対象:投資相談
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はじめまして。
2012年から投資を勉強・実践していきたいと思っています。
まずは投資信託から始めていきたいです。
とはいえ、まったくの素人です。
初心者にわかりやすく書かれた投資の本・2冊
+
イラストや図解で書かれていて、実践にも役立つ本・1冊を
探している最中ですが、何か良い本はないでしょうか?
補足
2012/01/03 18:24初心者がまず初めに手をつける投資・資産運用としては
投資信託が一番適切でしょうか?
あるいは、もっと他のものがよいのでしょうか?
原由さん ( 青森県 / 女性 / 36歳 )
回答:3件
投資に関する「お勧めの書籍」
FPの岩川と申します。
投資は、投資の本質を良く理解することが大切です。
金融商品の価格上下を重視するのでなく、金融商品を通じて、企業や国に対して資本を投じ、長い時間を掛けて収益が期待できるものという理解が必要です。
ココを知らずに始めてしまうと、価格ばかりに気をとられ、安心できる高値で購入し、不安になる安値で手じまう結果になりますので、最初に理解するといいと思います。
さて、家計の資産形成に参考となる書籍の中でも、現実的な内容で受け入れやすい書籍2冊をご紹介いたします。ありきたりですけど。
1)お金を銀行に預けるな 著者 勝間和代
投資経験のない方でも現実的、実践的に伝えられ専門的な難しい内容ではありませんので読みやすい一冊です。この本は、資本主義社会で生活しているのに、金融知識を持たないことは、ルールを知らずに「試合」をすることだ!と述べています。投資の本質や必要性も書かれている他、投資リターン(収益)は、リスクに見合って戻ってくる仕組みや自分の投資したお金がどのように使われているかをわかり易く中立に書かれています。投資の本は溢れていますが、本当に必要な「投資の本質」が書かれているので参考になります。
2)敗者のゲーム
こちらは、どちらかというと既に資産形成をしている方に「おすすめ」かも知れませんが、プロである運用機関でも市場平均を打ち負かすことができない。「タイミングや商品選別を中心に行う売買」の繰り返しより「市場全体の継続保有」が、いかに効果的か、たくさんの角度から紹介しています。
資産形成においてポートフォリオ運用の配分などは重要ですが、車に例えるとエンジン内部のことに近いです。
つまり、どんなに性能の良いエンジでも、運転できなければただの鉄のかたまりです。
やはり、危険時のハンドル、ブレーキの操作方法などのように、自分のリスク許容度に見合う運用手段、下落時の対応方法など、より具体的な保有方法を学ぶことが必要だと思います。
補足
>初心者がまず初めに手をつける投資・資産運用としては
>投資信託が一番適切でしょうか?
投資信託は、分散投資を小額からしたい方の手段です。
ご自身の運用ニードやリスク許容度によって最適かどうかが決まります。
手数料の安い投資信託を複数長期保有しても誰でも収益が得られるわけではないのでご注意を。
ご不明なことがございましたら、どうぞ気軽にご質問ください。
評価・お礼
原由さん
2012/01/06 00:15回答をいただき、ありがとうございます。
1)お金を銀行に預けるな は、一度読んだことがあるのですが
2)敗者のゲーム は、まだ読んだことがないので探して読んでみようと思います。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
投資信託を始めるにあたって
原由様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
2012年から投資の勉強・実践をされたいとのこと。
最近は、欧州債務危機などで、投資には、慎重姿勢の方が多いのですが、こういう時こそ、実は、チャンスなのかもしれません。
ぜひ、頑張ってください。
さて、おすすめ書籍ですが、投資信託から始めたいとのことなので、まず、1冊目として、10万円から始める投資信託入門 稲葉 精三 (著) は、いかかでしょうか。
長年の証券業界の経験をベースに書かれていますので、参考になる部分があると思います。
2冊目としては、過去に実際に私がご相談者の方におすすめして、好評だったのが、お金は銀行に預けるな 勝間 和代 (著) です。
特に女性の方には、好評でした。
3冊目は、イラストや図解で書かれていて、実践にも役立つとの条件ですが、個人的には、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の有料購読をおすすめしたいです。
ちなみに、こちらは、書籍ではなく、ニュースサイトです。
特に、アドバイザーを付けずに一人で資産運用に取り組む方は、ご自身で世界経済の動きをリアルタイムで把握することが必須になります。
図解などは、英語のままなので、やや読みづらい面もありますが、文脈からある程度まで読みとれます。
それと、初心者の方がまず初めに手をつける金融商品としては、私も、投資信託が適切と考えています。
投資信託なら、小額から分散投資ができますし、海外投資のハードルも低くなります。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
原由さん
2012/01/06 00:31回答をいただき、ありがとうございます。
2冊目のお金は銀行に預けるな は、以前読んだことがあるのですが
1冊目の10万円から始める投資信託入門 は、読んだことがないのでぜひ探して読んでみます。
ニュースサイトの有料版は・・・まだ敷居が高そうです。
森本 直人
2012/01/06 13:08原由様、コメントありがとうございます。
書籍の件は、個人的には、“批判的な視点”をもって読むのであれば、どんな本でも、役に立つと思っています。
ちなみに、これから投資を勉強したいという方で、ありがちなのは、学生時代の受験勉強のように考えてしまうことです。
受験勉強の場合、テキストを読んで、解き方を覚え、ペーパーテストで高得点を狙うというやり方でしたが、投資の場合、そのやり方では、上手くいきません。
というのも、相手は、生きた経済で、絶対的な答えがないからです。
そこで必要になるのは、アイデアや想像力です。
これから長旅が始まりますが、実践と合わせて、金融・経済の動きにも目を向けて、“考える力”をみがくようにされるとよいと思います。ご参考です。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
1
投資・資産卯南洋に役立つ様々な本から3冊を選びました
初めまして、ライフプランの作成と資産運用をサポートする、オフィスマイエフピーの吉野充巨です。
投資・資産運用に関する本は、沢山あり私も色々読んでいますが、投資を始める方に読んでいただきたい本を3冊選びますと、下記になります。図解などは入っていませんが、読みやすく、データに裏付けられている本になります。
最初に読んでいただきたいのは、チャールズ・エリス バートン・マルキール著「投資の大原則」鹿毛雄二 鹿毛房子訳です。とても解りやすく、シンプルに原理・原則に絞って書かれています。
チャールズ・エリス氏は、30年にわたり、代表パートナーとして、投資顧問会社や投資銀行などの経営に携わり、退任後、イエール大学貴金投資委員会委員長、全米公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任した、投資・資産運用の第一人者です。
バートン・マルキール氏は、プリンストン大学経済博士、大統領経済諮問委員会委員、イェール大学ビジネスすくーる学部長、アメリカン証券取引所理事を歴任されています。
本の中で米国と日本との違いが若干あり、解りにくいことが有るかも知れませんが、原理・原則は変わりません。
この一冊を読むだけでも、ご自身の貯蓄・投資にプラスに為るものと考え、お勧めします。
2冊目は、若干古いのですが山崎元著 「超簡単お金の運用術」 (朝日新書) 700円+税
シンプルで分かり易い解説の著者が、本当に簡単な運用術(資産運用をTOPIX連動のETFとMSCIコクサイに連動するETFを4:6で購入する)を述べています。これはこれで納得の運用になります。
そのほかに、ドルコスト平均法は有利な投資法ではない、FPの能力不足の方の見つけ方、売り手の利益が買い手のコスト、アクティブ投信の運用成績は予め分からない、コストが安い投信が結局お得など平易で分かりやすく、これを読むと金融機関の「鴨ねぎ」にはならないものと考えます。
短時間で一気に読めますので、これから投資を始める方や、現在投信で痛手を蒙っている方に次の投資を考える本としてお勧めいたします。
補足
最後に、東洋経済新聞社から発刊された、資産運用実践講座1.2をご紹介します。 「投資理論と運用計画編」と「株式投資と金融商品編」で、著者は経済評論家、マイベンチマーク代表取締役の山崎元氏です。
本の前書きにも書いていますが、本書は、我々日本ファイナンシャル・プランナーズ協会に登録しているFPが会員登録している「Myページ」に会員向けのコンテンツとして掲載した解説「FPのための資産運用実践知識」をもとにして書いています。
本にする際に、FP等のアドバイザー向けのものから、資産を運用する個人サイドに立って加筆・書き直しをして再構成され、資産運用をこれから始める初心者でなく、ある程度知識を持っている中級者向けのものに為っています。
この本をお勧めするのは、資産運用にのるファイナンシャル・プランナーなどが、アドバイスする際のベースにしている「はず」ですので、個人投資家がこれを読むことで、金融機関が薦める商品の内容を理解したり、リスクの度合いが解るとともに、営業マンが持っている知識のベンチマークにも使える本だからです。
ご質問にある、最初に投資信託を選ぶのは、良い選択と思います。投資信託がすべて良いものではありませんが、投資の大原則である、分散が図れるからです。
なお、宜しければ私のHPに投資に役立つ本を紹介しています。上記3冊をお読みになられたのちに参考としてください。
評価・お礼
原由さん
2012/01/05 12:21新年早々からの質問に回答をいただき、ありがとうございます。
教えていただいた本をさっそく探して読んでみようと思います。
ただ、ひとつわからなかったのですが
>なお、宜しければ私のHPに投資に役立つ本を紹介しています。上記3冊をお読みになられたのちに参考としてください。
とありましたが、HP内のどこに投資に役立つ本の紹介があるのか見つけられませんでした。私が見落としているのかもしれませんが、もう一度教えていただければ幸いです。
吉野 充巨
2012/01/05 13:49原由様
好評価賜り、ありがとうございます。
本は下記に掲載していますので参照いただければ幸いです。
http://www.officemyfp.com/book10.html
その他、投資・資産運用に関するコラムも掲載しています。
参考になればと思います。
(現在のポイント:-pt)
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