対象:投資相談
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50歳の会社員です。毎月9万円の住宅ローンをしていましたが、めでたく10月に完済しました。そこでこの9万円、あるいはもう少し頑張って、10万円を定年後の資金に毎月々積立しようと考えています。定期預金や積立預金等では、利率もしれているので、分散の投資信託を検討してそれに関する本も2冊目を読書中で、基礎の投資信託のセミナーにも行き、ネットでも関連サイトを常日頃読んでいます。株式と債券が半々か、4:6ぐらいの割合を考えているのですが、投資信託は初めてなので、いざとなるといきなり国内外の株式や債券に投資するのは勇気がいるように思います。でも長期的に分散投資をしたほうが、リスクも少なくなるので7年から10年くらい続けようとすると、早く始めたほうがいいのではないかとも思います。投資信託をする以上はどの道自己責任だと思い、本をよく読み、投資信託のの情報にも少しづつ慣れようとしていますが、どのように考えたらよいでしょうか。また、投資信託の中で、積立が出来ない種類はあるのでしょうか。
補足
2010/11/09 20:46夫、52歳、会社員で22歳、20歳、18歳の大学生の子供がいます。大学の資金はあります。親戚が生命保険の外交をしているので、主人の定年後解約したら合計2千万円ほどになる生命保険に入っています。
sasaki kayokoさん ( 愛知県 / 女性 / 50歳 )
回答:4件
投資の始め方
sasaki kayoko様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
10月に住宅ローンを完済されたとのこと。
おめでとうございます。
これから月々10万円程度を積立プランで投資をしていきたいということですね。
確かに、金融投資の経験が、まったくない方にとっては、このような方法は、投資タイミングが分散され、損得が平均化され、価格変動をある程度まで抑えられる効果があるので、安心感はあります。
ただ、先進国は、全般的に低成長経済の時代に入り始めていますので、個人的には、あまりに分散し過ぎると、目論見通りのリターンを得られない可能性もあるとみています。
ですので、長期投資、分散投資の基本を踏まえつつも、ある程度、資産配分をコントロールしていく必要もあるのではないか、と思っています。
関連する本を読まれたりして、情報を集めているようですが、やはり少しずつ経験を積んでいかなければ、分からない部分もあるかと思います。
投資の場合、特に難しいのが、感情のコントロールです。
私もいろいろな方のご相談を受けていますが、スタート時は、皆さん、右肩上がりで、複利運用で、どんどん増えていくイメージをお持ちなので、一時的にでも、マイナスになると、個人差はありますが、かなりブルーになってしまい、投資はもう駄目だと思ってしまう方もいらっしゃいます。
(実際には、そういう時にこそ投資機会があるわけですが...)
ちなみに、投資のアドバイザーは、そんな時にも、傍らで伴走者としての役割を果たしていくことができます。
アドバイスも含めて投資、と考えられるのであれば、信頼のとれるアドバイザーを探してみるのもよいでしょう。
投資方法は、必ずしも投資信託だけではありませんが、いずれにしても、ある程度、若いうちから経験を積み始めないと、本当のピンチが来た時に間に合わなくなってしまいます。
なお、投資信託の積立プランは、金融機関ごとに異なりますので、個々に調べる必要があります。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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月々の積み立てについて
sasaki kayokoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『投資信託をする以上はどのみち自己責任だと思い...どのように考えたら良いのでしょうか。』につきまして、ご記入された年齢で住宅ローンを完済されたということですから、お金をしっかり貯めて繰り上げ返済をだいぶ行ったことと思います。
そういった意味からもsasaki kayokoさんは金融商品のことをしっかり理解しようとする、前向きな気持ちの持ち主だと思われますので、このような姿勢で臨めばきっと投資成果も期待できると思われます。
尚、投資信託につきましては、保有している期間は信託報酬手数料という保有コストがかかってしまいますので、その点を十分に理解しておく必要があります。
例えば、信託報酬手数料が年2%とした場合、年間をとおして2%の運用利回りを出しても、儲けは全く出てこないことになってしまいますので、信託報酬手数料が低い投資信託を選択肢のひとつに加えるようにしてください。
今、よく売れているブラジルなどの新興国に投資する投資信託の多くは信託報酬も高めに設定されていますし、基準価格も相当に上がってしまっていて、今から投資してものびしろは少ないかも知れません。
このような投資信託はアクティブ運用の投資信託となりますが、信託報酬手数料が安く済む投資信託としてはパッシブ運用のものがあります。
また、金融商品としては投資信託ではありませんが、『上場投信(ETF)』などは信託報酬手数料がかかりませんし、国内株式のみならず、米国や中国、インドなどの株式指標や債券にも投資することができますので、ご検討されてはいかがでしょうか?
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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出来るだけ幅広い分散投資をされるのも
はじめまして、sasaki kayokoさん。
愛知県のFP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
既にセミナーに行かれたり、書籍を読まれたり、サイトなども閲覧されて、投資の基本とルールを学ばれているようですね。
とても素晴らしいですね。
基本は4資産に分散する事が言われていると思いますが、最近の情勢をみると単に4資産だけでではなく、まだ細かく分散する事も良いかも分かりませんね。
これまでの4資産は、ご質問にも書かれているように国内外の株式と債券ですが、今や海外への投資も先進国だけではなく、新興国も投資対象としては期待が出来る投資先だと思います。
投資信託で積立が出来るかどうかは、ファンド自体ではなく、取扱い金融機関にも因りますので、取引先の金融機関で確認してみた方が良いでしょうね。
また勉強されているので、既にご承知かも分かりませんが、リバランスも行われるとよりリスクを軽減できると思います。
老後資金としてお考えでしたら、10年後までは運用重視で積立をされて、10年後の目的の時期になった時には、インカムゲインを目的とした商品にされる事も考えられます。
リスクとリターンのバランスを考えられて、どれくらいの利回りを期待して運用するのかを考えられて、ポートフォリオの配分を考えられると良いでしょうね。
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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積立投資につきまして
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
積立にあたっては、ご家庭全体の資産配分比率をお考えになって商品選択されることをお勧めします。
保険の解約返戻金が、ご主人定年時に2000万円あるとのことですが、保険商品の性格上、一般的にインフレには強くありません。つまり、将来金利が上昇しても連動性は薄いとうことです。
その上、定年時に退職金があると仮定するならば、積立はインフレ対応商品を中心に考えてみてはいかがでしょうか。
確かに、長期に亘ってデフレが継続していますからインフレ対応といってもピンとこないかもしれません。しかし、既に保険というデフレに強い商品をもっていますから、インフレ対応商品を組み入れることで、ご家庭の資産全体としてはバランスのとれた方向に向かうのではないでしょうか。
そのような観点で見れば、国内外の株式を組入れた投資信託は、有力な選択肢になります。
商品選択の基準としては、手数料が安く、投資対象が十分に分散されているファンドが良いと思います。
その点では、国内外の株式指数、例えばTOPIXやMSCIコクサイ指数等に連動することを目指すファンドは、銘柄分散、投資国分散がなされていますので、これらを組合せて買付することを検討してみてはいかがでしょうか。
投資対象が分散され、買付の時間分散も図られるのであれば、精神的にも余裕を持って積立できるのではないでしょうか。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
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