対象:老後・セカンドライフ
現在入院中の母は86歳で介護度3です。
医師には退院後は老健への入所を勧められました。
一月の費用は4人部屋を希望しても12万程度かかるそうです。
母の収入は国民年金と厚生年金のみで一回の受給金額は10万程、
介護保険料後や期高齢者医療保険料などもその中から払っています。
入院前は同居していましたが世帯は別で母は一人世帯です。
家族は私以外には居らず、私も独身で生活費やローンの他に
月6万以上の差額を出すのは大変厳しい状況です。
費用を軽減する方法はないでしょうか?
nozさん ( 神奈川県 / 女性 / 39歳 )
回答:2件

新谷 義雄
行政書士
1
老健の費用を軽減したいのですが...
nozさん、ファイナンシャルプランナーの新谷と申します。
「老健」はいわゆる介護老人保健施設で、自宅での生活を可能にする為に原則3カ月の受け入れ期間だと思います。
リハビリや、介護度を下げて、自宅での生活復帰を目的としています。
もしかしたら、長期的な入所を目的とし、終の棲家とした「特別養護老人ホーム」等への入居も想定した事をおっしゃっているのかも知れませんね(場合によっては「老健:は特別介護老人ホームの代用とされているケースもあります)
今後のお母様の介護生活はNozさんのお住まいや、介護に費やせる時間、地域介護サービスなど様々な観点から決めて行くべきですが、老健はあくまで一時的な入所ですので、在宅介護を目指した生活面でのリハビリをしっかりしてくれる施設かを見極める必要があります。
特別養護老人ホームも公的施設は安価に利用できますが、待機者が多い状況みたいです。他にも「新型特別養護老人ホーム」「介護療養型老人保健施設」などサービス内容や、費用など様々な施設がありますので、今後のお母様の必要とする介護サービスと照らし合わせるべきでしょう。

徳永 栄一
建築家
3
小規模多機能型居宅介護の利用は
こんにちは、nozさん。フォルム設計企画で、建築士と社会福祉士として仕事をしております徳永と申します。
さて、介護老人保健施設では12万円かかる生活費を年金等で賄うには大変とのことですね。
現在、高齢者の施設系サービスは、特養と老健、療養型医療施設の3つで、生活費では特養が一番安いと思います。その中で、入院先のDrが老健を進めているは、待機者が多く退院に合わせては入所ができないことからの配慮だと思います。
特養への入所が難しいために、在宅サービスでの居住系サービスがあります。グループホームや特定施設入居者生活介護(有料老人ホームやケアハウスの認定施設)が候補になりますが、これらのサービスもそこそこの金額(老健と同等)がかかります。
そこで、小規模多機能型居宅介護のサービスの検討はいかがでしょうか?
小規模多機能型居宅介護(以下、小規模)は、在宅サービスで、生活の基本は自宅となります。小規模のサービスは、「通い」「泊まり」「訪問」の3種類があり、それを組み合わせて生活支援を行います。
サービス利用額は、介護認定の限度額の約8割の1割負担です。ただし、食事と宿泊費等は別途加算となります。
小規模は、生活の基本を自宅になっていますので、24時間介護を受けられるわけではありません。何を手伝ってほしいか、例えば、食事、入浴、週末だけ泊まる等、1週間の生活を見つめて、必要な時間だけサービスを受けるシステムですので、そのことは承知しておいてください。
まずは、お近くの地域包括支援センターに相談に行かれることをお勧めします。地域法各支援センターは、地域のよろず相談場所ですので、気軽な気持ちで訪問できます。
また、電話で問い合わせでも親切に相談に乗っていただけると思います。ここで、小規模のサービスの詳細をおたずねすることをお勧めします。
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