対象:投資相談
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お世話になります。
この度、勤務している会社が確定拠出年金を導入することになりましたが、投資は全くの初心者です。
用意された商品は以下の通りです。
・三井住友銀行確定拠出年金定期預金(3年)
・スミセイの積立年金(5年)
・スミセイのスーパー積立年金(10年)
・年金インデックスファンド日本株式
・フィディティ・日本成長株・ファンド(アクティブ)
・大和住銀DC国内株式ファンド
・三井住友・DC年金日本再建インデックス・ファンド
・三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
・DCニュー・チャイナ・ファンド(アクティブ)
・三井住友・DC外国債券インデックスファンドS
・三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
・三井住友・DC年金バランス50(標準型)
・三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
・スミセイ・DCバランスファンド(アクティブ)
今のところ自分では以下のように考えています。
・株式50%
国内 30% フィディティ・日本成長株・ファンド
海外 20% 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
・債券30%
国内 20% 三井住友・DC年金日本再建インデックス・ファンド
海外 10% 三井住友・DC外国債券インデックスファンドS
・元本保証型20%
スミセイのスーパー積立年金(10年)
迷うポイントとしては以下のようなところです。
1)株・債券のバランス:25年くらいあるため多少ハイリスク・ハイリターンでもよい
2)商品:特に株式。
債券がインデックス運用なので、多少手数料が高くてもアクティブ運用でもよいか
もちろん最終的には自分の責任で自分で決めなければいけないのはわかっていますが、一般的にということでも構いませんのでご意見いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
こたつねこさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
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アクティブ VS インデックス
はじめまして、FPの岩川と申します。
検討している配分の根拠が不明なので、一般論として申し上げます。
401Kの積立資金は、原則60歳まで25年間引出し不能で凍結されます。
まず、元本保証型は不要です。
元本保証型が必要な場合は、その分の積立額を減らし、ご自身で定期預金を行う方が宜しいかと思います。同じリターンで流動性の確保ができます。
1)について
本来であれば、リスクを取る必要があります。
長期的に考えるとリスクを取らないのは、逆にリスクです。
私たちの公的年金の運用は、年金支払いのために現金に配分されています。
しかし、401Kなど個々の場合は、引出し不能ない為、元本保証型の商品は、満期の数年前から配分すれば良いと思います。
2)アクティブとインデックスは真逆の運用方針です。
仮に日本市場を例に挙げます。
東証一部上場企業約1700社から「良くなりそうな企業1社」に注目するのが
アクティブファンドです(実際は1社ではありません)
つまり、上昇しそうな企業の「狙い撃ち」です。
しかし、狙い通りになるかどうかはわかりません。
一方で、インデックスは、「良くなりそうな企業」は事前に分かるわけがないので
一部上場企業1700社をすべて買ってしまえと言う考えです。
全部購入すれば、縮小企業より成長企業が多ければ、収益は得られるだろうという事です。
つまり、失敗しても収益が得られるように考えた投資方針です。
ちなみに過去の一つの例です。↓ 参考になると思います。
http://toushinmkt.seesaa.net/article/114339952.html
「木を見て、森を見ず」 or 「木を見ないで森を見る」
コストの高い分儲かれば苦労はありません。
狙い撃ちが成立すれば苦労はありません。
選択は個人の考えで、必ずしもどちらが良いと言う事ではありません。
失敗しない様に行う長期のインデックス投資は、メンテナンスさえ着実に行えば、過去は収益が得られています
ご不明な点があれば気軽にご質問下さい。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
商品選択から入らない
こたつねこ様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
確定拠出年金の件、超長期の運用とはいえ、商品選択から入ることは、おすすめしません。
これまで、いろいろな方のご相談を受けてきましたが、商品選択から入って、運用を開始し、その後、値下がり→「どうしたらよいでしょうか」と相談にみえるパターンが多いように思います。
長期投資のプランの作成には、プロセスがありますので、まずは、目標設定から始め、目標利回りの計算、資産配分の決定をし、そして、最後の最後に商品選択をされることをおすすめします。
目標設定については、例えば、60歳時にいくらくらい作りたいかなど、ざっくりとした数字で構わないと思います。
資産配分については、積極的に運用したい場合は、株式100%でもよいと思いますが、これも目標との兼ね合いです。必要以上のリスクをとることはありません。
ちなみに、確定拠出年金は、一定期間ごとに、プールされた資金のスイッチングができるはずなので、相場観を生かして、途中で配分変更するのも、ひとつの方法です。
それと、インデックス型か、アクティブ型かについては、つまるところ、その運用会社の運用力を信用するかどうかです。信用できないと思われる場合は、信託報酬の安いインデックス型を選択されるとよいでしょう。ただし、チャイナは、アクティブ型しか選べないようですが。
いずれにしても、商品選択より大事なのは、どのタイミングで、どの資産クラスを選択するかです。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

山中 伸枝
ファイナンシャルプランナー
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資産全体のバランスで配分は考えるべきです
こたつねこさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの山中です。
確定拠出年金導入で資産運用に直面する・・・初めてのことで戸惑いますね。
私自身も確定拠出年金の導入研修や継続研修であちこちの会社様に講師として伺いますが、短期間にいろいろと考えなければいけないこともあり、大変だと思います。しかしながら、資産運用はこれからの私たちに必要なことですから、ぜひしっかりと取り組みましょう。
さて配分のことですが、実は確定拠出年金はこたつねこさんの資産のごく一部にしかすぎません。その小さい範囲で資産配分を考えるのは、全体のバランスからみるとあまり意味がないことともなってしまいます。
なぜならば、資産運用には「いつまでに、いくら」というゴール設定が必要でそのための手段の一つが確定拠出年金だからです。
もしよかったら一度面談にお見えになりませんか?
確定拠出年金をはじめ、将来に向けての資産づくりの計画を一緒に立ててみませんか?
面談場所は新丸ビルです。お仕事帰りにでもご予約いただければこれからのことをじっくりとお話をうかがうことができます。初回面談料は1万円ですので、ぜひご検討くださいませ。
面談予約はこちらからお願いします。→ http://wiselife.biz/mail.html

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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確定拠出年金に相応しい銘柄選び
こたつねこ 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
資産配分は、確定拠出年金の部分だけでなく、こたつねこ様の資産全体でご検討されることをお勧めします。
例えば元本保証型の商品であれば、確定拠出年金部分でなく定期預金をご自分で積み立てることで済みます。
確定拠出年金の重要なメリットの最初に挙げられるものは、収益(分配金等)に対して非課税とされていることです。これは税の繰り延べ効果がフルに受けられるというものです。
また、夫々のファンドの買付手数料はゼロで信託報酬も低い商品が備えられています。
従いまして、確定拠出年金の銘柄でお選びになる場合は、リターンの高い商品(株式を対象とする)が有利と考えます。
期待リターンが低く、リスクが低いものは拠出年金以外で購入されては如何でしょう。
そして確定拠出年金の運用は、長期間で且つ引き出すことが出来ませんから、長期運用に適した運用スタイルが相応しいものと考えます。
ご存知とは思いますが、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなる。
インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという発想で、創出されたもので
多くのファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
従いまして、当該銘柄群から株式を対象とするインデックス・ファンドをお選びになるのが、確定拠出年金の採用に適したものと考えます。

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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配分による決め方もありますね。
はじめまして、こたつねこさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
確定拠出年金だけではなく、資産運用としての分散の考え方はとても良いと思います。
ただやはり確定拠出年金では分散にも限度がありますので悩む所でしょう。
私としては、日本株と外国株の比率などを同じにしても良いようにも思います。
また債券型をインデックス型かアクティブ型で迷われている様ですが、積極運用を目指すのでしたら、株式の比率を上げても良いでしょうね。
25年という長期の運用になりますので、ある程度リスクを取りながら積極運用されるのは良いと思いますが、運用期間中にリバランスや期間によるポートフォリオの変更も頭に入れておかれると良いでしょうね。

小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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リスク性の比率を下げて
こたつねこさん、今晩は。CFPの小林治行です。
ファイナンシャル・プランナーは、相談者が生涯に渡って安心・安全に生活をする事を前提で包括的な家計を検証します。金融資産は長期運用と分散投資が基本です。
その点では確定拠出年金は自己責任の基で運用方針を決めることが出来ますので、理にかなった制度と言えます。
貴女のプランを見ますと、リスク性が80%とリスクが強いこと、手数料が高くてもアクティブを良しとするところは賛同できません。
ご提案としては、
1)元本確保型、株式型、債券型をそれぞれ三分の一として分散投資を基本として始める。
むしろ、元本を50%、残りを25%ずつにしても良いでしょう。
2)アクティブだから結果が良いとは言えません。インデックスに追随するパッシブのほうが、、手数料も安く、運用結果は良い結果を生んでいます。
401Kは毎年1回、スイッチングが出来ますから、「安全」を基本に選択してください。
最後に確定拠出年金は60歳時に受取る退職金ですから、大切に育てましょう。
小林のHP:[[http://kobayashi-am.jp/]]
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