対象:老後・セカンドライフ
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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保険の選択につきまして
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ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
既に具体的な商品の目途を立てていらっしゃるようですが、もし特定の保険会社へのこだわりがなければ、希望される先進医療特約等の保障を備えた保険は数多くありますし、その保険料もリーズナブルです。
ですから、医療保険とがん保険の加入会社の選択肢を広げれば解決する話ではないでしょうか。
尚、先進医療の年間実施件数は、その患者数と比較すると多くありません。また、技術の進歩により、公的保険適用の代替技術も現れているようです。
脳梗塞の入院給付金が5000円では不足と考えていらっしゃるのは、ご主人が自営業で、万が一の場合の収入補填が必要と考えていらっしゃるのでしょうか。もしそうであれば、増額は再考の余地があります。
しかし、脳梗塞の入院日数の長さが気になるのであれば、1入院の保障日数と、1日当り入院給付金についても、自分が必要と考える数字を再確認してはいかがでしょうか。
公的保険対象の医療は、高額療養費制度を使用すれば月100万円の医療費がかかっても月約9万円(一般の所得の場合)が支払い限度額になります。
これを30日で割れば1日当り約3,000円です。
しかし差額ベッド代や食事代も保険で充当したいのであれば5000円では不足でしょう。
自分自身が希望している事は何か明確にしてはいかがでしょうか。
入院日数については、各傷病とも短期化しており、多くの病気が全年齢を通じて60日以内となっています。
懸念されている脳血管疾患(脳梗塞含む)は平均在院日数が100日を超えていますが、65歳未満ではほぼ60日未満となっています。
高齢時の医療費については、今後の長期的な貯蓄で備えるという方法も選択肢のひとつではないでしょうか。
保険料には多くの費用が含まれています。ですから、ある程度資産が蓄えられた段階からは、保険に頼り過ぎないことも重要です。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
コッシー さん
2010/10/29 09:26
回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
もっとききたいことがあります!
また相談にのって欲しいです
山田 聡
2010/10/29 10:33
ご評価ありがとうございます。
保険の加入や見直しにあたっては、公的保険制度や、加入している健康保険組合(会社員の場合)の上乗せ給付を知ることから始めます。
そして、各傷病の年齢別の入院日数等、医療の実態も知ることが重要です。
これらを踏まえた上で、自分が必要と感じる保障を見つけます。
長期的な累積支払い保険料を考えれば、安易な選択は後で後悔することになります。
十分に理解・納得してから選択しましょう。
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今までプルデンシャルの保険に入っていましたが、80歳で医療保険の保証がなくなってしまうことに気付き見直しをしています。
東京海上日動あんしん生命
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コッシーさん (香川県/30歳/女性)
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