対象:投資相談
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投資に関する「お勧めの書籍」
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FPの岩川と申します。
投資は、投資の本質を良く理解することが大切です。
金融商品の価格上下を重視するのでなく、金融商品を通じて、企業や国に対して資本を投じ、長い時間を掛けて収益が期待できるものという理解が必要です。
ココを知らずに始めてしまうと、価格ばかりに気をとられ、安心できる高値で購入し、不安になる安値で手じまう結果になりますので、最初に理解するといいと思います。
さて、家計の資産形成に参考となる書籍の中でも、現実的な内容で受け入れやすい書籍2冊をご紹介いたします。ありきたりですけど。
1)お金を銀行に預けるな 著者 勝間和代
投資経験のない方でも現実的、実践的に伝えられ専門的な難しい内容ではありませんので読みやすい一冊です。この本は、資本主義社会で生活しているのに、金融知識を持たないことは、ルールを知らずに「試合」をすることだ!と述べています。投資の本質や必要性も書かれている他、投資リターン(収益)は、リスクに見合って戻ってくる仕組みや自分の投資したお金がどのように使われているかをわかり易く中立に書かれています。投資の本は溢れていますが、本当に必要な「投資の本質」が書かれているので参考になります。
2)敗者のゲーム
こちらは、どちらかというと既に資産形成をしている方に「おすすめ」かも知れませんが、プロである運用機関でも市場平均を打ち負かすことができない。「タイミングや商品選別を中心に行う売買」の繰り返しより「市場全体の継続保有」が、いかに効果的か、たくさんの角度から紹介しています。
資産形成においてポートフォリオ運用の配分などは重要ですが、車に例えるとエンジン内部のことに近いです。
つまり、どんなに性能の良いエンジでも、運転できなければただの鉄のかたまりです。
やはり、危険時のハンドル、ブレーキの操作方法などのように、自分のリスク許容度に見合う運用手段、下落時の対応方法など、より具体的な保有方法を学ぶことが必要だと思います。
補足
>初心者がまず初めに手をつける投資・資産運用としては
>投資信託が一番適切でしょうか?
投資信託は、分散投資を小額からしたい方の手段です。
ご自身の運用ニードやリスク許容度によって最適かどうかが決まります。
手数料の安い投資信託を複数長期保有しても誰でも収益が得られるわけではないのでご注意を。
ご不明なことがございましたら、どうぞ気軽にご質問ください。
評価・お礼
原由 さん
2012/01/06 00:15
回答をいただき、ありがとうございます。
1)お金を銀行に預けるな は、一度読んだことがあるのですが
2)敗者のゲーム は、まだ読んだことがないので探して読んでみようと思います。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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はじめまして。
2012年から投資を勉強・実践していきたいと思っています。
まずは投資信託から始めていきたいです。
とはいえ、まったくの素人です。
初心者にわかりやすく書かれた投資の本・… [続きを読む]
原由さん (青森県/36歳/女性)
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