対象:住宅・不動産トラブル
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水道修理業者の作業ミスにより自宅(持家)が水浸しになりました。
業者はミスを認め、修理にかかる費用は支払うと口頭では約束しています。
ただ業者は保険にも入っていないと言い、ミスをした作業員個人に
賠償させると言っている信用できない会社で本当に支払われるかはわかりません。
とはいえ、ひとまず今回の被害に関わる修繕の見積もりを出して請求書を作成
しようと思っております。ただ絨毯の張り替え費用などはわかるのですが、目に見えない床下への被害(いまだ水浸し)の調査、階下への影響など、見積もり被害額を算定するのにどこへどのように依頼したら良いのかわかりません。
通常であれば、保険会社から損害鑑定人が来ると思うのですが、今回の場合どうしたら良いのでしょうか。
何卒お力をお貸しください。
sasaharaさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
修理業者のミスによる水漏れに対して
不動産コンサルタントの野口です。
sasahara様の工事を依頼した水道業者が水漏れを起した場所は、文面から一戸建て出なく
マンションと推定いたします。
水道業者が工事した内容や水漏れの状況が判りませんが、水道修理業者でも通常、
「建設工事保険」と「請負業者賠償責任保険」に入り、工事ミスや他人に与えた賠償の
担保するため、保険に加入するのが通例です。
このような保険に入ってもいなく、その責任を雇用人に支払わせるのは、相当劣悪で、補償責任
をまっとう出来るのか疑問です。
水漏れによる被害は、マンション部分によって異なってきます。
sasahara様の個人が専有する「専有部分」と「躯体や共用部分の配管、配線などの共用部分」、
水漏れ事故によって、更に階下等の「他の専有部分」への波及が懸念されます。
これらの対処は、
1、管理組合宛てに直ぐ詳細に報告すべきです。(多分「管理規約等」に規定あり?)
2、マンションを管理する「マンション管理会社」にも同様に報告と調査を依頼してください。
3、管理会社は、そのマンション構造に精通していますから、想定される共用部分、専有部分に
水漏れ被害を調査し、水の排水、乾燥、補修すべき個所・被害状況等を示し、多分、管理
会社と提携している工事会社の各箇所別に、見積もり、工事期間などを示すでしょう。
4、各箇所とも原状復帰が完全に出来るか判りませんが、他の人にも及んでいると、補償、賠償
問題まで発展するでしょうし、被害規模にもよりますが、数ヶ月間の長期にわたります。
水漏れは、階下だけではなく、配管や配線を伝って、とんでもない所へ被害を発生させる事が有ります。
洗濯機の水漏れで、3軒の人の専有部分に被害が出て、内装だけでなく、家具、寝具、衣服まで被害を及ぼし、工事中の一時移転など 総額1,380万の費用が出た経験があります。解決まで10ヶ月掛かりました。
sasahara様には、全く責任はないとは言えず、一次的に貴女が表面責任を負う事になるのでしょう。
管理組合も他の区分所有者も、窓口は貴女とする筈です。
一刻も早く、取りかかるべきです。
飛んだ災難とお思いでしょうが、被害によっては専門家のサポートをお薦めいたします。
回答専門家
- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
(現在のポイント:-pt)
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