対象:お金と資産の運用
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現在預貯金の預け入れとしては、外債(ユーロ・豪ドル・ニュージーランドドル・南アフリカドルの長期外債)に約1500万円ほど、個人向け国債に500万円、ほかはほとんど銀行・郵便局・JAなど市中金融機関に定期預金・普通預金で6000万円ほど持っています。私は現在57歳サラリーマン・妻53歳アルバイトで子供たちは独立して、持家(築35年)に二人で住んでいます。まもなくあと2~3年で定年を迎えます。今後の収入見込みとして、65歳から夫婦で20万円ほどの収入がありますが、今のままの形で預貯金を持っていて良いのか疑問もあり、相談させてください。今後の大きな支払としては、家のリフォームとして2000万円の予定があります。さしあたってそれくらいしか使う予定が無いので、将来的に
どこにどんな預け方が一番良いのか教えていただけませんか?現在、給料の中から
毎月3万円証券会社の公社債投信に振り込んでいます。自分たちの目標としては日々の暮らしに事欠かずに暮らせて、子どもたちにそれなりの財産がのこせればと考えています。どうかよろしくお願いいたします。
qb32138さん ( 静岡県 / 男性 / 57歳 )
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資産を守るために殖やすという考え方も
qb32138様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
資産状況、および、「日々の暮らしに事欠かずに暮らせて、子どもたちにそれなりの財産がのこせれば」とのお考え、拝見しました。
お書き頂いた内容は、おおむねその目的に適った資産配分と思います。
ただ、円預金が永遠に絶対的な安全資産か、というと、そうとも言いきれません。
最近では、格付け会社のフィッチ・レーティングスが、日本国債を「A+」に格下げしました。
日本国債の格下げが、連続した、ある段階で、日本国債の暴落が起こるという意見もあります。
ちなみに、ここでいう暴落とは、債券価格が急落し、金利が急上昇することです。
シナリオとしては、日本政府の借金が、日本国民の金融資産で買い支えられる水準を超えた時が、危ないです。
どうしようもなくなれば、日本銀行が、日本国債を大量に買い続けるという禁じ手を使わざるを得なくなるかもしれません。
もしそうなると、次第にインフレと円安が進行し、円預金の価値が失われ、ある段階で、日本国債の暴落に至る可能性があります。
また、大増税、年金削減など、すべてが同時進行となるかもしれません。
もちろん、将来のシナリオを完全に予測することはできませんが、世の中で今、何が起きているのか、を理解した上で、必要に応じて、資金を動かすことを検討されてみてはいかがでしょうか。
資産を殖やすという意識を持つことが、結果として、守りにつながることもあります。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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預貯金の運用につきまして
ファイナンシャル・プランナーの山田と申します。
ご相談の文面だけでは、個別・具体的なことまではアドバイスできませんが、
資産運用にあたっての基本的な考えを記載させていただきます。
資産運用にあたり、最初の分岐点はリスクを取るか否かです。
どちらが良くてどちらが悪いということではなく、
自分にふさわしいのはどちらかを選択しましょう。
もしリスク資産を組み入れる場合、
最も重要なのは自分で許容できるリスクを計ることです。
許容リスクとは簡単に言えば、許容できる値下がり金額です。
この際は、老後の貯蓄取崩し額を見積もるなどして、
決定しましょう
そして、許容リスクが決定し、資産運用額が決まると、
自ずと期待リターン、投資先の資産配分比率、運用商品なども決まってきます。
もしリスクを取らない場合は、
・ 今後の金利変動
・ 換金等の流動性
・ 預け先の分散
・ 相続
などを考慮して商品及び金融機関を選択することになります。
リスクを取る・取らない、いずれにおいても、
金融機関ではなく、お近くのファイナンシャル・プランナーに
一度ご相談されてはいかがでしょうか。
ただし、ほとんどのファイナンシャルプランナーは
商品販売で収益を得ているということは覚えておいてください。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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稼ぐが一番
上級ファイナンシャル・プランナーの小林治行です。
貴方は現在57歳で奥様と二人暮し。ご自分のアセット・アロケーションは外債1,500万円、個人向け国債500万円、市中銀行6,000円、合計8,000円。65歳からは二人合わせて20万円の収入があるとの事ですが、これは年金のことでしょう。退職金の記述がありませんので、ゼロとしてシュミレーションをしてみます。
支出予定は家のリフォーム2,000万円とのこと。定年を迎えてから65歳までは無収入となりますが、この期間は金融資産の取り崩しの時期になります。貴方の家計支出が仮に年500万円としても2,500万円目減りします。
65歳になり年金以外の支出は月15万円、年間で180万円。85歳の平均余命として3,600万円。これで現在の貯蓄は使い果たす計算となります。
そこで今後の人生設計は定年後~65歳まで就職できるような就活をされること。医療保険や所得保障保険などの保険の中身をしっかり把握すること。
思わぬ支出として61歳に住民税が来ますから見込んでおきましょう。
こうしてみますと、大きいと思った8,000万円がそうでもないことに気が付くことが大切です。
ご質問のどんな預け方が良いかは、古典的なファイナンシャル・プランニングでは5~6%の投資信託による運用をアドバイスして参りましたが、リーマン以降はご提案し難くなっているのが事実です。
外貨預金と言っても豪ドルは信頼がありそうですが、ほかは当面リスクが高いと言えましょう。
国内でリスク・フリーの資産での運用が最善といえます。
結局稼ぐが一番です。
E-mail hk@kobayashi-am.jp
URL http://kobayashi-am.jp
自分年金積立のアブラハムプライベートバンク奥村
投資アドバイザー
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海外積立投資がお勧めです
はじめまして、アブラハムプライベートバンクの奥村と申します。
お子様のことも考えた、資産成をご検討していらっしゃるのですね。
比較的、海外にも積極的にご投資されており
ご定年後に向けても、しっかり準備されていらっしゃると考えられます。
ただ日本の経済や財政の先行きは明るいものではなく
インフレや預金封鎖などの事態に陥ることを想定すると
国際分散投資への比重を増やし、よりアクティブに運用されることを
検討なさるのも、一案かと存じます。
外債だけではなく、世界には
複利の長期積立投資など、高い収益を見込める金融商品などもございますので、
そのような金融商品で長期の資産運用をされると、国内預金や外債への預貯金より
収益も見込めるかと存じます。
(海外で資産運用されると、円安や日本で預金封鎖が起こった際のリスク回避にもなります)
当社では、お客様の状況に応じた運用方法をご提案しておりますので
一度、詳細をご相談いただけますと幸いです。
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