対象:海外留学・外国文化
英語圏に住み始めて約1年半が経とうとしています。私には外国人の夫と13歳の子供がおります。移住当時は、生活に慣れるのに忙しくて感じたことが無かったのですが最近すごいホームシックにかかっています。とにかく毎日日本に帰りたいと時々涙が出ることもあります。夫は現地の人なので家族も近くにいるし友達もいます。
最近ケンカも多くなり、現在夫婦で結婚カウンセリングを受けていますが別居の話しも出てきました。夫からの精神的なサポートはあまり期待できません。家族で日本に住んでいた時は私が全力で彼を支えてきました。息子は今こちらの学校に馴染んで楽しんでいます、日本には親友も何人かいますがもう日本の学校には興味が無いからこっちで卒業するつもりと言っています。離婚をしても息子を日本に連れて帰るのは無理そうです。そう思うとなおさら日本に対する思いが大きくなってくるのです・・・。愛情の無い夫と子供の為にこの先も我慢して暮らすか?思い切ってシングルマザーになって海外で子供を育てるか?無理を言って息子を連れて日本に帰るか?どうしたらよいのか悩んでいます・・・。
kaeritai san.さん ( 東京都 / 女性 / 40歳 )
回答:4件
何か気分転換を出来ることを探してみては!?
こんにちは。パウダーイエローの稲垣史朗と申します。
私の仕事からは専門外のことですが、今までの長きに亘る人生観よりお話しできればと思い回答させて頂きます。
先の専門家の方が良いアドバイスを頂いていることもあり本当に端的で分かりやすいアドバイスかと思います。
元来、人生とは如何なる状況も舞い降りて来るもの・・・
その一つ一つを何とかして乗り越えて行く物が人生と言うものです。
私もホームシックではありませんが娘を後数日で海外に出しますが、父親としては大変複雑な思いをしています。
状況は全然違いますが私は再々婚で、海外に出す娘は再婚の時に出来た娘で今年で24歳になります。
海外の大学に留学をさせて帰国後は別れた妻の元に約1年半ほど身を寄せていましたが、今月の9日に結婚した相手のアメリカに旅立ちます。
その娘が離婚当初2年間は共に2人で住んでいた家の荷物が残されているにもかかわらず、後数日で海外に行くのに何の連絡もよこさず旅立ちをしようとしています。
残る4~5日の内に直接娘より連絡があるか無いかが今の私の最も興味のある問題です。
この様に問題点の状況は其々違いますが、この様な気持ちも人生にはあり、この状況を如何に自分を納得させて乗り越えるために、私はあえて違うことに没頭するように努力をしています。
ここで無理繰り手を差し伸べることが親としての自立する娘の教育にはならないと思いじっと耐え忍んでいます。
kaeritai sanさんも状況が全て理解しては上げられませんが、自分にとって何か趣味やら習い事など今の状況を少しでも紛らわせる物事で一時期気持ちをそらされては如何でしょうか?
決してたやすい事ではありませんが、離婚経験のある私からすれば出来得れば最悪の状況を避けられた方が良いかと思います。
今出来ることはもう少しお子さんがせめて18歳位になり大人の気持ちが少しでも理解出来る後でも出来るはずで、その様な決断をされた時にはそれなりの準備が必要となりますので、今は結論を出さずに冷静に判断されることを望みます。
話が的を得ず済みませんでした。
回答専門家

- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
Case Study (外国でのホームシック)
その後いかがですか、kaeritai san?
私はカウンセラーではありませんが、カナダのブリティッシュコロンビア大学で心理学を勉強しています。
留学生もカナダに送っており、その中には重度のホームシックにかかったケースもあります。 その都度個々に面倒をみて来ました。
カナダでは日本人女性と白人男性のカップルが多いです。 カナダの統計資料でも、異人種間の結婚では一番多い組み合わせだそうです。
kaeritai sanには、もっと詳細がないと軽率にアドバイスは難しいですが、私の経験、知識、観察から、カナダでのCase Studyをお話しますね
1.外国でのホームシック原因のほとんどは言葉の壁ですね。 思うように言いたいことを伝えられない。 周りが自分を理解してくれない。 などで、自分の存在全体が否定されたような心理状態に陥りやすいです。
また、周りの英語が奇妙に冷たく非人間的に感じたりもしてしまいます。 回りくどい言い方をせずにストレートに意思を伝える英語がキツク聞こえ始めます。
そんな時、言葉の心配のない母国が恋しくなるのは当たり前。
留学生には、よく一時帰国をアレンジしました。
日本で、お母さんが野菜を刻む「トントントン」という包丁の音を聞いたとたん元気になった生徒もいます。
自分の存在が蘇ったのかも。
2.異なる言語を使うカップルの場合、ロマンチックに燃え上がっている間はある程度の言語能力で事足りてしまいます。 ラブラブで。
ところが、熱情期を過ぎると、ちょっとした言葉の足りなさが大きな誤解につながる可能性が多いです。 同じ言語を共有していたら乗り越えられる誤解も、異なる言語背景では、ますます悪化し、関係が冷めてしまう可能性がありますね。
この時期になると、悪い意味で「ある程度の言語能力」で日常最低限度の会話しかしなくなるケースもあります。
日本・カナダ間の飛行機で、子連れの日本女性と白人男性のカップルをよく目にします。
なぜか、疲れた顔をしています。 機内で楽しそうに話をしている光景は見たことがありません。 だまって子供をあやす女性。 何もしない男性。 こんな様子です。
子供の世話をする白人パパもいますが、それでも妻との会話はほとんどありません。
大丈夫かなぁ。。。といらないお世話ですが、心配してしまいます。
覚めた関係なのか、言葉の壁なのか。
補足
3.日本女性と白人男性のカップルで比較的うまく行っているのは、妻が外に仕事を持っているケースです。 働くことで英語のコミュニケーション能力も上がるし、精神的、経済的にも自信が出来るからだと思います。
kaeritai san も家庭の外で何か仕事とかボランティアとかなさるのも一つの解決法かも知れませんね。
4.結婚カウンセリングは、最近英語圏では普通に行われているセラピーですが、カウンセラーは現地の方ですか? 英語、英語文化で教育を受けたカウンセラーはもしかして、kaeritai sanが本当に困っている原因まではわからないかもしれないですね。
もしカナダなら、日系人日本人など専門のClinical Psychologist などもいるので、両方の文化・言語を理解するカウンセラーを探すことも可能だと思いますが。
5.日本に住んでいるときに全力でパートナーを支えていらしたんですね。
頑張りましたね。
実は、白人男性にとり日本女性の人気が高いのは、「文句を言わずに面倒をみてくれる」ところなんだそうです。 カナダの新聞でも10年ほど前に特集を組んでました。
もしかしたら、英語圏に戻ったことで立場が逆転し今までのバランスが崩れたのかも知れないですね。 パートナーには家族も友達もいるから面倒をみる必要もないし。 そして、もしかしたら、パートナーから期待ほどの思いやりを感じられないのかも。
そんな不安をパートナーと話されたことはありますか?
わかってもらうまで話してみる価値はありそうです。
それでダメなら・・・、新しく前に進みましょうよ。
*余談ですが、私のパートナーはカナダ人、白人男性です。
パートナーは日本語で本を書くほど日本語が出来ますが、私の英語の方が格段レベルが上なので(笑)いつも英語を使います。
でも、ちょっとした言い回し、単語の使い方でお互いにカチンと来ることも未だにありますよ(20年も一緒ですけど)。 表情がわかりやすい人なので(私も)「何かあるな?」と感じたら徹底的に誤解を分析します。 互いの文化論に発展したりして結構楽しいですよ。
言葉・文化の壁がもたらす感情のひび割れはなかなか難しいものです。
kaeritai sanの問題が前向きに解決されますよう応援しております。
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (クリティカルシンキング/バイリンガル教育)
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
大澤 眞知子が提供する商品・サービス

恩田 耕爾
建築家
-
ホームシック
なかなか難しい問題ですね。
全体像が見えないので、
なんとも結論めいたものは出せませんが・・・
昔、小職もフランス語圏で3年間生活したことが
ありますが、まだ若いときです。
はじめ単身で現地に入りました。
半年から1年くらいの頃は
毎日、カレンダーにあと何日と
帰国できる日数を書き留めていました。
途中で母親をパリまで呼び出して
パリで家族の親交を温めたことを
思い出します。
もし予算があれば、身内の方を現地まで
お呼びして、そこでお食事でもすると
かなり精神的には気持ちが落ち着きます。
不安というものは、実体の無い見えないものに対して
大きく膨らむ傾向があります。
とりあえずは手紙を日本に出すとか
電話をかけるとかすることだけでも
かなり違います。
「思い切ってシングルマザー・・・」
といった段階にすぐに行かなくても
身近に出来ることをやってみてはどうかと思います。
ちょっと決断が飛びすぎなように
感じます。
まだ、海外に1年半とのことですから・・・
元気を出して・・・下さい!

石田 さおり
英語講師
-
日本にしばらく滞在してみてはいかがでしょうか?
こんにちは。
ホームシックにかかっていらっしゃるのですね。
わけあって帰りたいホームと呼べる実家がなく、おかげでホームシックにかかったことのない私ですので大したアドバイスはできないかもしれませんが、すぐに離婚を考えなくても、まずはお子さんのお休みを利用して帰省なさってはいかがですか?
お子さんはまだ13歳ですよね。
日本の学校に興味がない、だなんて生意気を言わせず、必要があれば有無を言わさずに日本の学校に通わせれば、そのうちになじんでくれますよ。
ただ、国によっては親権の問題等で簡単に子供を日本で生活させられないこともあるようですので、まずは1週間程度でもよいのでご実家に子連れで帰省するところから始めてみてはいかがですか?
でも、このご質問は日本が恋しいというよりは、ご夫婦の問題が根本にあると思います。
何度もあきらめずにお話合いをされてみたほうがいい気がします。
どうぞあまりご無理をなさらずに!
(現在のポイント:5pt)
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