対象:老後・セカンドライフ
今までプルデンシャルの保険に入っていましたが、80歳で医療保険の保証がなくなってしまうことに気付き見直しをしています。
東京海上日動あんしん生命
医療保険120日型入院給付金額5000円保険期間終身払込期間65歳年間36915円
がん治療支援保険診断給付金額100万円入院給付金額10000円保険期間終身払込期間終身24208円(手術給付金特約通院給付金特約がん先進医療特約抗がん剤治療特約など付加されていません)
長割り終身5年ごと利差配当付低解返戻金型終身保険保険金額400万保険期間終身払込期間65歳年間69324円
を考えています。
シンプルな考えの保険でこれで行こうと主人は考えていますが、私としては先進医療もついていない、脳梗塞などになった場合入院5000円と考えると少し不安です。
セカンドオピニオンがついていたほうが安心するよう気もします。
あと2000円ぐらい出せるとしたら、他の保険会社でいまおぎなえきれていない部分を補うほうがいいのか、東京海上のほうで特約をつけたほうがいいのか、はたまたそこまで考えないでこのままで十分なのか考えをお聞かせください。
家族構成は主人29歳私30歳娘が二人1歳と4歳です。
長文となりましたがよろしくお願い致します。
コッシーさん ( 香川県 / 女性 / 30歳 )
回答:2件
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
4
保険の選択につきまして
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
既に具体的な商品の目途を立てていらっしゃるようですが、もし特定の保険会社へのこだわりがなければ、希望される先進医療特約等の保障を備えた保険は数多くありますし、その保険料もリーズナブルです。
ですから、医療保険とがん保険の加入会社の選択肢を広げれば解決する話ではないでしょうか。
尚、先進医療の年間実施件数は、その患者数と比較すると多くありません。また、技術の進歩により、公的保険適用の代替技術も現れているようです。
脳梗塞の入院給付金が5000円では不足と考えていらっしゃるのは、ご主人が自営業で、万が一の場合の収入補填が必要と考えていらっしゃるのでしょうか。もしそうであれば、増額は再考の余地があります。
しかし、脳梗塞の入院日数の長さが気になるのであれば、1入院の保障日数と、1日当り入院給付金についても、自分が必要と考える数字を再確認してはいかがでしょうか。
公的保険対象の医療は、高額療養費制度を使用すれば月100万円の医療費がかかっても月約9万円(一般の所得の場合)が支払い限度額になります。
これを30日で割れば1日当り約3,000円です。
しかし差額ベッド代や食事代も保険で充当したいのであれば5000円では不足でしょう。
自分自身が希望している事は何か明確にしてはいかがでしょうか。
入院日数については、各傷病とも短期化しており、多くの病気が全年齢を通じて60日以内となっています。
懸念されている脳血管疾患(脳梗塞含む)は平均在院日数が100日を超えていますが、65歳未満ではほぼ60日未満となっています。
高齢時の医療費については、今後の長期的な貯蓄で備えるという方法も選択肢のひとつではないでしょうか。
保険料には多くの費用が含まれています。ですから、ある程度資産が蓄えられた段階からは、保険に頼り過ぎないことも重要です。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
コッシーさん
2010/10/29 09:26回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
もっとききたいことがあります!
また相談にのって欲しいです
山田 聡
2010/10/29 10:33ご評価ありがとうございます。
保険の加入や見直しにあたっては、公的保険制度や、加入している健康保険組合(会社員の場合)の上乗せ給付を知ることから始めます。
そして、各傷病の年齢別の入院日数等、医療の実態も知ることが重要です。
これらを踏まえた上で、自分が必要と感じる保障を見つけます。
長期的な累積支払い保険料を考えれば、安易な選択は後で後悔することになります。
十分に理解・納得してから選択しましょう。
菊池 洋光
保険アドバイザー
5
50年後の約束をする価値がありますか?
コッシー 様
こんばんは!ほけん工房の菊池です。
この見直しの動機は80歳で医療保険の保障がなくなる事ということですが、今一度、下記の視点から考えてみてください。
「50年後の約束をする価値がありますか?」
私の答えは「NO」に近いです。
●視点1
死亡保険であれば人は必ず死亡するという前提でいえば100%保障されますが、医療保険は一度も保障されずに一生を終えることもあります。
●視点2
入院日数の短縮、入院を伴わない手術の拡大など、未来の医療および健康保険制度等に変化があると言われています。インフレ等も含む環境の変化を気をつけなければなりません。
●視点3
時代にあった保険商品が開発される可能性が高いこと等・・・他
このように視点を変えてみると、この変更をすべきなのかどうか考えさせられるはずです。
一旦、変更する意味がないと考えられたところで、他の問題点への気づきを感じ取っていただき、他の理由によって変更される事をおすすめします。
先進医療=先端医療が全てOKという事ではありません。自由診療というキーワードも含めて検討されてください。
http://196816.co.jp
評価・お礼
コッシーさん
2010/10/29 19:23ご返答ありがとうございます。
いろいろな見方があるのですね。
もう少しいろいろ考えています。
ありがとうございました。
菊池 洋光
2010/10/29 20:20ご評価いただきましてありがとうございます。
今後とも当サイトを宜しくお願いします。
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング