歯科矯正後、歯並びが元に戻ってしまった

並びは、矯正してない人でも年齢とともに変化します。 したがって、ある程度の後戻り（歯並びが元に戻ってくる事）は避けられないと言えますが、歯科矯正前の悪い状態まで戻ることはありえません。

夜のみ装着する器具（保定装置、リテーナー）は、基本的に歯を動かした期間と最低同じ期間は使用する必要があります。
後戻りの原因としては、不正咬合の原因を十分に除去出来ていなかった、保定方法が
不適切であった、保定期間が不十分であった等が考えられます。
また、成長期に矯正を始めた場合は、成長が好ましくない方向であった場合には、後戻りが生じやすいと言えます。
あなたの場合、1年間だけ保定装置を使用したとのことですが、歯を動かす期間が2年以上であれば、保定期間が不十分であったことが原因の一つかもしれません。

現状を維持したいのであれば、まずは、矯正治療を受けた医院に受診して、アドバイスを受けるべきだと思います。
また、保定装置の使用を再開してみては、いかがでしょうか。少なくとも、現状より悪化することを防ぐことは出来ます。
当院では、前歯にズレが出てきた場合には、前歯だけの部分矯正で短期間の矯正治療をしております。この再治療の費用は、装置料とチエック料だけかかり、基本料（技術料）は必要ありません。よく主治医の先生と相談して、適切な方法をとる様にして下さい。


前歯の部分矯正
・http://www.aoyama.or.jp/bracket_place.html
・http://www.yoi8bubun.jp/

後戻り・再矯正（質問と回答）
・http://www.aoyama.or.jp/yahoo_atomodori.html

青山審美会歯科矯正クリニック（JR渋谷駅、表参道）
〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-9-9 アサックスビルB1 TEL03-3409-3849

院長の専門分野 舌側矯正（ぜっそく矯正）、リンガル矯正、裏側矯正
・http://www.aoyama.or.jp/lingul.htm
・http://www.koyata.com/

矯正治療後の保定はとても重要な役割を持っています。おおよそ動的治療期間と同じもしくは2年以上の保定が必要とされています。
さらに、人間の生理的な症状として、歯は経時的に中心方向へ寄ってくるという作用があります。（矯正治療をした方もされていない方も含めて。）
そのため、安定しにくい方は半永久的に何らかの保定をされていく方もいらっしゃいます。
現在の歯並びの状態にもよりいますが、リテ―ナーを調節していただき、再開することもいいでしょう。また、リテ―ナーでは戻らない場合には透明な取り外しのきくポジショナーという装置などを作成していただき使用する方法もあります。
一度、担当の矯正の先生にご相談されて、今後についてよくお話を聞いてみることをお勧めいたします。
歯並びの安定性についてはかみ合わせや習癖、また周りの筋肉のバランスなど様々な要因によって決まってきます。
もう一度きれいな歯並びを得るためにも、さらにその後にまた後戻りを生じさせないためにも、元の歯並びの状態と合わせて再度、ご相談されてみるといいでしょう。
http://www.teethart-ortho.com
http://www.teethart.com
参考にされてみてください。
ティースアート 矯正歯科

矯正治療（動的治療/装置を付けて歯を動かす時期）が終わると、保定（ほてい）に移ります。

保定は動的治療終了後に歯を支えている骨が落ち着くまで保定装置を使って様子を観る期間です。

矯正治療で歯を動かすと言うことは、歯を支えている骨が改造されて三次元的に歯の位置が変化するということです。

動的治療終了後に矯正装置をはずすと、歯は元の位置に戻ろうとして動く場合があります。
それを収めるために保定装置を使用してもらいます。

しかし、保定装置を永年使用して骨が固まっても、歯が動くことがあります。

これを後戻り（あともどり）/relapsと言います。

後戻りの原因としては、完成した咬み合わせが患者さまの機能とマッチしないために起きたり、歯軋りの影響で起きることも多々あります。

治療の終了時に歯並びが見た目上綺麗に整っていても、それが患者さまの使い方に合った歯並びかは１００％判りません。
また、後戻りを防ぐために保定期間を何年も行うクリニックもあります。

それ以上に生涯、永久に保定装置を使い続けなければいけないと言うドクターもいるみたいです。

それでは何のために矯正治療をしたのかわかりませんよね。
それこそ保定装置を一生使うために矯正治療をしているのと同じことになりますね！





日本自然派矯正歯科センター
大松矯正歯科クリニック

院長 高 大松

JR巣鴨駅前
http://www.4180.jp

vividddさん、はじめまして。清村矯正歯科の清村です。

矯正治療後の後戻りについてお答えします。

せっかくがんばって矯正治療を受けても、後戻りを予防する保定装置（リテーナー）をしっかり使わないと、歯が動いてしまいます。治療後に歯並びが悪くなってしまった方の多くは、このリテーナーを決められた時間使わなかったことが原因です。元の状態にもよりますが、私が治療した場合２年ぐらい（初めの半年は２４時間）は使っていただいています。

したがって、vividddさんのリテーナーの使用時間、使用期間は少し短いように思います。

ほとんどの方は保定装置を使うことで、歯並びが大きく変わってしまうことはありませんが、機能的な問題（舌や唇などの悪い癖など）がある人や元の不正咬合の状態が重篤だった人、治療後に予想以上に成長があった場合などに、リテーナーを使っていても少し歯が動いてしまうことがあります。

vividddさんのご年齢を考えると、歯が動いてしまった原因のひとつとして考えられるのが「親知らず」です。歯がまだ生えていなくても、アゴの骨の中に「親知らず」があって今生えている歯を押してしまって、歯並びに影響を与えることがありますので、もし、そのような場合は「親知らず」を抜くことでこれ以上悪くなるのを予防できるかもしれません。

いずれにしても、もし以前使っていたリテーナーが入らなくなっているのであれば、一度矯正治療をしてもらった先生に相談して、適切な処置をしていただくことをお勧めします。


清村矯正歯科
http://www.2-koo.com/

清村 多

れいわ根岸医院です。
通常の矯正医のコメント以外を申し上げます。
口の周りや顔面の筋肉の緊張状態もお調べ下さい。
問題がなければOKですが、ありそうですね。
歯科医でむりなら東洋医学の先生にご相談下さい。