対象:住宅資金・住宅ローン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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固定金利の優位性をご紹介します
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まさっち 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
私は、固定にされたまさっち様の考え方に賛成いたします。
まさっち様が対象とする期間はあと32年の金利動向です。
2007年の金利と現在の金利を比較すると、現在のほうが低く、その分変動金利も安くなっていますが、
現状は世界的な金融緩和・景気対策の影響で以上ともいえる低金利です。今後金利が下がるにしても、もはや幅が無く、それよりも金利上昇へのリスクが高まっています。
将来、米国が景気回復すれば、米国の金利上昇は避けられません。それにつれ日本の金利の上昇する可能性が生じます。
また、国内事情としては政府の借入額が、異常なほど膨らんでおり、数年後には日本の個人貯蓄では賄えないとの推測もあります。
その際には、日本国債の売り先を国外に求めざるを得ず、国際的な金利に対応した金利を適用しますと、国内の金利の上昇というリスクもあります。
従いまして、将来の金利変動リスクに対応するため、私は固定金利での借り入れをお勧めしています。また、将来の家計の予測や対策も立てやすくなります。
まずは、生活費の見直し、生命保険の見直し(もし団信に加入されているのであれば、補償額自体の見直しが必要になります)、医療保険の見直し、車の所有の可否または低コスト車への買換えなどをご検討されては如何でしょう。
家計の無駄を削減されて後に、将来のキャッシュフローで資金の枯渇がある場合に、リスクは高いけれども変動金利の採用をご検討ください。
グラフとして、ここ数十年の金利推移、及び住宅ローン返済の家計における比率を掲示します。参考としてください。
また、宜しければ下記のコラムも参照ください。
http://www.officemyfp.com/fptayori1007.html
評価・お礼
まさっち さん
2010/11/16 22:54
回答いただきありがとうございます。
詳細で専門的なご意見で大変参考になりました。
吉野 充巨
2010/11/16 23:23
まさっち様
高評価を頂き有り難うございます。
多少なりともお役に立てましたこと、幸いです。
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この回答の相談
2007年11月よりフラット35で2200万円を借り
金利2.98%、月84000円程支払っています。
繰り上げ返済は、なかなか出来ない状況です。
リスクを低くしたいと考えていたのでこれでお良いと思って… [続きを読む]
まさっちさん (千葉県/33歳/男性)
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