対象:住宅・不動産トラブル
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はじめまして、よろしくお願いいたします。
7軒長屋の1軒(義父名義)に結婚してから住んでいます。左隣は空き家で義祖母(故人)の名義、右隣も空き家でこちらは義叔母名義です。この度この3軒を主人名義にして3軒を1軒にリフォームしたく登記を取りましたところ祖母所有の土地建物、義父所有の土地建物が義父名義で根抵当権が付いており、叔母所有の土地建物も叔母名義で根抵当権が付いておりました。 根抵当権者は銀行ですが今現在取引があるのかはまだ確認しておりません。評価の低い土地だと思っていたので贈与してもらおうと思っていたのですが、このリフォームの計画は不可能でしょうか? 主人の名義に変えるとしたら何からすればいいのかご教授頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
えいつあきさん
(
大阪府 / 女性 / 41歳 )
回答:1件

澤田 有紀
弁護士
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義祖母(故人)の遺産分割協議から始めましょう
まずは,所有権の整理をして,関係者を絞っていくところから始めましょう。すなわち,義祖母(故人)の名義のままになっている物件がありますので,まずは,遺産分割協議をしてご主人がこの物件を
相続して所有権を取得することを目指します。義祖母の相続人全員の同意が必要となりますので,義父のきょうだいの関係で相続人をリストアップする必要があります。交流がない場合は,専門家に依頼して戸籍などを収集して,住所を調べてもらい,連絡を取って,話し合いを始めることになると思います。
そのあと義叔母の物件についている根抵当権をはずしてもらう交渉になるのですが,根抵当権がついていても,すでに債務がない可能性もありますので,義叔母に確認してみましょう。もし,まだ債務が残っている場合には,根抵当権をはずしてもらえるか,銀行と条件などを交渉する必要があります。
そのあと,義父および義叔母から贈与してもらうということになるのでしょうが,評価が低い物件でしたら,問題ありませんが,贈与税がかかってくる可能性もありますので,具体的に専門家に相談してください。
以上のとおり,結構ハードルが高いかもしれませんが,ご検討くださいませ。
(現在のポイント:-pt)
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