対象:新築工事・施工
フローリングのデザイン性
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フローリングは壁ボードの施工前に全体を仕上げるケースが一般的ですが、廊下の長手方向と居室床の貼る方向を扉敷居ラインで縁を切って分ける手法をとる場合もございます。
(室内とクローゼット内のフローリング方向が違うことも)
また、床鳴りを防ぐ意味合いから下地の構造用合板の継ぎ目とフローリングの継ぎ目を合わせないよう大工さんが貼り始めを加工してズラす工夫をするケースもございます。
フローリングは長辺方向の端部に「さね」と呼ばれるオスメスの凸凹が付いている商品が多く、組み合わせながら施工するので、方向を変える場合凸部分を削ぎ落とす必要も出てきます。
施工中の写真があれば何かしら原因がわかるかもしれませんが、室内で部分的に方向が変わるのは施工者側の理由だと思いますので、他の先生も仰るように貼り方の変化の理由を聞いたほうがスッキリしますね。
ご参考になれば幸いです。
補足
追伸
「一枚の分厚い板で、上面が2F床板、下面が一階の天井」というのは画像の下地のような構造用合板ではないでしょうか。
自然素材に拘った住宅などでは構造用合板を使用せず、30mmくらいの杉板を直貼りするケースもあり、その際は梁や小梁の組み合わせに左右されるので、貼り方が部屋内で変わる可能性もございます。
評価・お礼
egoing さん
2016/07/16 21:11
ありがとうございます。
ご回答の中の「梁や小梁の組み合わせに左右されるので、貼り方が部屋内で変わる可能性」というような理由によるものでした。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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何でそうなったのか分かりませんが、タイトルのようにフローリングが一室内で二種類の方向になっています。ずっと養生してあったので気づかなかったのですが、そろそろ完成という段になって目に入… [続きを読む]
egoingさん (北海道/47歳/男性)
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