官に報告することがあります。 調査官の調査とは、両当事者との面談、子どもとの面談、家庭訪問、学校への訪問等があります。 以下、調査が子どもに対して行われる場合に、事前に出される手紙の例です。 家裁月報64巻10号 家庭裁判所において、親権や監護権について争いがある場合に、調...(続きを読む)
面会交流のしおり(名古屋家裁)
子どもは親の離婚に翻弄されます。 しかし、離婚は夫婦の別れであって、親子の別れではありません。 子どもは愛情をいっぱい受けて育ちます。 100の愛情が90になっても、子どもはショックを受けるものです。 家族がうまく機能していたときは、父母や祖父母、親戚や友人関係など、子どもを取り巻く環境は愛情に満ちていたものと思います。 十分に愛された子どもは、自分も周囲も信頼す...(続きを読む)
韓国の養育手帳
離婚のことを子どもにどのように伝えたらよいのか悩みますよね。 タイミングやシチュエーション、何を説明すればよいのか、考えればキリがありません。 韓国には、離婚した父母に配布される、『子どもとの健康な出会いのための養育手帳』というものがあります。 その中に、子どもへの離婚の伝え方が記載されています。 参考になさってみてはいかがでしょうか。 ---------------...(続きを読む)
面会交流を禁止・制限すべき事由とは
男の離婚相談 コラムより 面会交流は子どものために必要であり、「面会交流を禁止・制限すべき事由」がない限り、面会交流は認めるべきとの考え方が主流です。 そこで、面会交流が認められないケースとして、「面会交流を禁止・制限すべき事由」とは具体的にどのようなことなのかを以下説明します。 ア 非監護親による子の連れ去りのおそれがある場合や過去にあった場合。 ただし、連れ去りは子にとって大きな負担とな...(続きを読む)
親の紛争が子どもの発達に与える影響
男の離婚相談 コラムより 東京弁護士会2014年1月号のLIBRAの特集「親の紛争が子どもの発達に与える影響-離婚・面会事件における留意点」がとても良い記事で共感できましたので紹介させていただきます。 この特集は、親との関係が子供に与える影響について、症例を交えながら、児童思春期精神科医の視点で説明されています。 離婚が子供に与える影響だけに限らず、現在の親子関係に疑問と危機感を感じて悩んで...(続きを読む)
境界性人格障害
そこに書かれていたのは、境界性人格障害の妻との離婚相談で幾度となく聞いたストーリーでした。 運命のような出会いをして、あっという間に恋をして、彼女のドラマに巻き込まれていく。 境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書) これを読んで、自分のことが書いてある!と驚く人は多いと思います。 自分の身に起きた不可解だった出来事やドラマのような展開のヒントが見つかるものと思います。 阿部マリ 以下、...(続きを読む)
双極性障害の妻 【調査官が調査をする事例】
夫婦間の争いが過熱すると、子どもの気持ちを慮る余裕が無くなってしまいます。調査官が子どもの意思や意向を聞き取りフィードバックすることで、夫婦当事者が親としての視点を取り戻すことができるのだと思います。 家裁月報64-10-71 【事例1】 事件名:夫婦関係調整(円満) 当事者:申立人(妻)、相手方(夫)、長男(16歳)、二男(14歳)、長女(12歳) ...(続きを読む)
面会交流の意義
面会交流が子どもに与える影響について、心理学観点からの実証的研究は日本では少なく、米国は多い。 そこで、米国研究の心理学知見からみた面会交流の意義(kelly,J.B&Emery,R.E)を家裁月報64-7-46から抜粋してご紹介します。 離婚の有無によらず、父母双方が適切な子育てをすることが大切なんですね。 そして、離婚家庭の場合には、非監護親と子どもの接触が少ないので、意識し...(続きを読む)
離婚と子どもの姓
子どもがいて離婚をするときに、特に男性が気にするのは、子どもの姓(苗字・氏ともいう)と戸籍の問題です。 そもそも日本では、家を継ぐ=姓を継ぐという跡継ぎの意識が強く、子どもの姓を変えたくないために親権を主張する方も多いものです。 姓を継がないなら財産も相続させないという考えの方もいます。 将来的に姓を継いでもらいたい、家を継いでもらいたいという思いが強いのであれば、離婚によ...(続きを読む)
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