対象:不動産売買
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ローンを組んでマンション購入できるのか、
それとも賃貸のほうがいいのかについての質問です。
現在、公務員として勤務していて月の手取りが約25万円です。
親族が所持しているマンションのワンルームに住んでいて
家賃は管理費など込みで8万5千円。預貯金は約250万円あります。
現状では、これで特に問題もなく多少は貯金も殖やせているのですが
今度、結婚することになり、10月には子供も産まれることがわかりました。
そうのため、現在のワンルームでは手狭のため引っ越しを考えているのですが
その際に、マンションの購入も検討しています。
資料請求をしてみた限り、二人が希望するようなマンションは
3000万円台の半ばから4000万円台前半くらいは
かかってしまうことがわかりました。
様々なローンシュミレーションを使うと、
現在払っている家賃前後の返済額でも借りられるようような結果が出るのですが
現実的には、この程度の手取りでも借りられるのでしょうか。
なお、妻は妊娠しているということもあり、少なくともあと1年は働けません。
薬剤師の資格があるため、パートを始められれば月7万程度の収入が見込めます。
私は、公務員であるため、ある程度安定した昇給が見込めます。
ボーナスも年に2回、必ず出ます。
お互いの両親から、頭金の補助を出してもらえるかは微妙なところです。
このような状況でマンションを購入できるのか、
それとも賃貸にするべきなのかアドバイスをいただけたらと思います。
のり★さん ( 東京都 / 男性 / 31歳 )
回答:3件
ライフプランを立て、無理のない住居費でスタート。
不動産取得のアドバイザーをしている野口です。
のり様のように、現状のローン金利ですと、賃貸マンションの費用とマンション購入による住宅ローン金利によるローン支払いを比較しますと余り差がないようになります。
しかし、のり様は25才と若く公務員で安定しているとは言え、年間の収入が約450万円(手取り400万円弱)と判断致します。例えば、ご希望の住宅を4,000万円で自己資金200万円、住宅ローン(フラット35)2.3%で3,800万円を求め田としますと、ローン支払いが毎月8万円ボーナス月31万円年間158万円となり、管理費・税等で30万円を見込みますと、年間の住居費が188万円と収入の45%以上が住居費となります。
従って、当初は家族3人の生活は相当厳しいものになります。住居費は130万円以内に抑えるべきです。
奥様が、薬剤師で共稼ぎできる環境に有れば、奥様の収入は相当見込めるでしょうから計画は楽になるでしょう。更に、お子様もまた2人目が出来た場合とか、お子様の養育費や教育費は近年30~40歳代の家計支出にしめる割合が相当きつくなっていますから、のり様は、現状だけを見るのではなく、家族計画とライフプランをしっかりと立てられるようお薦め致します。
もし、新築マンションをお考えなら現状からは、築浅の中古マンションで更に10~15年で買換を前提で一段落とした(3LDK--→2LDKなど)を取得をお薦め致します。奥様が、共稼ぎが定着し、自己資金が1,000万円程度になったとき次のステップに進まれるように進言します。余裕のある家計状況が見えてきた時お考え下さい。
民間サラリーマンの最近の給与ダウン、リストラ等でローン返済が出来ずデフォルトを起こして、任意売却や自己破産する人が急増しています。公務員は別枠とは考えないで、今までの延長戦の通り収入は先輩たちと同様に伸びていくと考えないで厳しく見積もって下さい。
のり様はどのような公務員か判りませんが、政府は、国家公務員の給与を7%下げると言っています。やがてこれは、地方公務員にも波及するとお考えされた方が賢明です。
不動産の取得を勧める私の立場からは、真逆の意見を言う人は少ないでしょうが、10~15年先は空き家がさに増え、選択肢が増えます。賃料は下がります。これをご参考に。
評価・お礼

のり★さん
2012/05/03 22:46具体的なアドバイスをいただき、ありがとうございます。
とても参考になりました。
このアドバイスをもとに、話し合ってみようと思います。
また、よろしくお願いいたします。
回答専門家

- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
マンション購入について
のりさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『このような状況でマンションを購入できるのか、
それとも賃貸にするべきなのかアドバイスいただけたらと思います。』
につはまして、
住宅ローンを組んで住宅を購入する場合、
借入金を少しでも少なくするためにも、
頭金として物件価格の20%相当額プラス諸費用分につきましては、
予め用意したうえで、住宅を購入するようにします。
よって、のりさんの場合、毎月の返済額を軽減するためにも、
もう少し頭金をふやすことをお勧めします。
また、住宅ローンを組んだ後から家計が過剰に圧迫されないためにも、
手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、
28.0%ほどに収まるように、
住宅ローンを組むようにしていってください。
のりさんの場合、
奥様の収入が見込めるようになってからの方が、
家計にもゆとりが生まれますので、
住宅の購入につきましては、
もう少し待ってからでも決して遅くはありません。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼

のり★さん
2012/05/04 10:04明快な回答ありがとうございます!
とてもわかりやすく参考になりました。
また、よろしくお願いいたします。
回答専門家

- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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大長 伸吉
不動産投資アドバイザー
-
ライフプランの検討に加えて、銀行に具体的に相談を
こんにちは、アパート経営アドバイザーの大長伸吉です。
「ローンを組んでマンション購入できるのか」について、質問形式でしたのでこちらについては具体的に行動することをお勧めします。
融資の承諾をするのは銀行ですので、今目標としているマンションについて融資を出してもらえるのか、銀行相談に行ってみるとよいかと思います。
これには別の目的もあります。
ご本人があとどれくらい自己資金をためると、希望のマンションに届くのか、またはまだまだ遠いのかを知ることも出来ます。
自己資金比率については、可能ならば3割が安定圏、自己資金2割くらいを準備しておいたほうが、今後の一般の給与やボーナスの下落に対してもどきどきすることが少ないかと思います。
ですので、銀行融資が出たときに安心するのではなく、銀行融資相談を一つの比較情報として選択するうえで、そのあとにライフプランを検討しても遅くはないかと思います。
(銀行融資相談は無料ですから。)
ライフプランは誰もが平等ではなく、本人の本業でのがんばり度合いによって今後の収入が変化しますから、まずコストがかからない行為で具体的に動いてみるとより視野が開けるかと思います。
またすでにアドバイスをされている方の内容も安定を考える上でとても参考になりますね。
評価・お礼

のり★さん
2012/05/11 21:39ありがとうございます。
さっそく、行動にうつしてみたいと思います。
またよろしくお願いいたします。

大長 伸吉
2012/05/15 10:58ご感想をいただき、ありがとうございます。
行動に移してみて、また新たに見えてくることがあると思います。
この段階は費用が発生するのではありませんので、現状確認のために、動き、最後に選択をすることが良いよいかと思います。
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