対象:新築工事・施工
何でそうなったのか分かりませんが、タイトルのようにフローリングが一室内で二種類の方向になっています。ずっと養生してあったので気づかなかったのですが、そろそろ完成という段になって目に入りました。元々一室として造られた20平米ほどの部屋(2F)の出入り口に近い三分の二くらいが東西方向、遠い方三分の一くらいが南北方向になってしまっています。フローリングと言っても一枚の分厚い板で、上面が2F床板、下面が一階の天井になっています。こういうことはやむを得ないものなのでしょうか?または大々的なミスなのでしょうか。ちょっと見たことのない部屋になっています。
よろしくご教示ください。
egoingさん ( 北海道 / 男性 / 47歳 )
回答:2件
フローリングのデザイン性
フローリングは壁ボードの施工前に全体を仕上げるケースが一般的ですが、廊下の長手方向と居室床の貼る方向を扉敷居ラインで縁を切って分ける手法をとる場合もございます。
(室内とクローゼット内のフローリング方向が違うことも)
また、床鳴りを防ぐ意味合いから下地の構造用合板の継ぎ目とフローリングの継ぎ目を合わせないよう大工さんが貼り始めを加工してズラす工夫をするケースもございます。
フローリングは長辺方向の端部に「さね」と呼ばれるオスメスの凸凹が付いている商品が多く、組み合わせながら施工するので、方向を変える場合凸部分を削ぎ落とす必要も出てきます。
施工中の写真があれば何かしら原因がわかるかもしれませんが、室内で部分的に方向が変わるのは施工者側の理由だと思いますので、他の先生も仰るように貼り方の変化の理由を聞いたほうがスッキリしますね。
ご参考になれば幸いです。
補足
追伸
「一枚の分厚い板で、上面が2F床板、下面が一階の天井」というのは画像の下地のような構造用合板ではないでしょうか。
自然素材に拘った住宅などでは構造用合板を使用せず、30mmくらいの杉板を直貼りするケースもあり、その際は梁や小梁の組み合わせに左右されるので、貼り方が部屋内で変わる可能性もございます。
評価・お礼
egoingさん
2016/07/16 21:11ありがとうございます。
ご回答の中の「梁や小梁の組み合わせに左右されるので、貼り方が部屋内で変わる可能性」というような理由によるものでした。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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齋藤 進一が提供する商品・サービス
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終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
吉田 武志
建築家
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フローリングが足りなくなって、最後に余った短い材料を使った
栃木県宇都宮市で注文住宅とリノベーションを行う工務店を経営しています、ヨシダクラフトの吉田と申します。
質問を読ませて頂きました。
1つの部屋でフローリングの貼った方向が違うとのことですが、考えられるのは、フローリングが足りなくなって、最後に短い材料を使ったので1つの部屋の中でフローリングの方向が違うのではないでしょうか?
契約した住宅会社の担当者(現場監督)もしくは、設計者に「1つの部屋でフローリングの貼った方向が違うので気になっているのですが、どうしたのですか?」と、率直に聞いてみたらどうでしょうか?聞くのはおかしなことでは無く、当然のことかと思います。
補足
回答補足いたします。
上面が2F床板、下面が一階の天井ということは、2階床板を受けている梁の方向によって
床板の方向が決まったとも考えられます。
普通に考えると、床板は同じ方向にするので、梁の方向も統一するのが普通なのですが・・・。
どちらにしても、請負者に直接聞いてみてください。
評価・お礼
egoingさん
2016/07/16 21:09ありがとうございます。
補足された回答のようなことで、方向を違えてつけたということでした。
吉田 武志
2016/07/18 11:39高い評価を頂きまして、ありがとうございます。
フローリング方向が違っても、それはそれで個性的で楽しく良い気がします。
(現在のポイント:-pt)
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