対象:お金と資産の運用
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回答数: 1件
閲覧いただきありがとうございます。
30代女性。独身で結婚の予定は今の所ありません。
月1〜2万円で長期の投資信託を始めてみようと思い、FPへ無料相談に行ったところ、アクサ生命のユニットリンクという商品を進められました。
ひとまずその場では契約せず帰宅後に調べてみたのですが、投資信託ではなく保険商品だと知りました。
正直、独身で死亡保障は考えてないのですが(どちらかというと医療保険の方が必要?)FPには税金対策になると奨められました。
この商品は独身女性にとって適正なのでしょうか?
現在このような状況です。
・30代前半
・貯蓄約700万円
・保険未加入
・結婚や住宅購入の予定はありません。
・個人年金で月1万円ずつ外貨積立をしています。
・長期(15年以上)での運用を検討してます。
運用目的は両親の介護や、自分の老後への備えです。
あと、やりたいことができた時に使えたらいいなと思っています。
メリット・デメリット等アドバイスを頂けましたら幸いです。
また、最近無料相談できるFPさんは多くいらっしゃいますが、有料で相談する方がより的確なアドバイスをいただけるのでしょうか?
保険会社のマージン等があり、自分に適正なものを紹介してもらっていないように感じます。
どうぞよろしくお願い致します。
datemoriさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )
回答:4件
あくまでも保険です。非常に問題のある提案ですね
datemori 様
こんにちは。相続総合研究所の大泉稔です。
ご利用をありがとうございます。
ユニットリンク保険は、あくまでも保険です。
毎月、支払うのは「投資資金」ではなく、「保険料」です。
保険ゆえ、10年以内の途中解約などは著しく不利益を蒙ります。
保険料の増額時にも、健康告知があります。
「生命保険料控除」の対象ですが、税額控除ではなく、所得控除に過ぎません。
パフォーマンスを期待するのでしたら、投資信託の積み立てです。
投資信託でしたら、積み立て期間中の(全部もしくは一部)解約も、増額も手軽にできます。
datemori様は、東京の方のようですので、一度、お会いして、アドバイスをさせて頂きたいと思います。
お気軽にお申し付けください。
回答専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
突然の相続で…困っていらっしゃいませんか?
突然の相続で…「株式や投資信託を相続して」困っていらっしゃる方。多額の生命保険金を受け取って戸惑っていらっしゃる方。お気軽に、ご相談ください。
運用商品およびFPの選び方
datemori様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の商品は、仰る通り、投資信託ではなく、変額保険ですね。
運用の中身は、投資信託ですが、保険の衣(ころも)でくるんだような商品性です。
死亡保障と、あとは、高度障害保障が必要な方には、適している場合もあります。
ただし、変額保険は、ライフプランの変化により、短期での減額や解約をしたい時に、控除額が大きくなる場合があります。
また、変額保険の方が、投資信託よりも、一般的にコストは高めです。
実際に、投資信託でいくらの利回りを実現できた場合に、いくら受け取れるのかを試算して、両者を比較してみると良いと思います。
同じ利回りで、かなりの差が出るはずです。
その差を調べると、保険会社の手数料部分も、ある程度まで見えてきます。
税金対策になるという話は、運用期間中に資産配分を見直しても課税されない、満期や解約での受取り時は、一時所得扱いにできるという意味かと思います。
一方、投資信託には、NISA(少額投資非課税制度)という税制優遇があります。
ちなみに、報道では、あまり見かけませんが、保険業法等の一部改正に伴い、今年から、保険専門FPの大半が、「雇用型」に移行することになりました。
日本FP協会のアンケート調査によると、これまで独立自営の「委託型」で保険募集の仕事をしてきたFPの約6割が、影響があった(ある)と回答するほど大きなルール変更です。
今後は、相談するFPさんに、「雇用」か「独立」かを尋ねると、ある程度まで、その立ち位置がわかります。
保険代理店と雇用契約を結んでいれば、少なくとも自分の給料分は、保険の手数料で稼がなければなりません。
もちろん、「雇用」と「独立」のどちらにも、メリット、デメリットはあります。
独立FPの場合は、投資信託や、状況によっては、個人型確定拠出年金など、総合的なアドバイスはしやすいのですが、基本的に、無料相談にはできません。
また、保険商品に関しては、保険専門FPとの協力関係がなければ、複数社の情報が取りにくいです。
ご参考にしてください。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
なんちゃってFPの無料相談
datemori 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
ファイナンシャルプランナーが天職、BYSプランニングの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
アクサ生命のユニットリンクは満期保険金がある養老保険です。
顧客から預かった保険料の内、一定割合を保険金支払いのために積立、
一定割合をファンドで運用し積み立てる商品です(保険料割合は不公表)。
ですから純粋な投資性商品ではありません。
運用目的は両親の介護や、自分の老後への備えです。
あと、やりたいことができた時に使えたらいいなと思っています。
メリット・デメリット等アドバイスを頂けましたら幸いです。
⇒目的が将来のための貯蓄と、ご自身のキャリア形成のための貯蓄
だとすれば、保険に拘る必要はありません。
貯蓄が目的だとすれば、メリットは見当たらないのですが、
あえて挙げるとすれば、ファンドの運用関係費用は他のファンドに
比べれば安い設定です。
デメリットは、3つ。
1.保険会社破綻
2.運用の良し悪しで満期保険金が変動
3.運用関係費用と保険関係費用、両方の手数料が差し引かれている
また、最近無料相談できるFPさんは多くいらっしゃいますが、有料で相談する方がより的確なアドバイスをいただけるのでしょうか?
保険会社のマージン等があり、自分に適正なものを紹介してもらっていないように感じます。
⇒datemori様の感じられている通りです。
なぜ無料相談ができるのかを考えれば、必然的に理解いただけると思います。
きっと、数日すれば、なんちゃってFPの方から連絡があると思いますよ。
「先日ご提案いたしましたアクサ生命のユニットリンクですが、ご検討いただけましたでしょうか?」と。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
久保 逸郎
ファイナンシャルプランナー
-
資産形成はコストが高い変額保険よりも、投資信託の積立で
datemori様
はじめまして。
FPオフィス クライアントサイドの久保逸郎です。
ご質問に回答させていただきます。
ユニット・リンクは有期型の変額保険です。
投資信託と違って保険関係費(※)が必要になるので、投資効率は悪いです。
※被保険者の年齢、性別によって異なります。
投資信託の信託報酬にあたる運営関係費も、アクティブファンドを含む投信業界の業界平均よりは低くなっているものの、eMAXISシリーズ(三菱UFJ投信)やSMTシリーズ(三井住友アセット)のようなノーロード・低コストで人気がある投資信託に比べれば高めです。
このほかにも解約控除や積立金移転費用、年金形式で受け取る際の年金管理費といったコストも必要になります。
独身で保障が必要ないなら、あえて保険を使って資産形成を図る必要性はないと思います。
それと無料相談のFP(ファイナンシャルプランナー)の場合、当然ボランティアではできませんので、基本的に保険などの商品販売を目的にしていることがほとんどです。
私自身は福岡在住なのでお役に立てないのですが、良いFP(ファイナンシャルプランナー)を探そうとお考えでしたら、下記の点あたりをポイントにして探されてはどうでしょうか?
1、自分(自社)のホームページがある
2、有料相談を行っている
3、事務所を構えている(自宅ではない)
4、FPとしてキャリアが長い
5、相談実績が豊富
最低限このあたりをポイントにして探せば、東京にはたくさんFPがいるので見つかると思いますよ。
もしも、「いいFPを紹介して欲しい」ということでしたら、メール等いただければご紹介させていただきます。
その際はお気軽にご連絡ください。
FPオフィス クライアントサイド
http://www.fp-office.com/
久保 逸郎
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