対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 3件
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2007年11月よりフラット35で2200万円を借り
金利2.98%、月84000円程支払っています。
繰り上げ返済は、なかなか出来ない状況です。
リスクを低くしたいと考えていたのでこれでお良いと思っていたのですが
コンサルティング型の生命保険会社にて今後の生活設計をたてた中で
このままでは全体で赤字になる可能性があるとのことで
その対策の一つとして現在金利が低いので
5年固定(1.4%)や10年固定(1.8%)の住宅ローンに
借り換えた方が良いのではないかとの話がありました。
目先のことだけ考えれば確かにその方が良い気もしますが
将来の金利上昇リスクにやきもきするのは嫌なのでこのままの方が良い気もして
どちらが良いのかなかなか整理ができません。
専門家の方のアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。
まさっちさん ( 千葉県 / 男性 / 33歳 )
回答:6件
現在のままで良いと思います
初めまして。公庫出身のCFP、沼田と申します。
まず最初にご注意頂きたいのですが、キャッシュフロー表を作成した場合
ほとんどのご家庭がどこかの段階で赤字になります。
そこで、それを改善するために住宅ローンの借り換えや生命保険の見直しなどを
行うのですが、生命保険会社では保険金額を減らす提案をするとは考えられませんね。
そこで住宅ローンの見直しとなったと思いますが、全期間固定で3%を割っている状態というのは
非常に有利な借り入れをなさっていると、自信を持たれてよろしいのではないかと思います。
確かに低金利はしばらくは続くと思いますが、固定金利の指標となる長期金利は様々な思惑で
上下します。また借り換え手数料もかかります。
住宅ローンの見直しよりも、むしろ別の見直しで充分対応可能ではないでしょうか。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
沼田 順(CFP上級国際ライセンス)
評価・お礼

まさっちさん
2010/11/16 22:46回答いただきありがとうございます。
現在の住宅ローンが有利と聞き安心しました。
参考にさせていただきます。
固定は本当に損なのでしょうかについて
まさっちさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『将来の金利上昇リスクにやきもきするのはいやなのでこのままの方が良い気もして、どちらが良いのかなかなか整理ができません。』につきまして、住宅ローンを組む場合、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、早期完済を目指すことになりますので、ローン金利も低くて済む変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。
ただし、ローンの更新が頻繁に行われるため、返済の途中からローン金利が上がってしまい、毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。
この場合とは逆に、繰り上げ返済は3年に一回程度ということでしたら、早期完済という訳には行きませんので、多少ローン金利が高くなってしまっても、長期固定金利で住宅ローンを組むことで、返済の途中からローン金利が上がってしまう心配はありませんので、将来のマネープランが立てやすくなります。
よって、まさっちさんの場合、繰り上げ返済はなかなか出来ない状況ということですから、保険会社の言っているアドバイスはまさっちさんの現状を考慮した場合、適切なアドバイスとは言い難いと言えますし、まさっちさんの場合は長期固定金利の方が適していると思われます。
尚、家計支出を見直すのでしたら、加入している生命保険の見直しが家計に新たな負担がかかることもありませんので、恐らく最も有効な手段だと考えます。
また、ローン金利も大分下がっていますので、長期固定金利で改めて住宅ローンを組み直しても、場合によっては毎月の返済額を軽減できるかも知れませんので、合わせて住宅ローンの見直しをご検討してもよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

まさっちさん
2010/11/21 21:27回答いただきありがとうございます。
安心いたしました。
参考にさせていただきます。
回答専門家

- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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渡辺 行雄が提供する商品・サービス

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
3
固定金利の優位性をご紹介します
まさっち 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
私は、固定にされたまさっち様の考え方に賛成いたします。
まさっち様が対象とする期間はあと32年の金利動向です。
2007年の金利と現在の金利を比較すると、現在のほうが低く、その分変動金利も安くなっていますが、
現状は世界的な金融緩和・景気対策の影響で以上ともいえる低金利です。今後金利が下がるにしても、もはや幅が無く、それよりも金利上昇へのリスクが高まっています。
将来、米国が景気回復すれば、米国の金利上昇は避けられません。それにつれ日本の金利の上昇する可能性が生じます。
また、国内事情としては政府の借入額が、異常なほど膨らんでおり、数年後には日本の個人貯蓄では賄えないとの推測もあります。
その際には、日本国債の売り先を国外に求めざるを得ず、国際的な金利に対応した金利を適用しますと、国内の金利の上昇というリスクもあります。
従いまして、将来の金利変動リスクに対応するため、私は固定金利での借り入れをお勧めしています。また、将来の家計の予測や対策も立てやすくなります。
まずは、生活費の見直し、生命保険の見直し(もし団信に加入されているのであれば、補償額自体の見直しが必要になります)、医療保険の見直し、車の所有の可否または低コスト車への買換えなどをご検討されては如何でしょう。
家計の無駄を削減されて後に、将来のキャッシュフローで資金の枯渇がある場合に、リスクは高いけれども変動金利の採用をご検討ください。
グラフとして、ここ数十年の金利推移、及び住宅ローン返済の家計における比率を掲示します。参考としてください。
また、宜しければ下記のコラムも参照ください。
http://www.officemyfp.com/fptayori1007.html
評価・お礼

まさっちさん
2010/11/16 22:54回答いただきありがとうございます。
詳細で専門的なご意見で大変参考になりました。

吉野 充巨
2010/11/16 23:23まさっち様
高評価を頂き有り難うございます。
多少なりともお役に立てましたこと、幸いです。

浅見 浩
ファイナンシャルプランナー
2
判断は長期的視野で!
はじめまして、浅見と申します。
不動産・住宅の仕事を18年と保険を3年しているFPです!
現在の長期固定金利での住宅ローンでOKです。
中々、貯金が出来ないので不安をお持ちのようですが
その他の支出の見直しをしていきましょう。
また、団体信用生命保険をかけているかと思いますが
33歳のまさっちさんの場合、同じ保障額で保険料を
抑えるプランが作れる可能性があります。
いつでもご相談に乗ります!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございまた。
また、お身体にはくれぐれもご自愛下さい。
評価・お礼

まさっちさん
2010/11/16 23:08回答いただきありがとうございます。
団信保険を見なおすことができることをはじめて知りました。
参考にさせていただきます。

山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
-
現状の支払方法を継続させることを!
まさっち様へ
はじめまして、実践経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、まさっち様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考)
1.フラット35を継続して完済する場合は、
返済総額35,456,820円(内、利息13,456,820円)と推測いたします。
2.仮に、3年経過後(36回目)に他銀行等へ借換えした場合は、
*10年固定金利指定型(1.8%)、11年目以降(4%)、借換えの諸費用60万円程度必要(4%=審査金利を利用)
返済総額35,095,092円(内、利息13,097,773円)+600,000円(諸費用)=35,695,092円と推測いたします。
3.上記1,2を比較して明確な借換えメリットが有るとは言えないと思います。さらに、10年固定金利指定型の場合は11年目以降の金利付加方式は原則変動金利型となりますので、そのリスクを回避するために、再度借換えを考慮することが必要になるとと考えます。
4.つまり、総合的に考えてフラット35の返済方法に特に問題なれけば、現状の支払方法を継続させることをお勧めいたします。
以上
評価・お礼

まさっちさん
2010/11/17 22:25回答いただきありがとうございます。
具体的なアドバイスでとても参考になりました。

山中 三佐夫
2010/11/18 07:53まさっち様へ
高評価を頂き有難うございます。
FP事務所アクト
山中 三佐夫

中村 諭
ファイナンシャルプランナー
3
住宅ローンの借換え検討
まさっち様
はじめまして。
住宅ローンソムリエ(R)という商標で千葉でFPをしております、CFP中村と申します。
(NPO法人日本MP協会認定の千葉県第1号のモーゲージプランナーでもあります。)
宜しくお願いいたします。
3年前であれば、景気も今ほど悪くなく金利上昇がいつ起こってもおかしくない状況でしたので、当時のまさっち様の判断は間違っていなかったと思います。
ただ現時点では、私は住宅ローンの借換えも検討する価値があると考えています。
保険会社の担当者さんがお勧めする5年や10年の固定であれば、中途半端なためメリットが無く、比較検討するのであれば、変動金利への借換えとの比較ではないかと思います。
もちろん、将来の金利は分かりませんし、現在最低水準であることも事実です。
ですので将来金利が上昇した場合でも、家計のやり繰りができるか否かはキャッシュフロー表に落とし込んでみる必要はあります。
以上の前提で次のような試算をしてみました。
【現状】
今後32年間の支払い利息:約1153万円
今後32年間の団信保険料:約140万円【計:約1293万円】
10年後の住宅ローン残高:約1633万円
【借換え】
金利:0.975%(全期間1.50%優遇の場合)
上昇:5年ごとに1.0%上昇(0.975%→1.975%→2.975%→3.975%ひとまずここが上限とします)
借入れ金額:2088万円(借換え諸経費は自己資金)
このときに当初5年間の毎月の返済額は6万3300円程度(6年目~10年目は7万1500円程度)ですので、10年間毎年20万円を繰上げ返済に廻します。
フラット35の場合、このような繰上げ返済方法はできませんよね。
今後28年間の支払い利息:約740万円(小まめの繰上げ返済の結果、期間が短縮しています。)
今後28年間の団信保険料:約0万円
借換えの諸経費見込み :約60万円【計:約800万円】
10年後の住宅ローン残高:約1335万円
金利がこの試算を上回る事も当然検討しなくてはなりません。
その上でどちらの方がリスクが高いかの判断ですので、難しいのですが、検討の材料としてご参考になれば幸いです。
『住宅ローンソムリエ®』(有)信共 代表取締役 中村 諭
モーゲージプランナー[SCMP] / ファイナンシャルプランナー[CFP(R)]
http://www.shinkyo-jp.com/
jls@shinkyo-jp.com
評価・お礼

まさっちさん
2010/11/23 21:24回答いただきありがとうございます。
住宅ローンはいろんな見方があって難しいですね。
参考にさせていただきます。

中村 諭
2010/11/24 08:11評価戴きありがとうございます。
ご自身・ご家庭のライフプラン・キャッシュフロー表に落とし込んで、ご検討されるのが良いと思います。
住宅ローンは現時点での正解は無いと思います。
正解が分かるとしたら、返済が終わった時ではないでしょうか。
『住宅ローンソムリエ®』(有)信共 代表取締役 中村 諭
モーゲージプランナー[SCMP] / ファイナンシャルプランナー[CFP(R)
(現在のポイント:12pt)
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