対象:老後・セカンドライフ
こんにちは。
両親の老後について悩んでいます。
私は兵庫県在住の40歳です。
実家は東京で両親と犬とで暮らしています。
暮らしている家は持ち家で、15年ほど前に建て直しました。
土地も母親のものです。
父が転職を繰り返したせいで退職金が無く、
祖母が残した預貯金とその持ち家が資産です。
貯金も潤沢にあるわけではなかったので、建て直し費用は
地元の信用金庫でローンを組みました。(5000万円)
ただ、返済が心配だったので3階建てにし、1階をアパートにして
その家賃収入で返済する計画を立てました。
鉄筋の3階建てで1回はアパートとして3室貸しており、
家賃収入が月15万円ほどあります。
返済額と修繕積立をしてもおそらくそこは返済出来るだろうと思っています。
一部ローンは全額返済し、現在ローンは2000万程度。預貯金も2000万程度です。
このまま預貯金を使い全額返済してしまって、家賃収入と年金でやっていくというのも手ですが、
手持ちが少ないことへの不安は否めず、母親からは拒否されています。
両親は70歳。父はまだ働いていますが、いつまで働けるかわかりません。
私は会社が大阪なので、東京に戻ることもできない状況です。
さて、そうした中、両親の面倒を今後どのように面倒見ていこうか頭を悩ましています。
健常でいれば持ち家でほそぼそとでも暮らさせておくというのがお金がかからなそうなのですが、
それとていつかは誰かの手を借りなくてはならず、介護やケアスタッフさんのお世話になるかと思います。
そう考えると老人ホームということもありえるかな?と最近思ってきました。
しかし、介護のレベルが上がらないとなかなか特養のホームに入ることは容易ではないこと。
有料老人ホームで考えると、東京の入居費用の高さに唖然とするばかりです。
いっそのこと、両親を環境が良く費用のかからない国内のどこか(例えば沖縄とか)に移住させたらどうかと思っています。
関西も東京同様有料老人ホームの入居費は高そうなので、近くに移住させるというのも容易ではなさそうです・・・。
リバースモーゲージを使うことも考えてますが、両親が共に他界することも無いので、どちらかがしんどい思いしそうで
それもどうかなと・・・。
離れて暮らす両親の今後を考えると、どのように両親に提案していくのがベストなのかアドバイスをいただけるとありがたいです。
salem1418さん ( 兵庫県 / 男性 / 40歳 )
回答:2件
老後の介護と終の棲家
はじめまして
ご両親が離れた場所で暮らされていると、いろいろ心配なことがありますよね。
元気なうちに終の棲家をどうしようかと考えることは素晴らしいことだと思います。
お年寄りの方は住み慣れた場所で老後を暮されることを望む方が大半で、理由として知らない土地には友人が居らず、土地勘もないので引きこもりがちになってしまうからです。
東京都内の福祉施策は全国的から言って進んでいると思いますので、重度の認知症など24時間介護などにならない限りは、在宅介護も可能だと思います。
住宅において、バリアフリー化するか否かという問題も、障がいの種類やADL(日常生活動作)の内容によっては、福祉用具の上手な利用で改修は必要ないケースも多々あります。
大切なのは、お元気なうちに福祉関係を相談できる相手を知っておくことで、住宅においても「かかりつけ医」のような生活スタイルに合わせたアドバイスやサポートをしてくれる建築士とつながっておくことが宜しいかと思います。
元気なお年寄りが一番気をつけなければいけないことは、「住宅内での事故」です。
今まで出来ていたことが出来なくなるのがお年寄りの特徴なので、屋内階段の昇り降りや浴槽への足上げで転倒事故・骨折などにならないようご両親にアドバイスしてあげてください。
老後の蓄えは必需なので、お母様が仰る通り全額返済はせず、一度FPなどに資産運用についてご相談しておくと安心できますね(^^)
ご参考になれば幸いです
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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