対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
25歳会社員です。
現在定期預金で300万ほどあります。
最近になって投資に興味を持ち始めようかと思っています。
ネットや本で投資について勉強し以下のように購入しようと思っています。
・国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4つを基本とし
新興国株式なども5%~10%ほど購入
国内外・株式債券にリスクを分散させるためと長期的な運用を予定しているので
新興国も含めています。
・販売手数料無料(ノーロード)のもの
毎月の積立時の手数料を無くすため
・信託報酬が1%未満のもの
質問1
新興国を10%とし場合残りは90%となるわけですが
その90%を国内外・株式債券4種の平等に振り分けるのは危険でしょうか?
質問2
上記のように分散投資しているバランスファンドが存在した場合
バランスファンド一点のみ購入で大丈夫でしょうか。
またそのバランスファンドを一点購入するのと自分でファンドを組み合わせるのでは
それぞれどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか?
基本的なことで申し訳ありませんが宜しくお願いします。
鍵街の葵さん ( 東京都 / 男性 / 25歳 )
回答:7件
理論的有利と現実的有利は異なる。
はじめまして、FPの岩川と申します。
質問1について
その資産配分が危険であるかどうかが、問題ではなく、
その資産配分は、どの程度の価格変動があるか?
また、その価格変動に左右されずに投資継続ができるリスク許容を
お持ちかどうかが重要です。
事前にどの程度の価格変動が予想されるかご存じであれば、とくに問題はありません。
投資の場合は、資産評価がマイナス時や下落時は、投資方針を変更したり、中断することがよくあります。
長期投資は、最後まで計画を全うすることが成功への第一歩です。
質問2について
・個別ファンドの組み合わせについて
コストは安いですが、リバランスのやり方でによって結果が大きく左右されます。
日本株式インデックスファンドは、20年前に設定されたものでも元本割れです。
そのようなファンドを保有し、収益を確保していくわけですから、自分自身で行うのは決して簡単ではありません。
・バランスファンド利用のメリット
1.オートリバランス
プロの手によってバランスの修正が行われ、高い資産を売却し、安い資産を常に購入します。
2.非課税リバランス
投資信託を複数保有したリバランスは、収益がある場合は税金が差引かれますが、バランスファンドは、ファンド内で行うため、
非課税となります。
・バランスファンドと個別ファンドを組み合わせる
バランスファンドは、既に資産配分が固定化されており将来的に変更ができないのがデメリットです。
そのデメリットを個別ファンドの組み合わせで解消することが可能です。
個別ファンドの配分でリスクリターンをコントロール出来るようになります。また、新興国など、個人個人異なる運用ニードに
あわせてアセットアロケーションを変更できます。
バランスファンドを軸に、資産配分を組み立てると、緻密なメンテナンスは回避できます。
投資は、「理論的有利」であっても「現実的に有利」になるかどうか別だと思います。
お暇なときにご覧下さい。参考になるかも知れません。
http://www.toushinmkt.com/tm/knows/basic_knowledge.html
評価・お礼

鍵街の葵さん
ご回答ありがとうございます。
バランスファンドと個別ファンドの組み合わせ、非常に参考になりました。
自分の考えに近いバランスファンドとそれを補う個別ファンドで検討してみようと思います。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
「商品選び」よりも大切なこと
鍵街の葵様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご検討されているプランの内容、拝見しました。
分散投資、長期投資の基本をふまえて、運用開始されるのは、わるくない考えです。
ただ、少し想像力を働かせていただけば分かる通り、投資信託は、右肩上がりで、まっすぐ殖えていく金融商品ではありませんので、実際に始めてみれば分かると思いますが、マーケット参加者の不安心理が高まれば、当然ながら、大きく値下がりする局面もあります。
例えば、最近も、ギリシャ危機で、大半の投資信託は、大きく値下がりしましたが、もしそうなった時に、きちんと感情をコントロールしながら、投資を継続していけるのか、といった点は、「商品選び」以上に重要です。
コストを下げたところで、マーケット全体が低迷してしまえば、値下がりは避けられませんから、根本的に元本確保型の運用とは違うという点については、十分な理解が必要です。
ネットや本で読まれたのは、おそらくバイアンドホールド(買って持ち続ける)という戦略だと思いますが、その他にも、高い時に一部売って、安い時に一部買い増すやり方やリスクヘッジ目的でデリバティブ取引を組み合わせるやり方なども考えられます。
資産運用は、奥の深い世界ですので、なるべくなら、信頼できるアドバイザーについてもらった方がよいかもしれませんね。
いずれにしても「投資計画」が大切です。
ちなみに、バランスファンドは、局面に応じて、リスクをコントロールしにくいという理由で、個人的には、あまりおすすめしていません。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼

鍵街の葵さん
ご回答ありがとうございます。
確かに考えていたのは購入後保持し続けるといったもので
投資信託の入れ替えについては考えておりませんでした。
どういった方法で行うのか、どのくらい費用が発生するのかなど勉強してから
投資に手を出したいと思います。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
資産配分を決めるのはご自身の気持ちが大きい。
鍵街の葵さんへ
おはようございます。上津原マネークリニックの上津原と申します。
投資に興味をもたれることはすばらしいことだと思います。長い目で見て、投資をしていたために気持ちが救われるといったことも考えられるからです。
いろいろと勉強をされる中で、分散投資を思い立ったように思われます。値動きを気にせずに、じっくりと投資をされたいというお気持ちなのでしょうか。
ただ、分散投資といっても、投資先の分散だけでなく、投資時期の分散も大事になってくるように思われます。何年間でポートフォリオをつくるかについても考えられることをお勧めします。
質問1の答えについても、危険かどうかは実際に投資してみてどのように感じたかになってきます。理論的に平等に振り分けることがリスクが小さい方法であっても、鍵街の葵さんの仕事が手に付かなくなったり、胃が痛くなったりするようであれば安全資産を多くすべきでしょう。
質問2の答えについてですが、バランスファンド1本にするのは分かりやすさやファンドマネージャーの判断で資産配分をするといった点で利点があります。ただ、もっとリスクをとりたいとか、安全運用に切り替えたいといったコントロールをご自身でしたいということであれば、ファンドを分けたほうが良いでしょう。
気になることがあればお聞かせください。
評価・お礼

鍵街の葵さん
ご回答ありがとうございます。
300万ほどありますが一括購入ではなく何回かに分けて購入し
その後毎月小額づつ購入しようと思っています。
バランスファンドは魅力的ですがご指摘にあったように配分変更できないのが
ネックだと感じておりますのでその分は個別ファンドを組み合わせて対応したいと思います。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
投資信託の件
鍵町の葵さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
質問1について
残りの90%相当額を平等に振り分けることが危険かどうかにつきまして、現在のマーケットの状況や今後の見通し、鍵町の葵さんへご自身の投資スタンスを十分に考慮したうえで、決定していってください。
株式や債券以外にも、金や石油、不動産も証券化され、投資対象にすることができます。
また、運用する目的につきましても、将来のキャピタルゲインを得るという投資スタンスに限らず、高い配当など得るインカムゲインを目的とした投資もあります。
質問2について
バランス型のファンド一本で投資を行うことにつきましては、あまりお勧めはできかねます。
ノーロードのファンドが多くなったとはいえ、購入時の手数料や保有している期間の信託報酬手数料が割高になりがちとなりますので、信託報酬手数料なども割安で済む上場投信(ETF)を上手く組み合わせて、ご自身で納得できるポートフォリオを組むことをお勧め致します。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

鍵街の葵さん
ご回答ありがとうございます。
株式、債券以外の投資対象については考えていませんでした。
こちらも含めて再度検討してみようと思います。
ETFについては内容や購入方法などは理解できていないので
こちらも勉強させていただきます。

渡辺 行雄
鍵街の葵さんへ
お返事いただきありがとうございました。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからも分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
1
決定された資産配分方針通りのご購入をお勧めします。
鍵街の葵 様
初めまして、投資アドバイザーのオフィス マイ エフ・ピー吉野充巨です。
投資を始めるにあたって、様々に情報を得た上での資産配分のご様子、その方針通りでアセットアロケーションを組まれる様お勧めします。
質問1.につきましては、危険とはいえないものと考えます。
アセット・アロケーションを考える際の考え方の一つとして4資産への均等配分が有ります。最もベーシックな形です。其処から、10%の新興国投資をお考えに為る際の、割合は、
新興国株式10%、先進国株式22.5%、先進国債券22.5%、日本株式22.5%、日本債券22.5%、w@
外貨建ての比率が55%に、株式が55%に変化するだけですから、リスクが極端に上がるわけでは有りません。
質問2.はご自分で夫々のアセットクラスに対応するものを夫々購入されるようお勧めします。
確かに、リバランスの手間は省けるものの、リアロケーション(資産配分の組み直し)には向きません。
今後も勉強を積み重ねた際、運用対象の見直しや対象銘柄の見直しの可能性が有ります、その際には、ご自分で組み直しの必要性が高まります。
アドバイスとして、
ご購入の際には、各資産を対象とした、信託報酬の安いインデックス・ファンドをお勧めします。ご承知の通り、運用成果にはコストが重要ですし、ファンドの成績はインデックスに勝つことが困難とされています。
私のホームページにコストの安いインデックスのリストを掲載しています。宜しければご一読ください。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
なお、本回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、
有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、
ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本回答は、信頼できると判断した情報に基づき、回答者が作成していますが、
その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありまん。
評価・お礼

鍵街の葵さん
ありがとうございます。
購入の際にはアドバイスにあるとおり信託報酬の安いインデックスファンドをメインにしたいと思います。

吉野 充巨
高評価を頂き有り難うございました。
「売り手の利益が買い手のコスト」となります。是非コストの安い運用をお続けください。

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
1
早い内から資産運用をされておくのは良いですね。
はじめまして、鍵街の葵さん。
FP事務所マネースミスの吉野裕一です。
まずしっかりと運用目標を立てておいた方が良いでしょうね。
長期投資と思われていますが、老後資金なのかある程度の運用期間の後に使用目的があるのか決められると良いでしょうね。
毎月の積立をされる事も考えておられますが、その額によっても今後のポートフォリオが変わってきますね。
1万円の購入なのか5万円の購入なのかでは、購入する商品も変わってきますね。
勿論バランス型ファンドでしたら、1万円でも分散投資をしながら購入は出来ますね。
その上で、10%を新興国へ投資したあとの資産配分は様々になってきます。
鍵街の葵さんがリスクを嫌うようでしたら債券を多く買い付けに行くべきでしょうし、多少のリスクがあっても長期投資であるので仕方がないと思えば株式の比率が増えるでしょう。
更に国内外による為替リスクを考えて、国内外の比率も変わりますね。
バランス型ファンドについてですが、私はバランス型よりは商品も分けることをお勧めしています。
バランス型のメリットとしては、管理が容易だということですね。
投資家によれば、1商品を購入するだけなので良いのでしょうが、バランス型の場合は手数料が高いものが多い事や比率が決められている事、運用会社が分散されていないので投資方針が同じという事などデメリットもあります。
まず自分で比率を決めたりするのではなく、事前に自分にはどういった比率でどういった商品を購入していけば良いかをしっかり納得する事をお勧めします。
評価・お礼

鍵街の葵さん
リスクの分散といっても国内外で為替リスクの分散
株式債券で金利変動やリスク・リターンの絶対値の調整などいろいろあるのですね。
またバランスファンドより自分で組み合わせた方が調整が効くことも勉強になりました。
ありがとうございます。

吉野 裕一
高評価頂き、ありがとうございます。
資産運用をご自身で始められて、良い運用が出来ずに道半ばで止められて、資産運用に対して誤った認識を持ってしまう方も多いようですが、資産運用だけではなく基本は重要です。
また、インターネットや雑誌、マスメディアなどに言われている事は一般的な事などので、ご自身に合った運用方針を持つ事も大事でしょうね。

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
6
先進国ETF、新興国投資信託という分別も検討に
鍵街の葵様
色々とお若い内からお勉強されていて何よりです。
基本的に、ノーロードのインデックスファンドにて
分散投資を行うというスタイルでしょうか。
非常に無難な選択で宜しいのではないでしょうか。
気になるところとしては新興国株式の割合が、リスクを大きく取れる
ご年齢の割には少ない気が、個人的に多少感じました。
ここ数年で現在の先進国の成長は鈍化するのは目に見えていますし
長い投資ができるからこそ、新興国株式というものはもう少し割合を
増やしてもいい気がしています。
質問1ですが、鍵街の葵様がどこまでリターンを要求するかにて
割合は変わってきます。
当然大きなリターンを要求するためには株式比率(特に新興国)
を高めなければなりませんし。
まずは目標設定を今一度整理されてみてはいかがでしょうか?
質問2ですが、バランスファンドは手間が掛かりませんし
最近では信託報酬1%以下のバランスファンドは存在します。
私もテスト的に購入を継続していますが、パフォーマンスはまあまあです。
実際に運用していて思うのは、そのバランスファンドが状況の変化に応じて
自分の考えどおりにリアロケーションするかどうかでしょうか?
おそらくできません。
そうなると、自身でバランスファンドを構築する訳ですが
昨今、非常にわかりやすいテーマ毎の、ノーロードファンドもでていますから
上手く組み合わせできると思います。
ご参考までに、先進国に対しては今後長い成長が見込めまい等を
考慮し、「ETF」を購入、将来的に成長できる先進国に対しては
「投資信託」を活用する等の考えも有効ですよ。
また、現在ある資金については一度に投入すことでも良いですが
人間である以上「一番安いときに買いたい」という心理が働くものです。
精神的投資安定を加える意味で「積み立て投資」というものは
有効に作用しますので、そちらも検討されてみてはいかがでしょうか。
上手く資産運用して鍵街の葵様の目標達成ができると良いですね。
評価・お礼

鍵街の葵さん
ご回答ありがとうございます。
新興国株式はハイリスク・ハイリターンの典型的なものというイメージがあり
若い内でも10%ほど高くても15%という情報がネットや本ではほとんどでしたので
低めに設定しておりました。
バランスファンドについてはやはりそれぞれにインデックスファンドを組み合わせた方が
良さそうですね。

三島木 英雄
コメント・ご評価いただき有難うございます。
自分に最適なパートナーをつけることが
一番の成功の秘訣だと思います。
自身の考えに、時に「こういう方法があるよ」
といってくれる良い助言者をつけることで
色々な考えをもとに、最適な投資ができると思います。
投資の成功、是非達成してください。
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